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米CITグループ破たんで円急騰。 

11月です。

今日から為取引では「夜ふかし」が続きそうです。
海外市場は先月で「サマータイム」が終わり、
今月から「通常時間」に戻ります。

従って、これまで日本時間9時半に発表されていた
「米経済指標」は10時半になります。

また、月曜日以外は朝6時15分から取引できた
ものが、7時15分からとなります。
月曜日は7時から取引可能です。

「取引時間」と「睡眠時間」ご注意ください。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 朝方発表された個人消費支出が5ヶ月ぶりにげ減少。

  • また、原油、金先物価格も大幅に下落するなど消費者マインド
    の低下から株式市場は大幅安に。NYダウは前日比250ドル安。

  • 米株式市場の大幅下落から、安全資産の円が買われ、ドル円は
    2週間ぶりに89円台後半へ。クロス円でも円全面高。

  • 10月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)→70.6

  • 10月シカゴ購買協会景況指数→54.2

  • 米債券価格は株式市場の大幅安を受け続伸、長期金利は急低下。

本日の注目点 
      
  • 米  ISM製造業景況指数
  • 米  タロールFRB理事講演   

6時20分現在89円65-70.
今朝は円高が進んでいます。

1日(米国)、経営難に陥っていた米商業金融CITグループは
米連邦破産法にもとづく会社更生手続きの申請をし、破綻しました。

今朝早くにこのニュースが流れ、週明けのオセアニア市場では
円が急騰しています。
米金融の「異常事態」に円買いが加速しリスク資産回避の動きから、
豪ドル円を中心にクロス円でも円買いが進み円全面高の様相となっています。

先週には92円台前半までドル高円安が進んだものの、
週末には年末商戦での個人消費への懸念からドルが
下落し90円台を挟む水準で引けました。

また消費者信頼感の低下から株式市場は乱高下を繰り返し、
週末には250安と大きく下落しています。

そこに「CIT破綻」のニュースが市場に信用不安を与えたようです。

同グループは先週末には著名投資家カール・アイカーン氏から
10億ドル(約900億円)の融資を受け、早期再建を前提に
チャプター11の申請をすると観られていました。

破綻の予測があったものの、実際に「破綻」となると
リスク資産売却の動きは加速し、高金利通貨、資源国通貨、
商品あるいは株式などが一斉に売り浴びせられます。

先週末のNYダウは250ドルもの下げを演じ、
ウォール街の「恐怖指数」である株式オプション指数(VIX指数)は
一気に24%上昇して30.69%で取引を終えています。

これは昨年9月のリーマンショック以来、過去1年で最大の上昇です。

株価下落を見越した取引が急増していることを表しています。
今日の日経平均も300円を超す下落が予想されます。
昨年秋の雰囲気が漂う始めたような雰囲気も感じられます。

円は今朝既に89円20銭まで一気に買われました。

先週の92円33を安値に急騰していますが、
ここまで来ると再び先月7日に記録した88円01銭が意識されます。

目先89円が維持できるかどうか、そして、
直近の高値88円01銭を下抜けするか
どうかが注目されます。

その点では今週は材料に事欠きません。
4日にはFOMC、6日には雇用統計が控えています。

いずれも米「出口戦略」の手ががりをつかむ上では重要なイベントです。
米株式市場の行方と共に、二つのイベント次第では直近の円の高値を
試す場面があるかもしれません。
  
            

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