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ADP雇用者数の改善でドル全面高。 

朝からトイレに関する話題で恐縮ですが、

今や、駅や、オフィスでもおなじみの手を乾かすマシン。

「ジェットタオル」「エアータオル」という名称で設置されています。

世界で最初に開発したのが三菱電機です。

最新の機種ですと、噴き出す風の速さは「時速360km」以上にも

なり、新幹線よりも速いスピードです。

そもそもこのマシンの発想は、濡れた手を「乾かす」より水分を

「吹き飛ばす」方が節電できるというエコの発想が基礎になっているそうです。

これまでは「拭く」か「乾かす」しかなかったことを考えると、見事な発想ですね。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 1月ADP雇用者数が市場予想より大幅に改善したことを
    受けてドル全面高の展開に。

  •  円はこれまで壁となっていた91円手前の水準を上抜け
    91円28まで売られ、2週間ぶりに91円台を示現。    

  • ユーロなどの主要通貨もドルに対して下落。クロス円全般では
    円の下落スピードが速かったことから円安気味に。      

  • その後の米経済指標は悪化していたことから株式市場の反応は
    まちまち。NYダウはここ2日間の大幅上昇もあり小幅反落。
    一方、ナスダックは小幅続伸。

  • 債券相場は、ADP雇用者数の改善から出口戦略の早まりを
    懸念して下落、金利は上昇し約3週間振りに3.7%台に。

  • 金、原油価格は、このところの急上昇から利益確定の売りが優勢となり反落。

  • 1月ADP雇用者数 → マイナス22,000人(市場予想より改善)

  • 1月ISM非製造業景況指数 → 50.5(市場予想を下回る)



本日の注目点

  • 豪   12月小売売上高    
  • 英   BOE政策金利発表     
  • 欧   ECB金融政策発表    
  • 米   週間失業保険申請件数 
             

   
これまで3度挑戦して抜けずに跳ね返されていた90円95レベルを
上抜けし、91円28銭までドル円は上昇しました。

昨日の朝方の東京でも90円台後半は意識され、むしろドル安傾向に推移。

欧州市場では90円台前半まで円が買われ、NY市場待ちという状況の中、
1月ADP雇用者数が事前予想を上回る改善を示したことから、ドル全面高の
展開となり91円台突入となったわけです。

ADP雇用者数は明日発表される雇用統計の前哨戦とも言うべき指標で
、事前の予想を上回ったことから明日の指標改善への標期待感からドル買いが
加速しました。

内容的にも、特にサービス業の改善が目立ち、雇用者数は増加に転じています。

その結果、その後に発表されたISM非製造業景況指数が予想より下回ったにも
かかわらずドルは堅調でした。


先週末のGDP,その後のISM製造業景況指数、そして今回のADPと、
このところ米経済指標の改善ぶりが見立ちます。

これまでは改善傾向は示すすものの、「一進一退」の動きでしたが、ここ1週間で
発表された経済指標を見る限り、「まだら模様」から一歩抜け出した可能性があります。

そして、この延長線上には最重要指標である明日の「雇用統計」が控えており、
いやが上にも期待感が高まってきます。

失業率は10%で横ばいか、あるいはやや悪化しているとの予測ですが、
雇用者数はプラス5千人から1万人の間に予測が集中しており、概ねプラスに
転じると観ているようです。

個人的には12月のマイナス8万5千人が上方修正されるのでは、と予想しています。


米経済指標の改善を手がかりに、市場ではドル全面高の様相です。

円も、約2週間ぶりに91円台に乗せてきました。

しばらくぶりの水準ということで、実需のドル売りが控えていると思われますが
そのドル売りにどこまで下押しされるかということが重要かと思います。

90円70割れがなければ、明日の雇用統計を控え大いに期待できることに
なりますが、その水準を割り込み90円50を割り込むと「やはりドルの上値は重い」
という印象が再び台頭し、今後の相場展開に影響をあたえてくるものと思われます。


先日政策金利の据え置きを決定し、急落した豪ドルですが、翌日には下落幅の
7割程度を回復し、ある意味「粘り腰」を見せています。

昨日のドル全面高の展開で再び下落基調を見せていますが、本日9時半に、
12月の小売売上高が発表されます。

市場予想は前月比+0.2%ですが、3月のRBAの政策決定会合に影響を与える
指標だけに注目されます。


また、ギリシャの財政問題で軟調な動きが続いているユーロですが、昨日の欧州では
一時、1.40台を回復しましたがドル高の流れから再び1.38台に
押し戻されています。

今朝の報道では、EUの欧州委員会が現在13%近い、「対GDP比財政赤字幅」を
3%以下に抑えるよう強く要請しました。

今後数年以内に4分の1まで財政を改善できるとは到底思えません。

今後この問題がさらに深刻化し、言われているようにポルトガル、スペインなどに
波及しユーロ安が一段と進むようなら、やはり「ECBの出動機会」はあるのでは、
と考えます。

ユーロドルは「週足」の200日移動平均線で下落を見事に止められています。

1.3850-60を割り込むと、その下の「一目」の雲がサポートしますが
その雲もそれほど厚みがないことから1.37台半ばを抜けると下落が
加速する可能性は意識したいところです。
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