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金5年10カ月ぶりの高値を記録 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は107円台前半から半ばで小動き。G20を控えている
ことから様子見の雰囲気が支配的に。
◆ユーロドルは続伸。IFO企業景況指数がそれほど下振れして
いなかったことを好感し1.1404まで上昇。
◆株式市場はまちまち。ダウは8ドル上昇したものの、ヘルスケアが売られ
S&P500は小幅安。
◆債券相場は反発。長期金利は2.01%台まで低下し、再び2%割れを
試す展開に。
◆金は続伸し、1418ドル台に。原油価格もイラン情勢の緊迫を
背景に続伸。

本日の注目イベント

◆日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(4月24日、25日分)
◆米   4月FHFA住宅価格指数
◆米   4月ケース・シラ-住宅価格指数
◆米   6月リッチモンド連銀製造業指数
◆米   5月新築住宅販売件数
◆米   6月消費者信頼感指数
◆米   ウィリアムズ・NY連銀総裁講演
◆米   ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
◆米   パウエル・FRB議長講演
◆米   バーキン・リッチモンド連銀総裁講演
◆米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演


トランプ大統領は予定通り、イランに対する追加制裁を発表。最高指導者ハメネイ師
や軍高官8人に制裁を科しました。
米国内に保有する個人資産を凍結しましたが、バグダッドの米大使館が4月にフェイ
スブックに掲載した資料によると、ハメネイ師は推計2000億ドル(約21兆36
00億円)相当の資産を保有していると見られています。(ブルームバーグ)
トランプ氏は24日ホワイトハウスで、制裁によりハメネイ師と同師の組織は金融リ
ソースにアクセスできなくなると説明し、「イランの最高指導者は同政権による敵対
的行為に究極的に責任を負う」と述べています。

今週は最重要イベントである「G20大阪サミット」が開催され、ここで米中首脳会
談が行われることになっており、市場はこのイベントを前にして動きにくい状況にな
ってきました。ドル円は引き続き上値は重いものの、昨日は値幅もわずか27銭程度
でした。株式市場も、FRBによる利下げ期待だけではここからもう一段上昇する勢
いもなく、さらなる支援材料が必要な状況です。
そんな中、ユーロドルの上昇が目立っています。
昨日は6月のIFO企業景況指数が発表され、前回よりも悪化していたものの予想通
りだったことでユーロが買われ、一時1.1404まで上昇。約3カ月ぶりの高値を
つけました。また、債券市場でもイランに対する追加制裁の発表を受けて、安全資産
の債券と金が買われ、長期金利は再び2%に迫る水準まで低下し、金価格は5年10
カ月ぶりとなる1420ドル台まで上昇する場面がありました。

市場が将来のリスクに対して身構えている証ですが、恐怖指数と言われる「VIX指
数」は節目の「20」を下回っており、足元でも「15.3」程度で推移しています。
株価が堅調なことがその背景ですが、その株価は利下げ期待に支えられており、7月
の利下げ確率はほぼ100%になっています。
また、年内3回の利下げを予想する向きも徐々に増えてきました。
ただそんな中、市場の前のめりの利下げ期待に警鐘をならすFRBメンバーもいます。

ダラス連銀のカプラン総裁は24日、利下げを巡って懸念を表明しています。
「現時点で金融刺激を増やせば米経済の過剰と不均衡が一段と拡大し、最終的に制御
が困難かつ面倒になる恐れがあると懸念している」とダラス連銀が公表した論文で述
べています。
総裁は、「貿易を巡る緊張と不確実性がこの2カ月で大幅に高まり、見通しの下振れ
リスクが高まった」ことを認めながらも、それでも利下げの準備はまだ整っていない
とし、「米金融政策のスタンス変更が適切かどうか考える上で、より多くの時間をか
けて状況の変化を見守るのが
賢明だろう」と述べています。総裁は、緩和政策による過剰流動性を懸念しており、
リーマンショックの再現を心配しているようです。
ドル円は本日も引き続き小動きかと思いますが、ユーロドルがさらに一段高を見せる
ようだと、再び107円割れを試す可能性も出てきそうです。
ユーロドルは日足の雲を「明確に抜けて」おり、この状況は昨年9月以来のこととな
ります。上値のメドは1.1420~30前後かと思いますが、ここからは「週足」
の厚い雲にぶつかります。

本日のドル円は107円~107円70銭程度と予想します。


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