FC2ブログ

NYダウ大幅続落 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は、NY市場の朝方は株価が戻す場面もあり112円台半ば

    まで買われたものの、その後株価が下げに転じると112円を割り込む。

    111円83銭まで下落し、112円台に戻して取引を終える。

  • ユーロドルでも引き続きドル売りユーロ買いが優勢となり、10日ぶり

    となる1.160まで上昇。

  • 株式市場は大幅続落。朝方はプラスで始まったが、徐々に下げに転じ、

    結局ダウはマイナス545ドルと大幅に続落。ナスダック、S&P500も

    同様に大きく下げる。

  • 債券はリスク回避の流れが続き続伸。長期金利は3.15%台まで

    低下する。

  • ドルが連日売られたことで、金は大幅に続伸。前日比34ドル買われ、

    8月以来となる1220ドル台を回復。原油は大幅に続落し、70ドル台に。


  • 9月消費者物価指数         →  0.1%

  • 新規失業保険申請件数       →  21.4万人

    本日の注目イベント

  • 中   中国 9月貿易収支

  • トルコ  トルコで軟禁中の米国人牧師ブランソン氏の審理

  • 欧   IEA月報

  • 中   中国 9月貿易収支

  • 独   独9月消費者物価指数(改定値)

  • 欧   ユーロ圏8月鉱工業生産

  • 米   10月ミシガン大学消費者マインド(速報値)

  • 米  企業決算 → JPモルガン、ウェルズファーゴ、シティーグループ


    米国発の株価の急落が世界の株式市場に伝播し、日本を含む主要株式市場を大きく

    揺り動かしています。特に東京株式市場はその動揺が大きく「米国がくしゃみをす

    れば、風邪をひく」とまで言われるほど「虚弱体質」です。

    前日831ドル下げたNYダウでしたが、昨日の日経平均株価は915円も下げま

    した。前日に続きダウは昨日も545ドルの大幅安です。本日の日本株の下げがど

    の程度になるのか、注目されます。

    米国発の株安が日本の株安につながり、リスク回避の動きが加速していることで安

    全通貨の「円」に買戻しが入っている状況です。もっとも、株価の下落幅の割には、

    ドル円の下落幅は小幅にとどまっていますが、注意は必要です。

    米国債が買い戻され、長期金利は低下してきているとは言え、それでも足元の水準は

    3.15%で、高水準です。

    これがドル円の下落を抑制している一因とも言えます。



    今回の米国発の株価の急落は、長期金利の上昇と、米中貿易戦争が

    長期化し、さらにエスカレートする可能性のあることが主な要因です。

    これまで株価の上昇を自分の「成果」として誇ってきたトランプ大統領にとって、

    これ以上の株価の下落は、中間選挙まで残り時間が少ないこともあり、何としても

    避けたいところです。

    そのため、連日FRBの利上げを批判し、10日の演説では「FRBは狂って

    しまった。連邦準備制度は常軌を逸した」と、厳しい批判の声をあげています。

    また今朝の報道では、11月のG20会合でトランプ氏が習近平中国主席と

    会談する予定があると、米メディアが報じていることも、その打開策の一環と

    捉えことができます。



    もっとも、今回の株価急落の原因をつくったのは、トランプ氏自身であることは

    論を待ちません。

    景気の拡大を図り金利上昇を招いたのは、財政規律を無視しても実施した

    大型減税であり、「自国主義」を掲げ、自分から仕掛けた「アメリカファースト」が、

    世界を貿易戦争に巻き込んだことは明白です。



    独立性の強いFRBがこの批判の声で、今後の金融政策を変更することは

    ないとは思いますが、ここは、敢えてうがった見方をすれば、FRBの利上げスタンスが

    やや変わってくる可能性もあると予想しています。

    昨日発表された9月のCPIは「0.1%」でした。

    FRBはインフレ率の判断基準としては、「PCEデフレータ」をより重要視している

    と言われていますが、現時点ではインフレ率が2%を大きく超えて上昇する気配は

    ありません。

    今後FRB高官が利上げペースの鈍化を示唆する発言を行うことは、十分想定でき

    ると思います。



    NY市場で111円83銭まで売られたドル円は、ほぼ昨日と同じ水準で戻ってきました。

    上でも述べたように、本日は日本株がどこでまで下げるのか、あるいは粘り腰を

    見せてこの悪い雰囲気を変える「ムード・チェンジャー」になれるのか、注目です。

    ドル円は昨日コメントしたように、「日足」の「52日線」近辺で下げ止まって

    います。もしこのレベルを抜くようであれば、「雲の上限」である111円46銭前後が 

    サポートになると予想しています。

    予想レンジは111円70銭~112円70銭程度とします。


    スポンサーサイト

  • コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/2581-efe16941

    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。