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NY株再び大幅な下げに 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆145円前後が重いものの、ドル円は堅調に推移。
米金利の上昇に144円78銭まで買われたが145円
テストには至らず。
◆ユーロドルは反発。ドイツのCPIが2桁に上昇し、
ECBの政策メンバーが0.75ポイントの利上げを示唆した
ことで0.9815前後までユーロが上昇。
◆株式市場は大幅に反落。長期金利が上昇に転じたことや
アップルの投資判断が引き下げられたことでダウは458ドル安。
ナスダックは2.8%の下落。アップルは4.9%売られ、下げを
けん引。
◆債券は反落。長期金利は3.78%台に上昇。
◆金と原油も反落。

◆新規失業保険申請件数      →  19.3万人
◆4-6月GDP(確定値)    →  -0.6%

本日の注目イベント

◆日   8月失業率
◆日   8月鉱工業生産
◆中   9月中国製造業PMI
◆中   9月中国サービス業PMI
◆中   9月財新製造業PMI
◆独   独9月雇用統計
◆欧   ユーロ圏9月消費者物価指数(速報値)
◆欧   ユーロ圏8月失業率
◆英   英4-6月期GDP
◆米   8月個人所得
◆米   8月個人支出
◆米 8月PCEデフレータ(前月比)
◆米 8月PCEデフレータ(前年比)    
◆米 8月PCEコアデフレータ(前月比)
◆米 8月PCEコアデフレータ(前年比)
◆米   9月シカゴ購買部協会景気指数
◆米   9月ミシガン大学消費者マインド(確定値)
◆米   ブレイナード・副議長、会議冒頭の挨拶
◆米   ウィリアムズ・NY連銀総裁、会議開会の挨拶
◆米   ボウマン・FRB理事講演 
◆米   バーキン・リッチモンド連銀総裁講演


ドル円は昨日も144円80銭手前まで買われましたが、145円には届いて
いません。米長期金利が上昇に転じドルが買われましたが、ユーロドルではユ
ーロ高ドル安が進んだ影響もあり、ドル円の上昇が抑えられた側面もありまし
た。ユーロドルは0.96台半ばから0.98台前半まで買われています。
ECB政策メンバーであるリトアニア中銀のシスカム総裁が、ブルームバーグ
テレビジョンの番組で、「100ベーシスポイントの利上げは現時点では確か
に行き過ぎだろうが、50bpは最低ラインだ」と発言。「75bpが私の選
択になるだろう。ユーロ圏の9月の
インフレ率がさらに高くなっても驚きではないだろう」と語ったことがユーロ
を押し上げました。この日発表されたドイツの9月の消費者物価指数(CPI
)は前月からさらに上昇し「10.9%」でした。通貨ユーロを導入して以来
初の2桁台のインフレ率でした。
米金利も上昇し、ユーロ圏でも大幅利上げが示唆されたことで、この日はユー
ロが最強で、円が最弱通貨となり、金利水準が相場の行方を決める構図は変わ
っていません。

昨日は米経済指標の好調さも米金利の押し上げ要因でした。
失業保険申請件数は5月の中旬以来となる20万件を下回り、先週分も下方修
正されています。また、米商務省経済分析局が公表したGDPの年次改定でも
、昨年末時点の実質GDPは従来発表値から1%、額にして約2000億ドル
(約29兆円)の上方修正でした。
「米経済の新型コロナウイルス禍からの持ち直しは、これまで考えられていた
以上に堅調だった」とブルームバーグは論じています。
「経済指標の好材料は、金融市場への悪材料」となる傾向も続いています。

昨日もFOMCメンバーの発言は総じてタカ派的でしたが、目立った市場への
インパクトはありませんでした。
SFシスコ連銀のデーリー総裁は、FRBは物価の安定を取り戻すまで利上げ
を行うことにコミットしていると述べ、クリーブランド連銀のメスター総裁も
、高インフレを抑制するための利上げを継続する必要があるとの見解を示して
います。
また、セントルイス連銀のブラード総裁は、FOMCでのドットプロットで年
末までにFF金利が4.4%に達するという見通しが示されたことに関して、
「その見通しは市場で消化されており、正しい解釈がなされているようだ」と
述べています。
ブルームバーグテレビジョンの寄稿者でもあるサマーズ元財務長官は、日本の
政策に内在する緊張に注目していると述べています。日本は先週円買い介入を
行って市場から資金を吸い上げた一方、日銀による金融緩和政策を通じて流動
性を供給している動きを「異例の事態だ」と表現し、「それが今後どう展開す
るか興味深い」と述べ、「日本の投資家が世界中の債券を『大量に保有してい
る』点に留意が必要だ」との見方を示しました。

先週22日(木)に政府日銀が市場介入を実施してから1週間が経過しました
。翌23日からのドル円の動きは概ね142-145円に収まっていますが、
ここ3日は144-145円で、1日の値幅もほぼ1円以内に収斂してきまし
た。
過去最大規模となる約3兆6000億円程度と言われる介入で5円を上回るド
ルの押し下げには成功しましたが、その後ジリジリと値を戻し再び145円に
迫る動きになっています。
それでも145円台に乗せないのは、「介入警戒感がある」ことは間違いない
所ですが、同時に「介入がそれほど効果がない」ことを、多くの投資家が理解
していることも事実かと思います。
昨日も述べましたが、「誰が猫に鈴をつけるのか」状態であると思われます。
上述のように、多くのFOMCメンバーはタカ派寄りで足並みは揃っており、
現時点では11月会合では0.5~0.75ポイントの利上げが有力とみてい
ます。0.75ポイントの可能性がより高まるようだと145円台を回復する
と予想していますが、これも今後のデータ次第です。来週の雇用統計などが注
目されますが、先ずは、今夜の個人消費支出(PCE)データが大注目です。

本日のレンジは143円50銭~145円50銭程度でしょうか。


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