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NY休暇明けでも動意無く円91円半ば。 

「朝三暮四」・・・・。
中国の宋の時代の言葉のようですが。

これは小生が学生時代に授業で習った言葉ですが、
今でもその時の光景じゃ鮮明に覚えています。

どう言うわけか、その授業は「貿易英語」でした。
先生が何かの例えにこの言葉を引用し、意味を説明してくれました。

猿にクリを朝三つ、暮れに四つ与えていたところ、「もっとくれ」と
言うので朝四つ、暮れに三つにしたところ、喜んだというものです。

実質的には何も変わらないのに、目先の事象を変えて納得させてしまう。
ガソリンにおける「暫定税率」などは正にこの例えにぴったりです。
支持率も50%に急落した鳩山政権、大丈夫でしょうか?


ひと目で分かる昨晩の動き

12月25日の東京市場


  • クリスマス休暇明けのNY市場でしたが、依然として市場参加者が少なく、
    経済指標の発表もなかったことから為替は値動きなし。

  • 円は先週からの水準でほぼ「固定」。91円台半ばでの取引が続く。
    クロス円は軒並み円安に推移。

  • クリスマス商戦の結果が堅調だったとの報にNY株式市場は続伸。
    ダウは6日続伸し、約1年3ヶ月ぶりの高値更新。

  • 債券相場は続落し、長期金利は上昇。2年物債の入札が行われたが
    落札比率が過去5ヶ月で最低だったことから売りものが優勢。

  • 原油、金価格ともに小幅続伸。


本日の注目点

  • 欧   12月独消費者物価指数          
  • 米   10月ケースシラー住宅価格指数 
  • 米   12月消費者信頼感指数 
  • 米   5年物国債入札     


円だけではなく、他の主要通貨もほとんど値動きがありません。
クリスマス休暇が終わったことで多少の値動きを期待しましたが、
やはり年末でしょうか、参加者は少なく為替市場は「開店休業」状態です。

クリスマス商戦が堅調だったとのリポートがあり、株式市場はでは好感され、
ダウ、ナスダック共に続伸しました。

しかし、売上は営業日数が1日多かったことが主因で、実質的には前年比
横ばいです。
米小売り売上が回復したかどうかを判断するのは時期尚早と言えます。

それにしてもドルが堅調です。
米長期金利の上昇が続いていることが背景にありますが、
株高→債券安→金利高→ドル高の一連の流れは機能しており、シカゴのCFTCでの
ドル売り建ては急速に解消されています。

今後、新たにドル売りポジションを積み上げていくのか、あるいはドル買い持ちに
転じて行くのかも注視したいところです。

まるまる1週間91円台での取引が続いているドル円も、さすがに今日あたり
からは動くと観ています。

重要な指標である「ケースシラー住宅価格」と「消費者信頼感」が発表されるからです。
事前の予想では前者はマイナス7.1(前月はマイナス9.36)、後者は53.0
(同49.5)と、既に改善しているとの予測が出ています。

商業用不動産を除く多くの経済指標が改善傾向を示し、今月に入ってからは
米ファンダメンタルズと為替相場は完全にリンクしてきているようです。

今日の値動きでは、上値は91円85-90が抜けるかどうか。
下値は91円30を切れるかどうかに注目します。

東京では何れも難しそうですが、今夜のNYに期待したいと思います。
株式市場が堅調なことから、ドルの上値を試す可能性がありそうですが、
「消化不良」解消まで間もなくです。
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