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仏大統領選、マクロン氏勝利 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆東京時間に128円を割り込み127円74銭まで下げた
ドル円だったが、NYでは黒田総裁の講演をきっかけに
129円11銭まで急速に値を戻す。
◆ユーロドルはドル高が進んだことから反落。今朝は仏大統領選で
マクロン氏が勝利したとの報道でやや上昇。
◆株式市場は大幅に続落。ダウは一時1000ドルを超える下げに
見舞われ、ほぼこの日の安値圏で引ける。
◆債券は反発。長期金利は2.899%前後に低下。
◆金と原油はともに下げる。

◆4月マークイット製造業PMI(速報値)       →  59.7
◆4月マークイットサービス業PMI(速報値)     →  54.7
◆4月マークイットコンポジットPMI(速報値)    →  55.1 

本日の注目イベント

◆日  2月景気先行指数(CI)(改定値)
◆トルコ トルコ3月消費者物価指数
◆独   独4月ifo景況感指数
◆米  企業決算 → コカ・コーラ

先週末はワシントンでの「鈴木財務大臣とイエレン財務長官が為替問題で連携」と
の報道からドル円が売られ、127円74銭近辺までドル安が進むなど、ドルの上
値が重い展開でしたが、NYでは大きく反発しました。
黒田日銀総裁がNYのコロンビア大学で講演を行い、これまでの主張を繰り返し、
「日銀は2%の物価目標の安定的な達成に向け、現在の強力な金融緩和を粘り強く
続けていく必要がある」と述べたことでドル買いが強まり、再び129円台まで上
昇したものです。
鈴木財務大臣が円安の是正に向けイエレン財務長官と「落としどころ」を探ってい
る一方、黒田総裁が「強力な金融緩和」に言及するなど、為替を主管する財務省と
金融政策を司る日銀との間の認識の違いを投機筋に突かれる展開が続いています。
黒田氏は講演で、「米国のインフレは『デマンド・プル型』の様相が強まっており
、日本については『国際商品市況の大幅な上昇』の影響が大きい」と説明してい
ます。

3%に迫る金利上昇が続く米国と、0.25%以上の上昇を容認しない日本との政
策の差がそのままドル高につながっていますが、IMFのアジア太平洋局のサンジ
ャヤ・パンス副局長は日経新聞社とのインタビューで、急激な円安を巡り、「現時
点で為替介入の必要はない」と語っています。パンス氏はその理由として、「通貨
を安定させるための介入は、市場が無秩序になり始めた時に実施すべきだ。円相場
はかなりの速さで動いているが、市場は円滑に機能している。ファンダメンタルズ
を反映した形で動いている。無秩序になっていないのだから安定させようとする必
要はない」と語っています。
また金融緩和政策を見直す必要はないかとの質問に、ここでも「変更する必要はな
い」と答え、「今後数カ月間は燃料費の上昇や携帯電話料金の引き下げの影響が消
えることでインフレ率が一時的に上昇するが、また下がると考える。2%の目標を
持続的に考えていくまで、金融政策の変更は勧めない」と説明しています。
どうやら日銀は、足下ではインフレが急速に強まる兆しがあるものの、安定的に2
%を超える物価上昇が続くとは考えていないようで、これが金融政策を変更しない
大きな理由になっていると思われます。
個人的な印象では、すでに多くの品目が値上がりしており、さらに電気料などの桁
違いの値上がりが家計を圧迫していると思っていますが、どうなんでしょうか。

ロシアによるウクライナ侵攻は3カ月目に入りましたが、ウクライナではマリウポ
リを中心に全土で空襲警報が聞かれているようです。
そんな中、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が首都キーウを訪れ
ています。2月24日のロシアの侵攻後初となるバイデン政権の高官の訪問になり
ます。
両長官はゼレンスキー大統領と会談し、今後の武器供与について話し合うと見られ
ていますが、バイデン大統領はこれまで通りウクライナへの支援は武器に留め、米
兵を派遣しない姿勢は崩していないようです。
また26日には国連のグテレス事務総長がプーチン氏と会談する予定ですが、ゼレ
ンスキー氏は「グテレス氏がモスクワを訪れ、プーチン氏と話す意図がわれわれに
は分からない」と述べています。

来週のFOMCでは0.5ポイントの利上げが確実視されていますが、その後の6
月、7月会合でも0.5ポイントの利上げが実施されるとの見方も有力になってい
ます。
さらに先週はタカ派のセントルイス連銀のブラード総裁が「0.75ポイントの利
上げの可能性を排除しない」との考えを示していました。
そんな中、クリーブランド連銀のメスター総裁はCNBCとのインタビューで、「
金融政策は市場の期待や動きを通じて経済に伝わっていくことを常に念頭に置いて
おきたい」とし、「75ベーシスポイントの衝撃よりも、こうした整然としたアプ
ローチを私が支持するのはそれが理由だ。われわれの政策でやろうとしていること
において、それは必要ではないと考える」と述べ、0.75ポイントの利上げには
反対の立場を示しています。(ブルームバーグ)

ドル円は1日の値幅が依然として大きく、しかも値動きも従来よりもかなり早い展
開が続いています。ニュースのヘッドラインを瞬時にAIが判断して売買を行うこ
とが、その動きを増幅しています。

本日のドル円は127円70銭~129円20銭程度を予想します。


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