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日銀介入噂に円一時86円台後半。 

いよいよ師走です。
先日テレビで松坂牛がセリでかなりの高額で
落札されたとの話題を観ました。
やはり堂々とした体格(?)をしていおり、
それがおいしい牛肉かどうかはわかりませんが
一頭2009万円で落札されました。
落札した精肉店主曰く「景気が悪いので今年の年号に
因んだ金額で」入札したそうです。
牛肉となる運命が決まった当の牛は、
心なしか眼が悲しそうでした。
無条件に、ジョーンバエズの「ドナドナ」を
思い出してしまう小生でした。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • NY市場ではドルが主要通貨の大半に対して下落。
    ドバイの債権者は損失を吸収できるとの楽観が広がり、
    リスク資産への需要が高まった。

  • ロンドン市場では円が一時85円85銭近辺まで上昇。
    その後日銀が介入したとの噂で86円後半までドル高に。

  • 米株式相場は上昇。
    ドバイ・ワールドの債務不履行の可能性に対する懸念が後退
    したことが背景。また原油相場が値上がりしたことも株価
    の支援材料となった。

  • 米国債相場は小幅に上昇。
    ドバイの債務問題を背景とした安全資産買いが後退する一方で
    月末を迎え国債の買いが進んだ。

  • 米金先物相場は下落。
    ドルの先安観を背景に、ドルの代替投資先である金に買いが入った。

  • 米原油先物相場では上昇。
    英国籍ヨットの乗組員5人がイランで拘束されたとの政府発表に加え、
    シカゴ購買部協会景況指数が2ヵ月連続で上昇したことが材料視された。

  • 日 10月鉱工業生産 → 0.5%(予想を下回る)

  • 欧 ユーロ圏11月消費者物価指数 → 0.6%(予想を上回る)

  • 米 11月シカゴ購買部協会指数 → 56.1(2ヵ月連続拡大)


本日の注目点
               

  • 豪 10月住宅建設許可件数 
  • 豪 RBA・政策金利発表 
  • 欧 独10月小売売上高指数
  • 欧 独11月失業率 
  • 欧 ユーロ圏10月失業率 
  • 米 11月ISM製造業景況指数 
  • 米 10月建設支出   
  • 米 10月中古住宅販売保留
  • プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演 




ドバイショックがやや和らいだことから為替市場も若干落ち着きを
取り戻したようです。

昨日の東京では予想されたように円がじりじり買われる展開が続き、
欧州市場が入ると85円台後半を試す場面もありました。

その後「日銀が市場介入を行った」との噂でドルが買い戻され
86円70銭近辺まで円売りが加速しましたが、87円台には届かず
「上値」の重い展開に変わりはなかったようです。

NYにかけては概ね86円台での値動きで、株式市場もこの日発表された
経済市場が事前予想を上回ったことでプラスで引けています。

先週まで異常なほど動かず、値幅が限られていた円は88円を割り込んだことで、
一気に値動きが荒くなり、今年1月の円最高値87円01銭をも割り込む展開となりました。

それまでサポートと観られていた88円、87円が大きく破られたことで、
教科書的に言えばこの水準が今度は「レジスタンスライン」になる可能性が高いと観られます。

事実、84円台に突入した後の戻り高値は87円02銭であり、昨日の東京での戻りも
87円16銭と、87円台が重い値動きとなっています。

NY株式市場も落ち着きを取り戻したことで、再びリスク資産へ資金が流れるとの
見方から主要国通貨は大幅に値を戻しています。

同時にこれまでと同様にドル円ではドル高円安方向に
動いていますが、依然としとドルの上値が重いことに変わりはなく、
上記87円前半が抜けるかどうかがドル反転のポイントになろうかと思います。

昨日発表されたシカゴ購買部協会景況指数は56.1と、事前予想を大きく上回りました。

この数字は2008年8月以来の高水準で、ポジティブサプライズだったようです。

これによって、前日比マイナス圏で推移していたNY株式市場もプラスに転じて引けています。

今週は雇用統計をはじめ多くの米経済指標の事前予想が「改善」を示しています。

昨日と同様に予想を大きく上回るようだとドルが反発する可能性もあります。

週末の非農業部門雇用者数では減少幅が大きく縮小し10万人を割り込むとの予想も
一部にあります。

ドルの上値の重い展開と米経済指標改善期待との綱引きが続きそうです。

トリシェ総裁を中心としたユーロ圏首脳と中国の温家宝首相との会談では、
「人民元切り上げ」について、かなり突っ込んだ意見が交わされた模様です。

タフネゴシエイターのトリシェ総裁は人民元切り上げを強烈に迫った模様ですが、
共同声明には盛り込まれず、その後の温首相の会見では「一部の国が人民元の
切り上げを要求しているが、これは中国の成長を抑制するもので、不公平である。」
とのコメントを発表しています。

中国が元を切り上げれば困るのはそっちでしょう、と言っているように聞こえます。
温首相の方がよりタフだった言えるでしょう。

本日午後12時半にRBA(オーストラリア準備銀行)の政策金利が発表されます。

過去2回の利上げに続き25bpの利上げを行うという見方が有力ですが、
政府の財政支出削減に伴い景気回復のペースが鈍化するかどうか見極める可能性も
あることから、今回は見送ることも十分考えられます。

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