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米11月のCPIは前年比で6.8%の上昇 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は米CPIの発表を受け下落。113円22銭まで
売られたがその後は小幅に反発して越週。
◆ユーロドルは引き続き1.13を挟んでもみ合う展開。
◆株式市場は3指数が揃って上昇。CPIは高水準だったものの、
S&P500は44ポイント上昇し、3週間ぶりに最高値を更新。
◆債券は小幅に続伸。長期金利は1.48%台へと低下。
◆金と原油はともに上昇。

◆11月消費者物価指数               →  0.8%
◆12月ミシガン大学消費者マインド(速報値)    →  70.4
◆11月財政収支                  →  -191.3b

本日の注目イベント

◆日   10-12月期月日銀短観
◆欧   OPEC月報

注目された米11月の消費者物価指数は前月比で「0.8%」の上昇。前年同月比では
「6.8%」と、10月の「6.2%」よりもさらに上昇し、39年ぶりの高水準でし
た。ただ、この数値は市場予想と合致し、「FRBの利上げをさらに前倒しするもので
はない」と、市場は受け止め株価が上昇。債券も買われ金利が低下したことで、ドル円
は113円台前半まで下落しています。
それでも、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も「4.9%」と、30年
ぶりの伸びを示し、FRBに対して金融引き締め圧力が強まり続ける可能性はありそう
です。
項目別では前月と同様に大半の分野で上昇が見られましたが、中でもガソリン、住居費
、食品、自動車などの上昇が目立っています。
今週火曜日からは今年最後のFOMCが開催されますが、先の議会証言でパウエル議長
が証言したように、「テーパリングの加速について議論される」ことは間違いないよう
です。

11月のCPI発表を受けて、バイデン大統領はホワイトハウスで記者団に、「今が危
機のピークだ。この状況は大半の人が考えているよりも早期に、かつ早いペースで終わ
るだろう」と語り、雇用や生産の伸びを挙げ「米経済におけるその他の側面はどれも急
進展している」と指摘するなど、インフレは近いうちに鈍化するとの考えを示していま
す。
一方専門家の間では、足元のインフレは来年1-3月まで続く可能性があるとの見方が
優勢のようです。物価上昇の最大の要因は、コロナ禍から回復する過程で生じた深刻な
サプライチェーンの問題であり、それがトラックのドライバー不足と相まって物流の混
乱を通して著しい物価上昇を引き起こしていると見られます。
懸念されるのは10日夜から複数の州で発生した竜巻の影響で、さらにサプライチェー
ンが混乱することです。
ケンタッキー州では70人余りが死亡し、イリノイ州ではアマゾンの倉庫の一部が被害
を受けています。ケンタッキー州では、「州の歴史で最も壊滅的な竜巻被害」だったと
見られ、非常事態宣言が発令され、死者の数も100人を超える可能性があるようです。

オミクロン株による感染は日本でも4例が確認されていますが、英ロンドン大学衛生熱
帯医学大学院が11日に発表したリポートによると、英政府が追加的な予防措置を取ら
なければ、新型コロナウイルスのオミクロン変異株がイングランドで相次ぐ感染を引き
起こし、今冬のコロナ死者が7万5000人近くに達する恐れがあると警告しています
。同大学院のバーナード教授は、「マスク着用や社会的距離の確保、ブースター(追加
免疫)接種は不可欠だが、それだけでは十分ではない可能性がある」と述べています。
(ブルームバーグ)またイギリス保険安全局は、オミクロン株はデルタ株に比べ、再感
染や家庭内感染のリスクが高いと報告しています。同局は初期段階の分析結果だとしな
がらも、オミクロン株の再感染リスクはデルタ株の5.2倍(3.4倍~7.6倍)と
なったことを発表しました。
イギリスでは12日に確認されたオミクロン株の新規感染者数は1239人と、前日の
ほぼ2倍になっています。


イギリスのリバプールで開催された「G7外相会議」では共同声明で、「ロシアの軍備
増強およびウクライナに対する攻撃的な発言を非難することで一致した」と表明しまし
た。会合の主催国であるイギリスのトラス外相は、「緊張の段階的緩和や外交手段の模
索、軍事活動の透明性に関する国際公約の順守をロシアに求める」と会合後の会見で語
っています。バイデン大統領は主催した「民主主義サミット」に合わせ、米国に加えて
オーストラリア、デンマーク、ノルウェーの4カ国が「監視技術の輸出を管理する多国
間の枠組み」を正式に立ち上げ、中国の監視カメラ大手「ハイクビジョン」を念頭に、
事実上輸出を禁止する措置を課しました。
カナダ、フランス、オランダ、イギリスも支持を表明し、いずれ同枠組みに参加する見
込みです。

S&P500が再び最高値を更新するなど、市場ではリスクを取る流れが徐々に高まっ
てきました。利上げ観測が高まる一方で、利上げに踏み切ってもそのペースが緩やかに
なるといった見方や、大量の待機資金が相場を支えているとみていますが、ドル円の上
昇は一服です。
14-15日のFOMCまでは、112円50銭~114円前後での推移が続くと思わ
れます。実際にはさらに値幅が限定されるとみています。

本日のドル円は113円10銭~113円80銭程度を予想します。


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