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NYダウ3ヶ月ぶりの大幅下落。 

金の価格が上昇し1000ドル台を記録していることは

ご存じだと思います。

日本の金採掘で有名な住友金属鉱山は九州に「菱刈鉱山」という

金の含有量が極めて多い鉱山を所有しています。

1985年の採掘以来すでに170トンほどの金を掘り出しており、

単純平均して年間7トン強になります。

しかし、通常は1トンの鉱石の中から取れる金はわずか10g程度ですから

年間7トンの金を採掘するのはかなり大変な作業です。

それほど稀少価値があることから、あの輝きを求めて

ゴールドラッシュがあったわけです。

世界で採掘される金の量は約1万トンだそうです。

一体いくらになるになるのでしょう・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 円は89円台半ばから90円を挟む狭いレンジでの取引でどちらへも一方的には動きにくい展開に。

  • ユーロがトリシェECB総裁の発言から売られ、対ドル、対円で下落。2週間ぶりの安値圏に。

  • 週間失業保険申請件数が55万1千件と発表され、先週より1万件以上も増加したことで雇用統計への不安から株式市場が大幅安に。

  • 9月ISM製造業景況指数も市場予想の54を下回る52.6と発表。

  • 一方、8月の個人消費は約8年ぶりとなる+1.3%。

  • NYダウは悪化した米経済指標により反応し、200ドルを超す下げとなり、3ヶ月ぶりの大幅安に。

  • バーナンキFRB議長は議会証言で「基軸通貨としてのドルに差し迫ったリスクはない。」と発言。

  • 株式市場が大幅に下落したことから安全資産として債券が買われ、長期金利は下落し3.1%台に。


本日の注目点

  • 日  8月失業率
  • 欧  8月生産者物価指数
  • 米  9月雇用統計


昨日同様、米経済指標は強弱の結果を示したものの、改善傾向にブレイキがかかって
きた印象はぬぐえない状況です。

個人消費は7年10ヶ月振りの増加率を示しましたが、その他の指標は市場予想を
下回るものでした。

週間失業保険申請件数が再び増加したことで、あす発表の雇用統計でも減少幅が
18万人程度と予想されている非農業部門雇用者数も悪化しているのではないかとの
懸念が広がりました。

これらを材料にこのところ調整色を強めていたNYダウは大幅に下落し前日比
203ドル安と3か月ぶりの下げを演じました。

NYダウが大幅安を記録したことで、株式市場との相関度が急速に低下している
為替ですが、今後再び連動してくる可能性もあります。
東京株式市場の調整も避けられず資金が株式から債券に大きく流れ込むことも
考えられます。

このところ、要人発言が増えてきています。
バーナンキ議長は下院で「ドルに対するリスクはない。」証言し、トリシェ総裁も昨日、
「過度の為替相場変動は経済と金融の安定に悪影響を及ぼしかねない。」と述べ、
ユーロ高をけん制する発言を行っています。
ガイトナー財務長官も「強いドルが非常に重要だ。」との見方を改めて示しています。

また、リッチモンド連銀のラッカー総裁も「米景気回復が確実に定着したならば、たとえ
失業率が10%近辺で推移していたとしても利上げを実施する必要がある。」との見解を
示しました。

このように、明日から始まるG7でも為替問題が議論される見通しもあり、要人発言が
相次いでいることから今後も注意が必要です。

鳩山総理は昨日IOC総会が開かれるデンマークのコペンハーゲンに出発しました。
現地時間金曜日の朝10時25分から誘致に向け最後のプレゼンテーションを行う予定です。

現在のところシカゴとリオデジャネイロがリードしているようですが、米国はオバマ大統領
とミシェル婦人も積極的にロビー活動を行っているとの報道もあり、仮にシカゴに決定された
場合にはドル復活の起爆剤になるかもしれません。

2016年度の開催地ですから先の話ですが、開催が決まった国の通貨にとってプラスに働く
ことは間違いありません。

開催地決定のアナウンスメントは日本時間明日の早朝になります。
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