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円続伸、欧州で87円36銭を示現。 

鳩山政権が揺れています。
鳩ママからの資金供与もさることながら、
「カメの反乱」だけではなく社民党も連立から
離脱する可能性も出てきています。
「連立政権であるが故の悩み」と首相も認めている
ように、参議院では国民新党、社民党を加えないと
過半数に届かず、政権の基盤が危うい状況の中、。
ついに官副総理と亀井氏が衝突しました。
いずれ、「それなら連立を外れる」「そこまで言うならどうぞ」
ということになるのは時間の問題。
そうなったとき、自民党がなんと批判するか?
今から楽しみです。



ひと目で分かる昨晩の動き


NY市場




  • NY市場では円が3日続伸。
    前日比50銭円高で取引を終えた。
    米格付けS&Pがスペインの格付け見通しを「ネガティブ」
    へと引き下げたと発表。年末に向け日本に資金が還流される
    との見方から円買いドル売りが進み、欧州市場で
    一時87円36銭を記録。

  • 米国債相場では下落。
    210億ドルの10年債入札では海外中央銀行を含む
    投資家からの需要が弱かったため、売りを誘った。

  • 米株式相場では上昇。
    債務不履行が世界的に広がるとの懸念があるものの、
    3Mやスプリント・ネクステルの投資判断引き上げが
    好感され買いが優勢となった。

  • 米金先物相場では4日続落。
    前日比22.5ドル安の1120.9ドルで引け。
    ドルが朝方の下げを取り戻したことで、
    代替投資先の金が後退。

  • 米原油相場では6日続落。
    前日比1.95ドル安の1バレル70.67ドルで引け。
    一時70.13ドルまで下落し、10月8日以来の安値を付けた。
    在庫の増加とエネルギー消費の低迷が長引くとの懸念が背景。

  • 豪 10月貿易収支 → -23.79億豪ドル(予想を下回る)

  • 欧 独10月貿易収支 → 136億ユーロ(予想を上回る)

  • 欧 独10月経常収支 → 110億ユーロ(予想を上回る)

  • 欧 独11月消費者物価指数 → 0.4%(予想を上回る)





本日の注目点



  • NZ RBNZオフィシャル・キャッシュレート
  • 日 10月機械受注
  • 豪 11月新規雇用者数
  • 豪 11月失業率
  • 欧 ユーロ圏ECB月例報告 
  • 欧EU首脳会議(ブリュッセル)
  • 英 BOE政策金利発表
  • 米 10月貿易収支
  • 米 新規失業保険申請件数 



円は引き続き買われ大幅に続伸しました。

NYでは特にに材料がなかったこともあり小動きでしたが、
その前の欧州市場では円買いが勢いを増し、高値87円36銭を付けています。

これでドル円は、先週1週間の上げ幅の約6割を下げたことになります。

フィボナッチレシオで確認しても、半値戻しは割り込み、
その下は38.2%にあたる87円10銭がサポートのなっている状況です。

この日の欧州市場では、東京市場でのドルの上値が重い展開を受け、
ドル軟調で取引が始まりました。

その後、S&Pがスペインの格付けアウトルックを「安定的」から
「ネガティブ」に修正したとの報道からユーロが対ドル、対円で売られ、
その他主要通貨も連れ安となり前日同様「ドル高、円高」の展開となりました。

前日のギリシャの格下げに続き、スペインでも失業率の高止まりと、
財政の悪化が一段と進んだことなどがその背景にあるものと思われます。

ユーロ圏内では独仏の二カ国がすでにGDPもプラス成長に転換し
全体をけん引しているものの、一方では、ギリシャ、スペインのように
国内の景気が回復せず、依然リセッションに苦しんでいる国々との
格差が拡大している現状です。

ギリシャの財務相は昨日、EC諸国からの支援は不要との立場を
示していますが、予断は許しません。

ガイトナー財務長官は「金融安定化法」を2010年10月まで
延長する方針を議会に通告しました。

既に米大手行のほとんどが公的資金の返済を終えており、
今後は中小金融機関を含む金融安定化に向けた措置と観られますが、
同時に返済された資金を財源に「雇用拡大」にシフトさせようというものです。

11月の雇用統計では大幅な雇用改善が見られましたが、
市場は「一過性のもの」との見方が支配的です。

来年の利上げに向けての足場固めは先ず、雇用の安定が最重要課題です。

この部分の改善が進まない限り、ドル安の流れは変えられないと言えるでしょう。

円を除く主要通貨に対してドルの買い戻しが進んでいます。

ユーロは1.51台半ばから昨日の1.46台半ばまで約500ポイント。

豪ドルは0.93台前半から0.90台前半まで300ポイントの下落が続いています。

ECBもRBAも自国の通貨高が景気回復を腰を折りかねない、
と懸念を表明していますが、今後もう一段の下落が続くかどうかは、
商品相場の先行きを読むことにも繋がってきそうです。

金は4営業日続落し、この間の下げ幅は100ドルに達しました。

原油価格も6営業日続落し、10月の水準まで値を下げています。

これら商品価格が底を打ち、再び上昇に向かえば「リスク選好」から上記主要通貨にも
買い戻しが入るものと観ています。

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