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重要指標を前にポジション調整の動き活発 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 重要指標を前にドル円は底堅く推移。NYでは金利が上昇したことで137円85銭近辺までドル高が進んだが、ポジション調整との声も。

  • ユーロドルは引き続き1.05台で推移し、1.0580まで小幅に続伸。

  • 株式市場は大幅に上昇。NY連銀の調査の影響との見方もあるが、こちらも重要指標発表前の買戻しとの見方が優勢。

  • 債券は小幅に売られ、長期金利は3.61%台に上昇。

  • 金は5日ぶりに反落。原油は反発し、73ドル台に。

本日の注目イベント

  • 豪  12月ウエストパック消費者信頼感指数
  • 豪  11月NAB企業景況感指数
  • 中  10月小売売上高
  • 中  10月鉱工業生産
  • 中東 OPEC月報
  • 独  11月消費者物価指数(改定値)
  • 独  12月ZEW景気期待指数
  • 英  ILO月失業率(8-10月)
  • 米  11月消費者物価指数

11月の消費者物価指数とFOMC会合を控えていることから、様子見気分が強まると見られていましたが、各相場は結構な値動きでした。NY株式市場が一番の驚きでした。ダウは前日比528ドルも上昇し、3万4000ドルの大台を回復しています。他の主要2指数も大幅に買われ、「リスクオン」が進んだ格好です。債券も売られ、金利上昇に伴ってドル円は137円台後半まで上昇しています。これまで株価の上昇は、米金利の先行き低下が想定されることや、FRBがハト派的金融政策に転じるとの観測といった条件の中で上昇する傾向が見られ、その場合ドル円は円高に振れるケースが多かったのですが、昨日の動きはややそれとは異なっていました。

NY連銀が12日に公表したインフレ期待調査によると、1年後のインフレ期待は5.2%と、10月調査の6%に近い水準から低下していました。また、3年後と5年後のインフレ期待もそれぞれ低下しています。この調査結果が株価を押し上げた側面はあろうかと思いますが、この調査結果にそこまでの影響力があったかどうかはやや疑問です。ここは、やはり今夜のCPI発表を前に「ショートカバー」が相場を押し上げたと見られます。ドル円についても同様で、米金利の上昇もあり、ショート筋の買い戻しを誘ったものと考えられます。4日続伸していた金価格も利食いに押され、6日続落していたWTI原油価格が昨日は7日ぶりに反発しているのも、この動きの一環と見られます。

ウクライナとの戦いで苦戦の続くロシアのプーチン氏は、10年続けてきた年末恒例の大規模記者会見を今年は見送るようです。プーチン氏は2012年の大統領復帰以来、毎年12月に大規模な記者会見を行ってきました。国内外のメディアの代表数百人を集めてテレビで中継され、通常は3時間を優に超えて質問を受けていました。ロシア大統領府のペスコフ報道官は12日、会見開催について「年内はない」と答えています。ウクライナへの攻撃は続いており、さらにウクライナからの大規模な反撃も受けているなか、記者会見を開く余裕もないように思えます。ロシアの激しい攻撃により停電に見舞われていたウクライナ南部のオデーサ州では、120万人余りへの電力供給が復旧したと州当局が発表しています。連日零下を下回る最低気温が続いている同州の住民にとって、ようやく暖を取れる環境が戻ってきました。

ドル円は137円台後半までは戻しますが、138円台には届いていません。138円台に乗せれば、約2週間ぶりのドル高水準となりますが、仮に乗せたとしてもここから140円まではドル売り注文が集まっていると見ています。140円台は先月24日以来示現しておらず、ここまで値を戻すことができれば市場のセンチメントもやや変化すると思われます。ここまでセンチメントを変えてくれるのは、本日のCPIと明日のFOMC後の会見でよほどタカ派的な結果が出て来る他ありません。CPIは今夜10時半、予想は総合CPIで「7.3%」となっています。

本日のドル円は136円~139円50銭を予想します。
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