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ドル円109円67銭まで上昇後下落 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は、朝方は買い先行で始まり109円67銭までドル高が
進んだが、その後じり安に。トランプ大統領が「香港人権法」に
署名したことや、株安などを手掛かりに109円38銭まで下落。
◆ユードルも朝方には1.10を割り込み、1.0981まで
ユーロ安が進む。午後には1.10台に戻して越週。
◆短縮取引だった株式は反落。ダウは112ドル売られ、主要指数は
揃って反落。
◆債券相場は小幅に下落。長期金利は1.77%台へとやや上昇。
◆ドルが売られたことで金は反発。原油は主要産油国の減産体制が整わない
との見方に大幅下落。3ドル近い下落を見せ、55ドル台に。


本日の注目イベント

◆豪   豪10月住宅建設許可件数
◆中   11月財新製造業PMI
◆トルコ トルコ7-9月期GDP
◆独   独10月ifo景況感指数
◆欧   ユーロ圏11月製造業PMI(改定値)
◆欧   ラガルド・ECB総裁、欧州議会で証言
◆米   11月製造業PMI(改定値)
◆米   11月ISM製造業景況指数
◆米   トランプ大統領、NATO首脳会議出席のため英国を訪問


先週金曜日の「ブラック・フライデー」では、米国の個人消費の勢いがどの
程度なのか注目されていましたが、インターネットの販売が74億ドル(約
8100億円)と、過去最高を記録したようです。一方で実店舗の売り上げ
は苦戦した模様で、同じバーゲン品がネットで買えることで、夜中から店に
並ぶ必要性が薄れてきたからといった分析もあります。

先週末のNYでは、債券・株式市場が短縮取引でしたが、ドル円は朝方には
買われて、109円67銭まで上昇し、わずかでしたが直近の高値を更新し
ました。その後は、やはりトランプ大統領が署名した「香港人権法」の成立
による米中貿易協議への影響が意識され、ドル円はジリジリと値を下げ、1
09円38銭まで売られて越週しています。香港では再び抗議デモが復活し、
警察が催涙ガスを発射し、デモ隊には負傷者も出たとの報道もあります。

ただ、週明け早朝には再び109円50銭台を回復しており、109円56
銭前後までドルが買われています。昨日の日曜日に発表された中国11月の
製造業PMIが「50.2」と、前月の「49.3」から上昇したことが影
響したようです。中国の同指標が節目の「50」を上回るのは今年の4月以
来7カ月ぶりのこととなり、経済活動が底をうち拡大に転じた可能性も出て
きました。また、同時に発表されたサービス業PMIでも「54.4」と、
前月の「52.8」を上回っており、こちらも3月以来で最も高い水準にな
っています。ブルームバーグは、「11月は外需の伸び回復や、影響の度合
いは小さいが、国内の建設活動の拡大もあって、経済活動の伸びが緩やかに
上向くと予想している」といった、中国国際金融のエコノミストのコメント
を紹介しています。

11月30日に、独メルケル政権と連立を組む社会民主党(SPD)の党首
選が行われ、メルケル政権との連立に否定的な候補者が勝利しました。
この結果、SPDが連立政権に留まるかどうかが不透明となり、SPDが他
の政党と大連立を組む可能性もあり、メルケル政権の基盤が不安定になって
きたようです。連立の枠組が大きく変わるようだと、ドイツのこれからの景
気回復のスピードや、通貨ユーロへの影響も出てきそうです。

ドル円は109円台を固めているように見えますが、今週は好調だった米株
式も調整モードに入る可能性があり、株式の上昇がドル円を支える局面には
なりにくいと思われます。引き続き米中貿易協議の合意がいつなされるのか
が焦点ですが、今週はISM製造業景況指数や雇用統計といった重要な経済
指標も発表されます。こちらの方は大きな混乱にはつながらないと思われ、
ドルがどこまで上値を伸ばせるのかを確認することになりそうです。

本日のドル円は109円20銭~109円90銭程度を予想します。


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