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ギリシャ救済報道でユーロ急騰。 

ある経済誌の副編集長氏によると、FXに一番興味が
ある年齢層は「30代独身女性」だそうです。
「それは自由に使えるお金を一番もっているからじゃない?」
と聞くと、「いゃ、そうじゃなくて自由に使える時間が多いから」
との答え。そして、「資産運用には非常に敏感」だそうです。
そういえば、当社のセミナーにも「らしき人」は、やはり多い。
かつて「ミセスワタナベ」がFXの代名詞でしたが、
いずれは「ミスワタナベ」に変わるかもしれません。





ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • EU主要国によるギリシャ支援の報道に、これまで売り込まれていた
    ユーロが大幅に上昇。豪ドルなどその他主要通貨なども買い戻された一方、
    円は売られ、クロス円は軒並み急反発。
  • この報道にNY株式市場も反応し、NYダウは150ドルを超える
    上昇、ひとまず市場が安定するとの見方から「リスク資産」売却の
    動きにブレイキ。
  • WSJ(ウォールストリートジャーナル)は、ドイツと一部の
    EU諸国がギリシャと他のユーロ諸国に「融資保証」を実施する
    可能性があると報道。
  • このため金、原油などの商品相場は急反発。 
  • 米債券は株高を受け下落、長期金利は3.6%台に上昇。    
  • 12月米卸売売上高 → 前月比+0.8%



本日の注目点

  • 日   12月機械受注
  • 中   1月貿易統計          
  • 米   12月貿易収支    
            
       


            





何度かこの欄で指摘してきたように、ポイントは「ギリシャ支援の行方」と
「NY株式市場の行方」でした。
昨日のNY時間に、ドイツなどEU主要国が「ギリシャ支援の可能性につい
て検討」との報道にユーロは対ドル、対円で乱高下しながらも、結局大きく
上昇しました。
これまでは「自国の財政問題は自国で解決すべき」と、突き放してきたEU
首脳も、このまま放置しておけば、ギリシャだけの問題ではなくなり他のE
U諸国への影響を懸念し始めたということです。

現に、ポルトガル、スペインなどのソブリン債のCDSは上昇しており、
「何らかの援助が必要」との判断に傾いたものと思われます。
ただ、具体的な方法については不透明で、場合によってはIMFに委ねる可
能性も指摘されています。

通貨ユーロは昨日までは財政問題だけで大幅に売り込まれてきただけに、
この報道が伝わると大きく買い戻されました。
対円では124円台前半まで円安が進み、先週末の120円台は
「目先の大底」の可能性がでてきました。
同様に、豪ドル円についても先週末の76円台前半は「大底」の可能性があ
ります。

昨日はギリシャ問題に加え、「NY株式市場」が大幅に上昇したことも上記
動きを加速させました。
欧州主要国の株式も大幅に上昇し、これまでの「リスク資産」売却の動きに
ブレイキがかかりました。
ただ、ギリシャの財政問題はこれで終わったとも思えません。
11日にはギリシャの公務員のストライキも予定されています。
また、財政を支援するにしても同国に対しては厳しい条件が課されるとの
見方もあります。
今後の支援内容を見極めていきたいと思います。

さてドル円ですが、昨日は「蚊帳の外」だったようです。
ギリシャ救済のニュースが飛び交った割には値幅は限定的で、しかもドル円
単独というよりも「クロス円」絡みの取引に影響されたように思えます。
今朝8時前にはNYのドル高値を上抜けし、一時89円94までドル高が進
行しましたが、90円を前に足踏み状態が続いています。
今日の日経平均の上昇に伴ってどこまでドル買い円売りが進むか、という
ところでしょうか。

ドル円の中期的なトレンドとしては変わらず、依然として下落トレンドです。
足元ではまず、90円台に乗せ、そこで安定できるかがポイントになってき
そうです。
日米ともに株式市場が落ち着き「1万の壁」をキープできるようなら90
円ー95円のレンジも見えてきそうですが、当面はギリシャに対する支援策
を睨みながら、90円を挟む展開の可能性が高いと観ています。
加えて、今日と明日発表が予定されている中国の経済指標が気になります。

このところギリシャ問題で忘れかけられていますが、中国の金融引き締め政
策への転換は、為替市場に大きなインパクトを与える可能性があることを忘
れてはいけません。
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