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米住宅市況底入れか? 

今年の夏はウナギの蒲焼を2回食べました。

本当かどうか分りませんが、食べると何んとなく

元気が出るような気になります。

このウナギ、実はその生態がわかっていないことで有名です。

ニホンウナギの産卵場所は南へおよそ2200kmも離れた

マリアナ諸島西方海域であることがようやく最近分った程度です。

ウナギは川や沿岸部の海に生息していますが、産卵の時は

決まった海を目指して旅に出るそうです。

そして、そこで生まれたウナギの子供は川に戻ってくる

ということで、サケの逆の行動をします。

かなり雄大な旅をすることになります。

そんなことを想像しながら、この夏にはあと1回

蒲焼を食したいと思います。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • ドル円は上下どちらへも抜けきれない展開で、一日の値幅も前日とほぼ同じ50銭程度。

  • 住宅関連などの指標の改善を受けて一時94円59銭までドル高が進んだが、上値を攻める勢いも無く94円台前半へ押し戻されクローズ。

  • 7月耐久財受注が発表され、予想を大幅に上回る前月比+4.9%。ただ内容的には航空機部門の受注増加が大半を占め、それを除くと若干のマイナス。

  • 7月新築住宅販売も市場予想を上回る+9.6%と4か月連続の改善をみせ、先週末発表の中古住宅販売とともに米住宅市況の底入れを示す。

  • これらの指標発表にも株式市場、為替とも反応は鈍く、市場は「改善」慣れしてきた様子。

  • 中国国務院は鉄鋼、セメントなどの産業における設備過剰の抑制を検討していると発表。豪ドルなど資源国通貨安に繋がった。

  • NYダウは小幅続伸で年初来高値を更新。

  • 原油価格は在庫の増加が確認され、小幅続落。

  • 8月独ifo景況感指数は90.5と事前予想の89上回ったものの為替への影響はほとんど見られず。



本日の注目点
          
  • 欧   9月独GFK消費者信頼感調査  
  • 米   7年物国債入札    
  • 米   4-6月期GDP改定値
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁      



米経済指標の改善が着々と進んでいます。

先週末の中古住宅販売から始まって、ケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、
そして昨日の耐久財受注と新築住宅販売と、軒並み改善を示しています。

しかもその内容は市場予想を大きく上回るものばかりです。
これらの指標を観る限り、米経済は着実に底入れし、景気後退から脱却し、回復への
足がかりを模索している可能性が高いと思われます。

しかし、それにもかかわらず市場は反応しません。
ドル円は95円前後が重いだけではなく、94円50以上でも重いイメージが
できつつあります。

昨日はさらに、株式市場でも反応薄でした。
NYダウはプラスで終わり連日の年初来高値更新ではありますが、高値警戒感が漂い
始めているようです。

シルバークレスト・アセット、マネジメント(NY)で資産運用担当のナビ氏は
「設備投資の回復は過去の景気サイクルよりも時間がかかりそうだ。」と語り、
「投資家は利益確定に傾いている。」と指摘しています。(ブルームバーグ)

株式市場の高値警戒感は、ドル売り、円買いを誘発することも考えられ、
これまでのリスク選好からリスク回避の動きに繋がる可能性もあります。

これまで、日米の株高は「ドル高円安」に素直に反応してきたものが、このところの
両市場での年初来高値更新にも反応が限られてきました。

ここから、株価が大幅な調整をし下落に転じたらドルが売られるという連想が働きます。
ドル円の上値が重いことと相まって、株価の下落がドル安の引き金を引くリスクは
意識しておく必要があろうと思います。

バーナンキFRB議長の再任が決まり、議長は金融政策については依然として慎重な姿勢を
崩さずに米経済回復への道筋を探る行動を取ると明言しています。

景気後退局面に終止符を打ち、底入れを模索している状況ですが、景気回復への
道には依然として霧が立ち込めていて先を見通しにくいというところでしょうか。

まもなく8月も終わり9月に入ります。
あのリーマン破たんから1年が経とうとしています。
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