fc2ブログ

ポンドドル2年4カ月ぶりの安値に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 東京時間に108円42銭まで売られたドルは、海外市場では反発。NYでは、ポンドがドルに対して売られたことでドル円も108円90銭までドル高が進む。

  • ユーロドルはFOMCを前にポジション調整の動きに。ユーロ買い戻しが優勢となり、1.1151前後まで上昇。

  • EUのユンケル委員長がジョンソン英首相との再交渉には応じないと述べたと伝えられ、ポンドドルは大きく下落。一時は1.23台後半まで売られ、2017年3月以来の安値を記録する。

  • 株式市場は前日と反対の動きとなり、ダウは上昇し、ナスダックとS&P500は反落。

  • 債券相場はほぼ横ばい。

  • 金と原油は3日続伸。

本日の注目イベント

  • 豪   豪6月住宅建設許可件数
  • 日   6月失業率
  • 日   6月鉱工業生産>
  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 日   黒田日銀総裁記者会見
  • 独   独8月GFK消費者信頼感
  • 独   独7月消費者物価指数(速報値)
  • 欧   ユーロ圏月消費者信頼感指数(確定値)
  • 米   6月個人所得
  • 米   6月個人支出
  • 米   6月PCEコアデフレータ
  • 米   5月ケース・シラ-住宅価格指数
  • 米   6月中古住宅販売件数成約指数
  • 米   7月消費者信頼感指数
  • 米   米中通商協議(上海、31日まで)

「小幅な利下げでは十分でない」・・・。本日から始まるFOMCを前に、トランプ大統領は金融当局に執拗に圧力をかけています。トランプ氏は、「米金融当局の動きは全て誤っている。小幅な利下げでは十分ではないが、いずれにせよわれわれは勝利する!」とツイートし、「金融当局はあまりに早い段階で<引き上げ>、その幅も大き過ぎた」と加え、さらに「欧州と中国はさらに金利を引き下げ、金融システムに資金を追加供給し、自国の製造業者の製品販売を大いに後押しするだろ」と述べています。
(ブルームバーグ)今回のFOMCでは、一時は「50bpの利下げ」機運も高まりましたが、現時点での利下げは「25bp」が広く見込まれています。トランプ氏は、これを暗に「50bpか、それ以上にしろ」と言っているようです。

英国のEUからの離脱を巡り、ポンドドルが大きく売られています。EUのユンケル委員長がジョンソン首相との再交渉には応じない姿勢を示したと伝えられ、「合意なき離脱」の可能性が高まったことや、英経済にも悪影響を与えるとの見方から、ポンドドルは1.2375近辺まで売られました。この水準は、2017年3月以来のポンド安となっています。ドル円もポンドドルで、ドルが買われポンドが売られた影響を受けたと見られます。ドル円は108円90銭まで買われ、今回も109円台回復には至っていませんが、7月10日以来、約3週間ぶりのドル高をつけています。「利下げが確実視されている割にはドルが下がらない」状況が続いており、FOMC前にドルの買い戻しが緩やかに進んでいるようです。

本日は日銀決定会合があり、午前中には政策発表があると思われます。マイナス金利政策のさらなる深堀は今回見送られると予想していますが、4月に決定した「当分の間、少なくとも2020年春ごろまで現在の極めて低い長短金利の水準を維持する」というフォワードガイダンスを延長する可能性があります。また、「必要ならちゅうちょなく行動する」との言葉も、引き続き繰り返されると思いますが、実際に行動を起こすとすれば、やはり有事の場合ということで、急激な円高が進んだ場合や、10月に消費税率を引き上げた後、景気が後退した場合などが考えられます。さらに、FRBの金融政策が決まる前というタイミングも、なかなか日銀を動きづらくしている側面もあるようです。米金融政策の変更は世界の金融市場に大きな影響を与えるため、米国の政策がはっきりする前には動きにくいということでしょう。

短期的な動きを示す「1時間足」を見ると、ドル円は雲の下限にサポートされながら、108円90銭まで上昇しています。また移動平均線の並びかたでも、長期の200時間線が一番下にあり、短期の移動平均線が一番上に来ており、短期的な昇傾向は鮮明なっています。この傾向が明日のFOMC後に崩れるのかどうかが焦点です。本日のドル円は108円40銭~109円10銭程度を予想します。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/2767-5f80fbee

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。