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BOE量的緩和政策拡大 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 英イングランド銀行(中央銀行)が量的緩和政策の拡大を発表したことを受けドルが対主要国通貨で強含んで推移。

  • イングランド銀行英金融政策委員会(MPC)は、政策金利を市場予想通り0.50%で据え置いた。

  • 欧州中央銀行(ECB)は、政策金利を市場予想通り1.00%に据え置いた。

  • 米新規失業保険申請件数が55万件と先週よりも3万8千件の減少、市場予想の58万件を下回る結果となったことから、景気が安定化してきているとの見方からドルは円に対して上昇。  

  • NY株式市場は、本日発表される7月度の米雇用統計の発表を控えて警戒感の高まりや最近の株価の上昇を受けて利益を確定する動きが見られ続落となった。

  • 米新規失業保険申請件数が予想を下回るも、株安などを受けて、10年債利回りは上昇。日米の長期金利差を背景に一時、95.82円まで、ドルが上昇する。


本日の注目点

  • 独   6月貿易収支             
  • 米   7月失業率
  • 米   7月非農業部門雇用者数       



ドル円がようやく動き出したような気配です。

昨日の欧州市場オープン直後から95円台前半でもみ合っていましたが、
これまで何度かテストしては押し戻されたいた95円35-45の水準をぬけてきました。

きっかけは、昨日BOEが発表した量的緩和政策の拡大でした。
英国債などの買い取り額の枠を500億ポンド(約8兆円)追加しました。
同時に政策金利は現行の0.5%に据え置きを決めました。

この決定を受けてポンドドルでポンドが急落し、ドルが上昇。
ドルは対円、対ユーロでも上昇し、ドル円は一時95円82銭と7月31日以来の
円安水準をつけました。

週間失業保険申請件数が55万件と先週に比べ3万8千件減少したこともドル買いに
プラスに作用したようです。

テクニカルで見るとまだ完全に抜けきったとは言えません。
上抜けする「初動」と見ることはできますが、上昇チャネルに入ったとするには
さらに次の動きを見る必要があります。

特に今夜は「雇用統計」の発表があり、内容次第ではどう動いてもおかしくありません。
その雇用統計では非農業部門の雇用者数は大幅に減少するとの予想もあります。
「住宅市況」に続いて「雇用環境」も改善傾向が定着するのか注目されます。

昨日はECBも事前予想通り政策金利の据え置きを決めました。
記者会見でトリシェ総裁は「ユーロ圏の景気は年内いっぱいは弱い状況が続く」との
コメントを残しました。

このところのユーロ圏では米国同様景気上向きの指標が続いていただけに
この発言でユーロが売られドルが買われることにもなったようです。

さて、本日の雇用統計では雇用者数の減少は34万人程度が市場のコンセンサスの
ようです。

個人的には週間失業保険申請件数やADP雇用者数の改善をみると、
今回の数字はさらに改善している可能性が高いとみていますが、注目です。
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