fc2ブログ

米ナスダック、S&Pが最高値更新 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は午前中に108円を割り込み、107円93銭まで
売られたが、その後反発し108円25銭近辺まで上昇。
108円を挟む展開が続き、明確な方向感に乏しい。
◆ユーロドルは1.11台前半から半ばで推移し、1.11台
定着を試すような動きに。今夜のECB理事会での緩和観測が
上値を抑える。
◆株式市場はまちまち。ダウは売られたものの半導体銘柄が上昇し、
ナスダックと、S&P500は最高値を更新。
◆債券相場は反発し、長期金利は2.04%台へ低下。
◆金は3日続伸。原油は反落。


◆6月新築住宅販売件数       → 64.6万件 

本日の注目イベント

◆独   独7月ifo景況感指数
◆欧   ECB政策金利発表
◆欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
◆トルコ  トルコ中銀政策金利発表
◆米  6月耐久財受注
◆米   新規失業保険申請件数
◆米  企業決算 → スターバックス、アルファベット、インテル


ドル円は108円25銭近辺が天井の様相を示し、昨日の東京時間でも、
その後のNY時間でもこの水準で折り返す展開が続いています。
もっとも、下値の方も107円台後半では下げ止まり、方向感に乏しい
動きです。本日のECB理事会を皮切りに、来週は日銀の決定会合、さ
らには月末のFOMCと、主要中銀の金融政策発表を控えており、動き
にくいことが背景になっています。特に今回の会合では当局が金融緩和
に動くとの観測が強く、市場関係者の関心も高まっています。

その中でもFOMCでの利下げはほぼ100%と、確実視されており、
注目は「利下げ幅」とその後、年内にあと何回利下げが見込めるのかと
いう点に集まっています。直近の金利先物市場では「0.3%」の利下
げを示唆していますが、個人的には25bpの利下げを予想しています。
一部には50bpの利下げを予想する向きも依然としてあるようですが、
メンバーの中には利下げそのものに反対の立場の委員もおり、経済デー
タもそこまで景気の悪化を示してはいない中、50bpの利下げ幅はF
RBにとってもリスクではないかと思います。
またその場合には「市場を納得させうる、それなりの論拠」を示す必要
もあり、そうでなければトランプ大統領の圧力に屈したと受け止められ
るリスクがあります。今回は25bpの利下げを決め、その後年内3回
のFOMCで経済データを考慮しながら、1回から2回の利下げを行う
というのがメインシナリオかと思います。

ムニューシン米財務長官は24日、CNBCとのインタビューで、「強
いドルを信じている。それが力強い米経済や良好な株式相場を表してい
る。そして特に大統領の経済政策によって、
米国は他国を上回るペースの経済成長を達成している」と述べ、長期的
には強いドルが米経済に有益との考えを示しまた。(ブルームバーグ)
トランプ大統領は今月3日のツイッターに、「中国と欧州は大きな為替
操作ゲームに興じており、(米国は)同じ事をやるべきだ。さもなければ
われわれは今後も間抜けであり続けることになる」と、投稿しており、
トランプ大統領がドル高を望まないのは明らかです。
トランプ大統領に最も近いと見られるムニューシン氏が、このタイミン
グで「ドル高容認発言」を行ったことにやや違和感があります。
そして発言の最後の部分は、トランプ大統領に対する「忖度」と受け止
めていますが、どうでしょう。

イギリスの新しい首相にボリス・ジョンソン氏が就任し、すでに組閣も
始まっています。「合意なき離脱」の可能性が高まったと見られながら
も、昨日の欧州市場ではポンドドルが100ポイントほど上昇していま
す。
昨日ある会合で、イギリスの大手銀行の為替担当者は、「メイ氏は真面
目の人で、常に直球しか投げてこなかったため、全て打ち返された。修
正案を3回議会に提案したが、受け入れられなかった。
ジョンソン氏はカーブやナックルなどの、くせ球を投げる人だ。合意な
き離脱の可能性は高まったが、同時にEUと合意する可能性も高まった。
もっとも、くせ玉を投げるだけにデッドボールを与えてしまう可能性も
あるが・・・」と、絶妙なたとえで二人の違いを説明していました。

ドル円は、今夜のECB理事会終了までは大きな動きはないと見られま
す。それも、基本的にはユーロドルの動きに追随する展開になる予想さ
れます。
仮に10~20bpの利下げを決めるようなら、ユーロドルが節目の1.
10を割り込み、
ドル高が進む可能性があり、ドル円も108円台半ばを試すことになる
かもしれません。市場のコンセンサスは、「今回はフォワードガイダン
スに徹し、年内に政策金利を10~20bp引き下げ、来年から資産購
入を再開する」といったところです。

本日のドル円は107円80銭~108円50銭程度を予想します。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/2764-5bf48c13

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。