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ドル円は反落し、130円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は132円台から下落。パウエル議長の発言内容が予想よりもタカ派的ではなかったことから131円47銭前後まで売られる。

  • 欧州市場から売られていたユーロドルは、パウエル議長の発言で上昇したが、1.0767止まりと、上値を重くする。

  • 株式市場は3指数が3日ぶりに上昇。パウエル議長の発言でマイナス圏に沈む場面もあったが、ダウは265ドルの上昇。

  • 債券は売られ3日続落。長期金利は3.67%台に上昇。

  • 金と原油は続伸。

本日の注目イベント

  • 日 12月国際収支
  • 日 1月景気ウオッチャー調査
  • 米 ウィリアムズ・NY連銀総裁、インタビュー

市場の最大の関心事は、米インフレの今後の動向とそれに伴って金融政策がどのように推移していくのかに集まっていることが、改めて確認された形です。

パウエル議長は7日。エコノミック・クラブ・オブ・ワシントンで行われたデービッド・ルーベンスタイン氏とのインタビューで、「さらなる利上げが必要になると考えている」と発言しました。先週末に発表された1月雇用統計で、市場予想を大きく上回った労働市場について「並み外れて強い」と指摘し、労働市場の非常に強い状況が続いた場合、「さらなる措置を講じる必要が生じる可能性は十分ある」と語っています。「1月の雇用統計データを事前に入手していたら、正式に決定された0.25ポイントではなく、0.5ポイントの利上げを選んだか」との質問に対しては、明確な回答を避けつつ、「残念ながら、そうした形で政策を決めることはない」と述べていました。その上で議長は、「インフレ退治に向けては先行きまだ多くのハードルある」とし、「多少のリプライスを目にすることになるだろう」と語っています。(ブルームバーグ)筆者も含め、市場はタカ派のコメントを想定していましたが、3月会合での大幅利上げに言及するなどといった発言はありませんでした。

一方、FOMCメンバーの中ではタカ派寄りとみられている、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は7日、CNBCとのインタビューでインフレ抑制に必要な金利のピークについて、「個人的には引き続き5.4%前後だと予想している」と述べ、「現時点で数字を挙げなければならないとしたら、昨年12月に示した予想を維持する」と語っています。市場予想の中間である5.1%よりも高い水準を想定しているカシュカリ総裁は、今年のFOMCでの投票権を有しています。

まもなくロシアがウクライナに侵攻を開始してから1年になります。戦況は激しさを増す一方で停戦への道筋は全く見えてきません。ウクライナ軍の幹部は、今月下旬にはロシアが攻撃を一段と激しくし、一気に戦況を好転させる計画だと述べています。ドイツ、デンマーク、オランダはウクライナに旧式の「レオパルト1」戦車を最大178台提供することを発表しています。これに先立ち、カナダは「レオパルト2」4台のウクライナへの提供を決め、すでに空輸も行われています。ウクライナの首都キーウを電撃訪問したドイツの国防相は欧州の夏までに「約20台、25台」が届き、「来年初めまでに100台以上が供給される」と述べていますが、発言からも、長引く戦闘を想定していることがうかがえます。

NYでは株式市場が上下しながらもプラスで終わり、債券は売られ金利が上昇しましたが、ドル円は下げています。ドル円は132円台前半から下げ、130円47銭前後まで売られ、この日の安値近辺で取引を終えています。今週は日銀総裁人事を巡る報道で、132円90銭までドルが反発しましたが、再び下落してきました。年初からこのような、値幅を伴った値動きを見せながらも、明確な方向感にはやや欠ける展開が続いています。

本日のドル円は130円~132円程度を予想します。
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