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ドル円株価に翻弄されるも111円近辺で推移 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 上値がやや重いドル円は、経済指標の発表をきっかけに

    ドル売りが加速し、110円46銭まで下落。株価の大幅下落にも

    反応した形だったが、株価が急反発したことで111円台を回復。

  • ユーロドルは1.14を挟んでもみ合い。1.14台半ばを

    抜けないものの、1.13台前半も底堅い。

  • 株式市場は荒っぽい動きを続けながらも引け値では続伸。

    ダウは一時600ドルを超える下落に沈んだが、引けにかけて

    反発。前日比260ドル高で取引を終え、2万3千ドル台を回復。

  • 債券相場は反発。長期金利は2.7%台へと低下。

  • 金は3日続伸。原油価格も荒っぽい動きが続き、この日は

    大幅安となり44ドル台に。


  • 新規失業保険申請件数       →   21.6万件

  • 10月FHFA住宅価格指数    →   0.3%

  • 12月消費者信頼感指数      →   128.1

    本日の注目イベント

  • 日   11月失業率

  • 日  12月東京都区部消費者物価指数

  • 日   11月鉱工業生産

  • 独   独12月消費者物価指数(速報値)

  • 米   11月中古住宅販売件数成約指数

  • 米   12月シカゴ購買部協会景気指数
     

    前日のNYダウが過去最大の上げ幅を記録したことを受けて、昨日の日経平均株価

    も750円高と大幅な上昇を見せましたが、ドル円はジリジリと売られ、一時は1

    11円を割り込み、110円85銭前後までドル安が進む場面もありました。株価

    が上昇するとドル高に振れる傾向が強い中、個人投資家の方からも「株が上がって

    いるのに、何でドルが売られているの?」という問い合わせも何件かあったほど、

    昨日はドル円と株価の相関は見られませんでした。ただそれでも再び111円台を

    回復する展開でしたが、ドル円の上値の重さは気になるところです。

    昨日は、前日110円まで売られたドル円がNYでは株価の上昇に111円台半ば

    までドル高が進んだことで、本邦の輸出筋が年末ということもあり、ドル売り注文

    を持込み、その額が比較的多かったと理解しています。

    日米ともに、株価の乱高下はとまりません。前日大幅高だったこともあり、昨日の

    NYダウは一時600ドルを超えるマイナスに沈む場面もありましたが、引けにか

    けて急速に買いが入り、結局260ドル高で取引を終えています。

    ドル円も株価の大幅下落に110円46銭まで売られましたが、その後111円台

    まで値を戻すなど、株式市場の動きに翻弄されています。株価が落ち着きを見せる

    までは、この傾向が続きそうです。

    昨日のNY朝方のドル円と株価の下げは、軟調な経済指標に反応したものです。

    12月の消費者信頼感指数は「128.1」と、予想の「133.5」から大幅に

    低下し、7月以来の低水準でした。

    ブルームバーグによると、特に労働市場に関する見通しは過去41年で最悪となり、

    株式相場の変動や、景気減速で消費者の楽観的な見方が後退しつつあることを示唆

    していると報じています。

    実際、項目別の数値を見ても、「今後6カ月以内に高額商品を購入する予定」では、

    自動車、住宅、大型家電など、すべての比率が低下しています。

    前日発表されたリッチモンド連銀製造業指数も、市場予想の「15」に対して「-

    8」と、大幅に悪化しており、来年後半には米景気の減速を予想する多くのエコノ

    ミストの見方を裏付ける状況になってきました。

    ここ数日パウエルFRB議長を巡る報道が増えていますが、ウォールストリート・

    ジャーナル(WSJ)は、トランプ大統領は側近に対して、パウエル議長との会談

    に前向きで、政治からも独立しているFRB議長が大統領と会談するのは過去にも

    例はあるものの、異例だと伝えています。

    株式市場が乱高下している中、会談が実現すれば、両者の信頼関係は強固であるこ


    とがアピールされ、株式市場には好材料になります。


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