fc2ブログ

2会合で0.5ポイントの利上げで一致。FOMC議事録 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は127円台を回復し、127円49銭まで反発。
FOMC議事録では目新しい内容は見られず、株価が上昇したことで
リスクオンの流れから円が売られた。
◆ユーロドルは反落。前日の1.07台半ばから1.0642まで
ユーロ売りが進む。
◆株式市場ではダウが191ドル上昇し、4日続伸。
ナスダックとS&P500も反発。
◆債券は横ばい。長期金利は2.74%台で推移。
◆金は反落し、原油は反発。

◆4月耐久財受注      → 0.4%  

本日の注目イベント

◆トルコ  トルコ中銀、政策金利発表
◆米   1-3月GDP(改定値)
◆米   新規失業保険申請件数
◆米   4月中古住宅販売成約件数
◆米   イエレン財務長官、対中政策についてスピーチ
◆加   カナダ3月小売売上高

今月3-4日に開催されたFOMCでは、今後2会合で0.5ポイントずつ
の利上げが必要だとの認識で大部分のメンバーが一致していたことが、公表
された議事録で明らかになりました。
議事録では、「向こう2回の会合で0.5ポイントずつの利上げを行うこと
が適切となる公算が大きいだろうと、大部分の参加者が判断した」と記され
ており、また「政策緩和の解除を早めれば、委員会は年内において、政策引
き締めの効果、および経済の展開が政策調整をどの程度正当化したかを見極
める上で良い位置につけることが出来ると、多くの参加者が判断した」とし
ていました。
ただ少数意見だったようですが、急速な利上げが金融市場へ与える影響を懸
念する声もあったようで、議事録は「金融安定に関する問題に言及した幾人
かの参加者は、金融引き締めが米国債券市場の流動性や民間部門の仲介能力
に絡む脆弱性と相互作用を起こす可能性を指摘した」と記されていました。


5月会合では0.5ポイントの大幅利上げが実施されたこともあり、市場は
どのような議論が交わされたのか注目していました。中には、「タカ派的」
な意見もあったのではと警戒感もありましたが、蓋を開けてみたらサプライ
ズはなく、株式市場では「安心感」から株価が上昇。ダウは4日続伸し、3
万2000ドルの大台を回復してきました。
前日126円台半ばまで売られたドル円も127円台を回復し、127円4
9銭まで反発しています。株価の上昇からややリスクオンが進んだことで、
円が売られたようです。
127円という、これまでの重要なサポートを割り込んだことで、126円
37銭までドルが急落しましたが、昨日はひとまず反発したことでドルロン
グの投資家は胸を撫でおろしたことと思います。しかしまだ安心は出来ませ
ん。ドルの上値は依然として重く、米長期金利も同様な動きを見せています。
127円前後は重要なレベルでしたが、もっと重要なのが125円前後です。
この水準は4月13日以降、一度も割り込んでおらず、一目均衡表(日足)
でも、現在雲の上限が125円19銭辺りに位置しており、ここから「抵
抗帯」があることを示しています。
筆者は「相場の基準は日足にある」と考えており、その意味からも上記「抵
抗帯」を割り込んだら、相場は転換したと判断出来るのではないかと思いま
す。ドル円はまだ上昇し130円台を目指す可能性があると考えていますが、
それには昨日のNYのように株価が大きく反発し、リスクオンが強まるか、
あるいは、今後発表されるインフレ指標が上振れし、9月会合でも0.5ポ
イントの利上げが必要との見方が強まる、といった「支援材料」が不可欠で
す。

中国の李克強首相は、地方当局や国有企業、金融機関と景気について協議を
行い、新型コロナウイルスのパンデミックが世界を襲った2020年よりも
幾つかの側面で悪化しているとの見方を示し、「中国の経済統計は著しく悪
化している。厳しさは幾つかの側面において、またある程度において、パン
デミックの打撃を受けた2020年よりも深刻だ」と述べています。(ブル
ームバーグ)
「ゼロコロナ」を目指す習近平国家主席の号令の下、北京や上海では徹底し
た新型コロナウイルスの封じ込めが実施されています。
個人や家庭のプライバシーも脅かされる状況に、国民の怒りを買っていると
の報道もあります。上海ではロックダウン解除も決まっているようですが、
感染状況次第では中国の「ゼロコロナ」戦略が今後、世界経済のリスク要因
になる可能性もありそうです。

本日のドル円は126円60銭~127円90銭程度を予想します。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/3393-b4a637b4

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。