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オミクロン株への過度の懸念やや後退 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆東京市場で113円台を回復したドル円はNYの朝方には売られ、
112円74銭を付ける。その後FOMCメンバーのタカ派的な
発言がドル買いを促し、113円24銭近辺まで買われる。
◆ユーロドルも朝方は1.13台半ばまで上昇したが、その後1.13を
割りこむ水準まで下落。
◆株式市場は大幅に反発。連日の下げから押し目買いが
入りダウは617ドル高。他の主要指数も大幅に上昇。
◆債券は反落。長期金利は1.44%台と前日の水準まで上昇。
◆金は大幅に反落。原油は反発。 

◆新規失業保険申請件数      → 22.2万件 

本日の注目イベント

◆中   11月財新サービス業PMI
◆中   11月財新コンポジットPMI
◆トルコ トルコ11月消費者物価指数
◆独   独11月製造業PMI(改定値)
◆欧   ユーロ圏10月小売売上高
◆欧   ユーロ圏11月コンポジットPMI(改定値)
◆欧   ユーロ圏11月サービス業PMI(改定値)
◆米   11月雇用統計
◆米   11月ISM製造業景況指数
◆米   10月製造業受注
◆米   11月マークイットサービス業PMI(改定値)
◆米   11月マークイットコンポジットPMI(改定値)
◆米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演
◆加   カナダ11月就業者数
◆加   カナダ11月失業率

新型コロナウイルス「オミクロン株」を巡る見方はまだ定まっておらず、
ある程度各種のデータに基づいた分析結果が出て来るには、まだ1~2週
間はかかりそうです。
日本も含め、これまでに同変異株に感染した人の症状は概ね軽いというこ
とが分かっており、感染力は当初言われたほど強くはないのではないかと
いった見方がある一方、南アフリカの科学者は、変異株の症状が、軽症の
ケースだけかどうか判断するのは時期尚早だと警告しています。
米国では2例目と3例目となる変異株の感染が確認されています。
2例目はミネソタ州在住の成人男性で、ワクチンは接種済みで、11月2
2日に軽い症状が現れて24日に検査を受けたようです。
すでに症状はないと報告されています。また3例目はコロラド州に住む女
性と報告され、詳しい状況ははっきりしていません。

「オミクロン株」を巡る過度のリスクオフの流れは一旦落ち着き取り戻し
た兆候もあります。
昨日のNYでは主要3指数が揃って反発を見せ、大幅高で取引を終えてい
ます。
ドル円は昨日の東京時間では底堅く推移し、午後には113円台を回復し
ました。
NYでは朝方ドル売りで始まりましたが、その後再び113円台に押し返
されています。
米金融当局が今月のFOMCでテーパリングを加速させる議論を行うと見
られることもドルの支援材料になっています。
FOMCメンバーから発せられる言葉からも、「タカ派的」に変わってき
たことがうかがえます。
アトランタ連銀のポスティック総裁は2日、資産購入を来年1-3月期に
向けて終わらせることは「われわれの利益にかなう」と述べています。
同総裁は講演後の質疑応答で、「利上げ前倒しが適切となるかもしれない
」と発言し、「そうだとすれば、その選択肢がなくてはならない」と語り
、新型コロナウイルスの新たな変異株が与える影響については、「まだ結
論を導き出すには早すぎる」と答えています。またサンフランシスコ連銀
のデーリー総裁も、「テーパリングのペースをこれまでの想定よりも加速
させることには賛成だ」と述べ、クオールズFRB理事も同様な見方を示
しています。

OPECと非OPEC主要産油国で構成される「OPECプラス」は2日
、生産引き上げ計画の継続で合意しました。1月も原油供給を日量40万
バレル増やす計画で合意しましたが、オミクロン変異株が需要に及ぼすリ
スクが明確になれば、供給拡大を見直し、必要に応じて調整を行うと、コ
ミュニケに記してあります。原油の専門家は今回の会合では供給拡大が見
送られると予想していました。この結果を受けWTI原油先物価格は1ド
ル近く上昇して取引を終えています。
85ドル台まで上昇したWTI原油価格は、米国の備蓄放出宣言や、オミ
クロン変異株の発生で64ドル台まで急落しました。米国のインフレ率の
上昇にもややブレイキがかかるかもしれません。

ドル円は113円を挟んで一進一退の動きになっています。
今週に入り、それまでの115円台から一気に112円台半ばまで売られ
ましたが、その水準では底堅い印象も徐々に形成されつつあります。
もっとも、今後の「オミクロン株」の感染次第では再度下値を探る動きも
あろうかと思いますが、特徴的なのは値動きが早く、値幅も結構出て来た
ということです。もう1~2週間はこのような神経質な展開が予想されま
す。10日後には今年最後のFOMCが開催され、「オミクロン株」の感
染状況次第では、タカ派的な発言も再度静まる可能性もありますが、その
確率は低いと言えます。既に2022年には3回の利上げを予想する機関
も出ています。本日の雇用統計の結果がそれを正当化することも考えられ
、ドル円が再び115円を目指す可能性も当然残っているとみています。

本日のドル円は112円50銭~113円50銭程度を予想します。


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