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米長期金利2.83%近辺まで上昇 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は反発。東京時間に125円10銭まで売られたが、NYでは長期金利の上昇を材料に126円台に乗せる。

  • ユーロドルは続落し、1.0758まで下落。ECBの利上げ観測がやや後退したことで売りが加速。

  • 株式市場は3指数が揃って反落。金利上昇が続き、ナスダックは292ポイントの下げに。

  • 債券は大幅に売られ、長期金利は2.83%近辺まで上昇。

  • 金は6日ぶりに下落。原油はウクライナ情勢を反映し大幅に続伸。

本日の注目イベント

  • 米 NY休場(グッドフライデー)
  • 米 4月NY連銀製造景況業指数
  • 米 3月鉱工業生産
  • 米 3月設備稼働率
  • 米 米財務省、半期に一度の為替報告書の議会提出期限

ドル円は再びNY市場で126台まで反発しています。昨日の東京市場ではドルの上値が重く、日経平均株価が上昇したにもかかわらずドル売りが優勢の展開でした。短期的な趨勢を示す「30分足」では、雲の上限を割り込みましたが、結局この雲を下抜けすることなく反発しました。欧州市場の朝方には再び同水準突破を試す動きもありましたが、やはり、米長期金利の上昇が手掛かりとなり、NYでは126円02銭までドルが買い戻されています。米長期金利が急上昇し、2.8%台に乗せ、その後2.83%近辺まで上昇したことを考えると、当然の動きと言えそうです。

米金利上昇に拍車をかけたのがウイリアムズNY連銀総裁の発言でした。ウイリアムズ氏はブルームバーグとのインタビューで、0.5ポイントの利上げについて「FF金利は現在非常に低いことから、妥当な選択肢だと考えられる」とし、「政策をより中立に近い水準へと戻す必要がある」と付け加えています。さらに、今後の政策運営について、「われわれはインフレ率を中長期の目標である2%以下に低下させることに集中する必要がある。向こう数年で2%に戻されなければならない。それが最重要課題だ。経済が力強いことが原因だと考えられる」と指摘。「よって金融政策の観点から見て、より正常なFF金利の水準に向けてわれわれが迅速に動くことは理にかなっている」と述べました。5月3-4日のFOMCに向けて、多くのメンバーが一気にタカ派的な発言を口にするようになっており、5月会合での0.5ポイントの利上げは「もはや規定路線化」しており、個人的には0.5ポイント以外は有り得ないと考えます。従って、0.5ポイントでなかった場合が「ビッグサプライズ」と言える状況になっています。そのため、FOMCメンバ-のタカ派発言にはやや反応薄にはなっていましたが、やはりNY連銀総裁の発言ということになると影響力が違います。

ECBは14日の理事会で債券購入を7-9月(第3四半期)中に終わらせる方針をあらためて表明しました。ラガルド総裁は会見で、ウクライナ戦争によって一段とインフレ高進のリスクが高まったとの認識を示し、「インフレ見通しが上振れするリスクは短期を中心に増した」と述べ、「現在の不確実性に強く留意しており、中期的インフレ見通しへの影響に関して今後のデータを注視していく」と語っており、利上げは資産購入終了の「1週間後かもしれないし、数カ月後かもしれない」と具体的な時期については言及を避けています。ただ域内の3月のCPIは前年比で「7.5%」と非常に高く、ECB内部では利上げに関してのコンセンサスは出来上がっていると考えられ、この夏前後には実施されると予想しています。

ウクライナ情勢は依然として厳しい状況が続いており、近くロシアが総攻撃を仕掛けてくるとの観測も強まっています。ロシアが流した情報では、100人以上のウクライナ兵が銃を捨てて投降する映像も公開されています。また、ウクライナはロシアの巡洋艦「モスクワ」に複数のミサイルを命中させたと発表していますが、ロシア側は単なる火災と発表しています。その様な状況の中、バイデン大統領はウクライナへ政府高官を派遣する予定のようで、ブリンケン国務長官や、オースティン国防長官の名前が取り沙汰されています。一方ロシアはNATOへの加盟を示唆したフィンランドとスウェーデンの両国が実際に加盟すれば、バルト地域に核兵器を配備すると警告しています。この週末にかけて再び緊張が高まる可能性があります。

本日のドル円は125円60銭~126円80銭程度を予想します。

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ロシアのウクライナ攻撃がさらに激化し、11日には東部マリウポリで科学兵器を使用したのではないかとの観測も出ました。ウクライナ軍の予想を超えた強い抵抗に、プーチン氏の焦りも日増しに強まっていることと思います。ウクライナ軍の抵抗は「母国を守る」という強い信念と意志に支えられている部分が大きいと思いますが同時に、欧米から提供された武器も大いに貢献していると考えられます。その一つに米国が提供した対戦車ミサイル「ジャベリン」があります。時々テレビなどでも目にする、兵士が肩に担いでいるあの小型ミサイルです。小型ですがその威力はなかなかのものです。全長は1.2メートルで、最大2.5キロメートル先の戦車を標的に、内蔵されているコンピューターが「自動的に追尾」し、戦車の装甲を貫く威力があるそうです。また低空飛行するヘリコプターを撃ち落とす力もあるそうです。さらにこの「ジャベリン」を使いこなすのに、多くの訓練を必要としないという特徴もあります。米国は既に1万2000基以上の「ジャベリン」をウクライナへ供与したとの報道もあり、ロシア側が失った戦車の数は数百両にのぼるとか。昨日の発表ではさらに5000基の支援を行うとしています。これにはロシア軍も命がけでしょう。
良い週末を・・・・・。
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