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NYダウ反発にも円小動き。 

あと2週間弱で衆議院の新しい議席が決まります。

自民は景気は必ず回復させると言い、民主は政権交代で日本を変えよう

と支持を訴えています。

政権交代は基本的には円売り材料ですが、ここにきて必ずしも

そうとも言い切れなくなってきました。

仮に民主が勝てばこれまでにない斬新な政策を打ち出すでしょうし、

自民が勝っても、これまでのように政権にあぐらをかいていられるほど

の安定感は望むべくもありません。

これまでになく必死で国民中心の政策を運営していくでしょう。

結局、どちらが勝っても日本にはプラス、つまり円高・・・・?

そういえば、米国の友人が政権交代は日本とって本当にいいのか?

とメールで尋ねてきました。

重要なことは野党も与党も常に危機感をもつことでしょう。

国民の審判が下るのもあと10日あまりです。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 7月住宅着工件数は予想を下回るー0.1%(年換算581万戸)と発表され95円台前半で始まったドル円は94円台半ばまで下落。

  • 同指数は3か月振りに前月比マイナスになったものの、戸建て住宅は減税政策の効果もあり堅調。

  • 7月卸売物価指数は前月比マイナス0.9%と1948年統計開始以来の下落幅を記録、エネルギー価格が大きく値下がりしたことが主因。

  • 94円台半ばまで下落したドル円もこの日株式市場が堅調だったことから下げ幅を縮小。NYダウは3日ぶりに反発。

  • ユーロ円が堅調。8月独ZEW景気予測指数が56.1と大幅に改善し、ユーロ圏では独仏が直近GDPではプラスだったことを裏付けた格好。

  • 米株式市場が反発したことで債券は売られ長期金利は上昇。

  • また、株式市場が堅調だったことで原油価格も急反発。



本日の注目点
          
  • 英   BOE政策委員会議事録(8/5~6日分)
  • 欧   7月独生産者物価指数  



きかっけは昨日の東京株式市場でした。
先週末NYダウは186ドル安と大幅安で引けたことで、昨日の日経平均も
150円~200円の下げ幅を「覚悟」していたようでした。

しかし蓋を開けてみると朝方からしっかり。前日比マイナスになる場面もありましたが
切り返しも早く、結局小幅プラスで終えました。

この影響で昨日のドル円はドル堅調、欧州では主要国の株式が堅調に始まったことで
円は95円30近辺まで売られました。

NYでは同様に経済指標がやや悪化を見せる中、株式市場が反発したことで
95円を挟む展開でした。

各金融市場の流れも単純明快で、株式市場の堅調さを受け債券市場は下落、
長期金利が上昇。NYダウの上昇から原油価格も反発と、いつものストーリーでした。

この結果、為替相場の米株式、債券相場との相関度はさらに強まった感があり、
今後の為替を予想するうえで、米株式相場が調整を終え、いつ上昇に向かうのか?
また、その際何をきっかけに上昇するのかがポイントとなってきそうです。

昨日のNYダウの反発も2日間で260ドル以上も下げたことによる自立反発の域を出ず、
今後の上昇を示唆するものではありません。

ドル円は3週間前まで続いた94-96円ののレンジに再び戻る可能性もあります。
雇用統計をきっかけに95-100円のレンジ入りしたと思われましたが、わずか1週間で
下落し、94円割れ目前まで押し戻されています。

一方下値は、一気に7月の91円台を試しに行く展開でもありません。
8月も下旬に入ることで夏休みムードもそろそろ終わります。
今週中にどちらかに抜けないと再びストレスの溜まる、息ぐるしい展開が続くかも
しれません。

独ZEW景気予測指数が大きく改善しました。
7月の39.5から16ポンと以上改善し56.1でした。

先週発表された第二四半期GDPも+0.3%だったことを考慮すると、ユーロ圏では
ドイツとフランスがいち早くリセッションから抜け出た可能性も出てきました。

ユーロ圏での両国のGDPに占める割合は大きいことから、今後通貨ユーロにとっても
プラスに作用してくるこことも十分考えられます。
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