FC2ブログ

米長期金利再び1.3%に接近 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は105円台半ばから後半で小動き。米長期金利の
上昇にも反応せず、値幅も限定された
◆ユーロドルも1.20台半ばから後半で推移。
◆株式市場は3指数が揃って下落。米金利上昇に対する懸念が
台頭し、ダウは119ドル下げ、ナスダックは3日続落。
◆債券相場は反落。長期金利は前日より2.5bp上昇し、
1.29%台に。
◆金は5営業日ぶりに反発。原油も売られ60ドル台に。

◆新規失業保険申請件数          →  86.1万件
◆1月住宅着工件数            →  158万件
◆1月建設許可件数            →  188.1万件
◆1月輸入物価指数            →  1.4%
◆2月フィラデルフィア連銀景況指数    →  23.1

本日の注目イベント

◆豪   豪1月小売売上高
◆日  1月消費者物価指数
◆独   独1月生産者物価指数
◆独   独2月製造業PMI(速報値)
◆独   独2月サービス業PMI(速報値)
◆英   英1月小売売上高
◆欧   ユーロ圏2月総合PMI(速報値)
◆欧   ユーロ圏2月製造業PMI(速報値)
◆欧   ユーロ圏2月サービス業PMI(速報値)
◆欧   ユーロ圏12月経常収支
◆米   2月マークイット製造業PMI
◆米   2月マークイットサービス業PMI
◆米   1月中古住宅販売件数
◆米   バーキン・リッチモンド連銀総裁、討論会に参加
◆米   ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演

絶好調と見られていた米株式市場にやや不透明感が漂い始めてきました。
特にハイテク株の多いナスダックが昨日も下げ、これで3日続落です。
下げ幅はそれほど大きいものではありませんが、上昇をけん引してきた
アップルなどが売られています。またウォルマートも、従業員の給与の
自動化などに伴う追加支出を見込むことから、大きく売られています。
長期金利が再び1.3%近辺まで上昇したことも懸念材料として浮上し
ており、株式市場が調整局面入りするのかどうか注目されます。
ブルームバーグは、「借り入れコスト上昇を背景に、歴史的な高値に押
し上げた相場上昇の勢いが弱まるとの懸念が続いている」と、足元の動
きを分析しています。ドル円は105円台半ばから後半で推移し、や
方向感が見えません。106円台前半が重くなる一方、105円台を固
めていると見る向きが相場観の中心にいると思われます。短期的な動き
を示す「1時間足」を見ると、ローソク足が1週間ぶりに「雲の下限」
をやや下回る水準で推移しています。「200時間移動平均線」が10
5円35銭前後にあることから、短期的にはこの水準を維持出来るかど
うかに注目しています。

イエレン財務長官は18日CNBCの番組で、先日発表された統計で国
内の小売売上の強い数字が示され、米国の株価が過去最高値圏にある状
況でも、バイデン政権が推進する1.9兆ドル(約200兆円)規模の
追加経済対策が必要だと改めて主張しています。
イエレン長官は、「今回の出来事がもたらした痛みに対処する大型の対
策を導入することが非常に重要だ」と発言しました。
また、米国の労働人口から全体で400万人がいなくなり、新型コロナ
ウイルスの感染拡大前と比べて、900万人余りの米国人がなお失業状
状態にあると指摘しました。
1月の小売売上は前月比で7カ月ぶりの大幅高となったことで、バイデ
ン政権の目指す1400ドルの現金給付は、所得制限があるとしても
「不要」だといった声が、共和党を中心に挙がっています。
イエレン長官は、パウエルFRB議長が示した「労働市場の回復には程
遠い」との発言を味方に、大型の追加経済対策の早期実現を訴えた格好
です。

本日は欧州と米国でPMIが発表されますが、相場への影響は限られる
と思われます。ドル円は米株価の高騰と、長期金利の上昇という「リス
クオン」の高まりから106円台まで押し上げられました。
1月6日に102円60銭までドルが売られ、「2021年はドル安で
始まる」といった、多くの市場関係者が想定した相場観は、わずかひと
月で修正を余儀なくされてきました。ただ、ここから再び多くの人がド
ル円のさらなる上昇を見込むようになると、再び梯子(はしご)を外さ
れるかもしれません。個人的には足元の動きは、105円台を固めて、
上昇気流に乗り始めていると見ていますが、まだその先にある不透明感
はぬぐい切れてはいません。

本日のドル円は105円30銭~106円程度と予想します。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/3100-ad11ec82

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。