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米ナスダック最高値を更新 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は106円台での取引が続く。株価の上昇にドルが買われる場面もあったが107円には届かず。この日の高値は106円96銭だった。

  • ユーロドルは水準を切り上げる。1.1270まで上昇し、ユーロ円も反発。

  • 株式市場ではナスダックが7連騰し、最高値を更新。ダウは4日ぶりに反発。

  • 債券相場は反落。長期金利は上昇し、0.7%台に。

  • 金は続伸。原油は3日続伸し、引け値で40ドル台と、3月以来の高値に。

本日の注目イベント

  • 独 6月製造業PMI(速報値)
  • 独 6月サービス業PMI(速報値)
  • 欧 ユーロ圏6月製造業PMI(速報値)
  • 欧 ユーロ圏6月サービス業PMI(速報値)
  • 英 6月製造業PMI(速報値)
  • 英 6月サービス業PMI(速報値)
  • 米 5月新築住宅販売件数
  • 米 6月マークイット製造業PMI(速報値)
  • 米 6月マークイットサービス業PMI(速報値)
  • 米 6月マークイットコンポジットPMI(速報値)
  • 米 6月リッチモンド連銀製造景況業指数
  • 米 ボルトン前大統領補佐官、ホワイトハウス回顧録発売予定

昨日、本欄でも触れましたが、ボルトン前大統領補佐官の暴露本を巡り、昨日夜のメディアは多くの時間を割いてABCニュースとのインタビューの様子を伝えていました。ボルトン氏の発言内容は昨日ここで述べた通りですが、本日発売予定の著書の中には、日本に関する事柄も含まれているようです。ボルトン氏が2019年7月に訪日した際、トランプ大統領が日本に年80億ドル(約8600億円)の防衛費負担を求めていたことが著書に書かれているようで、トランプ氏が交渉を有利に運ぶため在日米軍の撤退の可能性を示唆して脅かすよう、ボルトン氏に勧めたとされています。日米の同盟関係悪化もいとわず、米国の負担軽減を優先するトランプ氏の取引外交の一端が改めて鮮明になった。(日経新聞)と論評されており、多くのメディアは、トランプ氏の側近の暴露本だけに、その影響が注目されるとしていました。

ドル円はNY市場でも小動きで、値幅はわずか16銭でした。一方株式市場ではナスダック指数が7日続伸し、今月10日に記録した最高値を更新しています。アマゾンなどネット関連銘柄が上昇をけん引し、コロナの影響もあり、連日上場来高値を更新している
銘柄も見られます。世界最大の資産運用会社であるブラック・ストーンのシュワルツマンCEOは、米経済は向こう数カ月に「V字回復」を遂げる可能性が高いとの見方を示しています。ただ、コロナウイルスの感染拡大は依然として止まっていません。WHOによれば、世界の新型コロナウイルスの新規感染者は22日、過去最多の18万3000人に達し、ブラジルやチリ、アルゼンチンなど、中南米での感染拡大が著しいと説明しています。また米国でも、フロリダ、テキサス州などで感染拡大が続いており、テキサス州のアボット知事は、「容認できないペース」で加速しており、封じ込める必要があるとの見解を示しました。(ブルームバーグ)因みに全米では、この日だけで新たな感染者数が2万4774人増加しています。

株式市場の喧騒をよそに、ドル円は動きません。昨日も述べたように、投機筋も本格的には参戦しておらず、シカゴ先物市場の建玉を見れば一目瞭然です。世界的な超低金利がその理由の一つと考えられ、金利差が享受できない以上「キャリートレード」といった言葉も聞こえてきません。大きな変動要因になると予想していた「コロナ」も、今や材料にならず、あとは米大統領選ということになるのでしょうか。だとしたら、動き出すのはまだまだ先の話で、ここは我慢のしどころです。ただ、それでも分からないのが相場です。安心しきるのは避けたいところです。本日のドル円は106円60銭~107円20銭程度を予測します。

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