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米株式の高値警戒感に注意 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル/円は下落。序盤、米経済指標の結果を見極めたいとの思惑から
    93.60円台で推移した。その後、米第2四半期GDP・改定値の好結果を
    背景に一時93.90円台まで上昇したものの、高値警戒感から
    93.40円台まで反落する展開となった。

  • 金が上昇。ドルがユーロなどに対して売られたことから買いが先行し
    前日の高値を抜け、952ドル台を付けた。

  • 原油先物相場は反発。米株の反落や中国の需要減少懸念により、69ドル台まで
    下落したが、72ドル台で引けた。

  • 欧州通貨は堅調推移。株、原油高を受けてリスク志向が回復し欧州通貨に
    買いが集まった。ユーロ・円は134.40円台、ポンド・円は152.30円台まで
    上昇した。




本日の注目点
          
  • 英   4-6月期GDP改定値
  • ユーロ 8月消費者信頼感指数   
  • 米   8月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値              
                                  

ここ数日間上値の重い展開が続いていたドル円は、昨日のアジア市場から93円台に突入。

日経平均が大幅安となり、上海株式市場も下落した事から円はジリ高となり節目の

93円半ばを目指しました。

欧州市場へ入っても同様な流れで、一時93円38を記録,先週末のドル最安値に並びました。


NYでは朝方ドルが反発するなか、93円代後半で始まったもののやはり94円台

に乗せる勢いもなく円買いが優勢。

NY株式市場が下落するのに合わせるように円が買われ、約5週間振りとなる93円20銭まで

円高ドル安が進みました。


その後、4-6月期のGDP改定値が発表され、速報値と同じマイナス1、0%。

週間失業保険申請件数は先週より1万人減少したことを受けNYダウも反発しプラスに転じました。

ドル円も買い戻死が入り上昇したものの上値の重い展開は変わらず、戻りは93円半ばまでと

限定的でした。

この日はドルが他の主要通貨に対しても全面安であったことも円買いを後押ししたようです。

このようにドル円は従来程勢いはないものの節目の93円40を割り込み、93円割れも視野に

入ってきました。

今のところNYダウが「健闘」していることから円買いが加速しませんが、連日年初来高値を

更新しているNYダウも高値警戒感を払拭するにはいたっていません。


リスクはやはりNYダウと上海株の下落だと言えます。

昨日コメントしましたように、市場は好材料には反応うすで、悪材料には敏感になっています。

住宅市況と製造業の景況感は改善傾向が定着しつつありますが、

もう一段の改善を見せ回復基調に入るのは早くても来年初めと見られています。

自動車買い替え支援プログラムも終え、住宅購入に対する減税も11月で終了することから

年後半には再び米景気への影響も懸念されます。

市場はその辺りを先取りしているようにも思えます。

米景気回復前に、もうひと相場ありそうな気がしてなりません。

       


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