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米長期金利3.75%台に、ドル買い戻し進む。 

「全従業員の24%にあたる1600人が早期退職!」
これは米国の話ではなく、日本の話です。

かつて「名門」と言われたデパートの老舗「三越」は
早期退職制度に応募した人数が1600人になったと
発表しました。デパートの売り上げは21ヶ月連続で
前年同月を下回っており、強い逆風が吹き荒れています。

売り上げ減少下でも利益を出せるよう固定費削減に踏み切った
のでしょうが、年の瀬を迎え、何とも暗い話です。

証券界のガリバー野村証券も同様に人員削減を
発表しています。

名門といえども「時代」を見誤ると凋落の一途を
たどるのでしょうか。

栄枯盛衰は世の常です・・・。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • NYではドルの買い戻しがさらに進み、対円では91円87銭までドル高に。
    その他ユーロ、豪ドル、ポンドなどに対してもドルは強含む展開に。

  • クリスマス休暇前のポジション巻き戻しと、11月の中古住宅販売件数が
    前月比7.4%増の654万戸を発表されたことでドルは堅調に推移。

  • 株高を背景に、この日も米長期債は売られ金利は上昇。
    10年債利回りは一時3.76%と、8月13日以来の高水準を記録。
    米金利高からドルへの資金回帰が優性となった。

  • 原油価格は大幅上昇。OPEC総会での決議は材料視されず。

  • 第3四半期GDP改定値 → 2.2%増(市場予想を下回る

  • 11月中古住宅販売件数 → 7.4%増、年率換算654万戸



本日の注目点

  • 英 BOE(英中銀)議事録
  • 米 11月個人所得
  • 米 11月個人支出
  • 米 11月新築住宅販売件数

円は昨日の東京市場午前中に、ストップロスと観られるドル買いに、
91円48銭まで円安が進み10月27日以来の水準まで売られました。

その後の91円台前半での取引が続きドルは底堅い動きが続いていましたが、
海外市場ではさらに円安が進み、NYでは91円87銭までドルが買い
戻されています。思った以上のドル円の「急回復」です。

円は先月27日の朝方に84円82銭という14年ぶりの「円最高値」を
記録しました。既にその水準から7円戻したことになります。

そもそも円がそこまで買われる理由なかったはずでしたが、「ドバイショック」
に引っ張られる形で円買いが進んでしまったということでした。

為替の世界に「後講釈」はつきものですが、私自身、85円割れは
ドルが売られ過ぎとの感触を持ちながら、一旦85円割れた以上、
「戻りは限定的」とのイメージを払拭できませんでした。

その結果、ドルの買い戻しがあっても90円止まり。その後は90円を挟む展開、
と予想していました。
しかし現状、足元では想定を超えるドル買い戻しが進んでいることになります。

さて、今回のドル急反発で、8月から始まった円高の「半値戻しは」は達成しました。
97円80銭からの下げ幅は12円98銭となり、すでに下げ幅の54%を戻しています。
90円台で安定するにはも一段、できれが92円半ばまでドルが上昇してほしい
ところですが、ここから先踏ん張れるかどうかは予断を許しません。

目先92円35銭をクリアできれば90円―95円の取引レンジに収まる可能性が
高くなると観ています。

テクニカルでは、ローソク足は既に「100日移動平均線」を上抜けしており、
一目均衡の「遅行スパン」が「100日」を試そうという状況です。
ここからも現在はさらに上抜けするのかどうか、重要なポイントに位置していると
言えます。

市場参加者が少ない中、米株式市場の好調を背景に米国債は軟調です。
その結果、米長期金利が大幅に上昇しており、ドル買い戻しを後押ししている
状況が続いているわけです。

ただ、今週の動きを観た場合、ユーロや豪ドルの上昇スピードは円に比べ鈍くなって
きているようです。

特にユーロドルは重要なサポートである1.42付近が視野に入ってきており、
完全に抜けきればユーロ安に「大きく転換」した可能性もでてきます。

今回の円の大幅安はユーロ、豪ドルなどの「金利選好通貨」の売り戻しに影響を受けた
側面も強く、円が上記82円台を目指すかどうかは引き続きユーロの動きが注目されます。
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