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NYダウ3日続落 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は終始128円台で推移し、128円80銭まで買われる
場面も。労働市場の底堅さを示す指標や、FRB高官からのややタカ派的な
発言がドルを支える。
◆ユーロドルは水準を切り下げたものの、底堅く推移。
ラガルドECB総裁の発言に1.0840まで上昇。
◆株式市場は3日続落。ブレイナードFRB副議長のタカ派寄りの
発言もあり、ダウは252ドル安。ここ3日間で1250ドルに
迫る下落幅を記録。
◆債券は反落。長期金利は小幅に上昇し、3.39%台に。
◆金と原油は揃って上昇。

◆新規失業保険申請件数          →  19.0万件
◆12月住宅着工件数           →  138.2万件
◆12月建設許可件数           →  133.0万件
◆1月フィラデルフィア連銀景況指数    →  -8.9

本日の注目イベント

◆日  12月消費者物価指数
◆独   独12月生産者物価指数
◆欧  ラガルド・ECB総裁講演
◆英   英12月小売売上高
◆米   12月中古住宅販売件数
◆米   ウォラーFRB理事講演
◆米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
◆加   カナダ11月小売売上高

1日で4円も上昇し、その日のうちに4円下落するなど、連日の荒っぽい相場
に疲れたのか、昨日の為替市場はここ数日では極めて静かな1日でした。
ドル円は127円台後半まで売られる場面もありましたが、勢いはなく、NY
では128円台前半から後半での推移でした。
経済指標の発表と、FRB高官による発言はありましたが、流れを大きく変え
るような動きにはなっていません。ただ、NY株式市場では株に対するネガティ
ブな見方が続き、ダウは3日続落。
FRBによる利上げが長期化するとの見方や、米景気そのものに対する懸念も
株価の重荷になっているようです。

FRBのブレイナード副議長は19日、シカゴ大学で講演を行い、「インフレ
は最近緩やかになったものの、依然として高い水準にあり、これが持続的なペ
ースで2%に下がることを確実にするためには、十分に抑制的な金融政策をし
ばらく続ける必要があるだろう」と述べ、今後も景気抑制的な政策が続く可能
性に言及しました。
ブレイナード氏は今月末から開催されるFOMCでの利上げ幅については触れ
ていません。一方ボストン連銀のコリンズ総裁は、「政策金利が景気を抑制す
る領域に入り、最新の指標に基づくとピークに近づいている可能性が示唆され
た現在、当初の急速な引き締めペースをより緩やかな速度にシフトしたのは適
切だと考える」(ブルームバーグ)とし、次回FOMCでは0.25ポイント
の利上げを支持する考えである可能性を示唆しています。
両者の認識は、これまで多くのFOMCメンバーが発言した内容と足並みが揃
っていると受け止めています。

米財務省は19日、連邦債務が上限に達したことから、デフォルトを回避する
ための特別措置の活用を開始したと発表しました。
イエレン財務長官はすでに先週の時点で特別措置を講じる意向を議会に示して
いたこともあり、混乱はありませんが、今後議会で上限引き上げが議論される
ことになり、ウクライナに対する継続的な支援についても、財源の観点から議
論されるかもしれません。
財務省は、連邦債務支払い継続のため、政府が運用する退職者向け基金2つの
財源を活用する見込みです。

ウクライナ支援に向けて追加の武器供与を表明する国が相次いでいます。
バイデン政権は、25億ドル(約3200億円)規模の軍事支援で、米軍の装
甲車「ストライカー」を約100台供与する計画で、英国も地上・空中発射型
ミサイル「ブリㇺストーン」を追加で600発、デンマークもフランス製の戦
車などを供与するようです。
そんな中最新の戦車を保有するドイツの判断が注目されていますが、ショルツ
首相はNATOとロシアの全面的な戦いを避けたい意向から同戦車の供与には
やや消極的です。
ドイツ製の戦車を保有するポーランドは、ドイツの承認が必要としながらも、
「ドイツの承認が得られなくても行う可能性がある」と、モラウィエツキ同国
首相は語っています。
一方ロシアは戦争の長期化をにらんだ中、プーチン氏はロシア軍の規模を15
0万人まで拡大する計画を明らかにしており、間もなく侵攻開始から1年が経
過しますが、停戦どころか、戦況がさらに悪化しそうな状況になっています。

ドル円は依然としてドルの上値が重い展開が続くと予想します。
次回FOMCでは上述のように、0.25ポイントの利上げで決まりの様相で
す。ただ、今後の米インフレ率がどのようなペースで、どこまで減速するのか
が鍵であることに変わりはありません。
FOMCのほぼ全てのメンバーは、インフレ率の減速には慎重な見方を崩して
いません。もしその見方が正しいとなると、データ次第では「ドル先安観測の
修正」もないとは言えません。方向性は維持しながらも、フレキシブルに。

本日のドル円は127円~129円50銭程度を予想します。


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