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米雇用統計を受け円安加速。 


ウオールストリートジャーナル紙(WSJ)によると、
先週金曜日に米国フロリダでこんな事件が起きたと伝えています。
フロリダに住むフィッシャ・ーポール氏が取引銀行の
サントラスト銀行にある自分の口座残高をチェックしたらなんと、
「88,888,888,888.88ドル」と表示された。
約890億ドル(約83兆円)の預金残高です。。
もちろんこれは銀行のテクニカルエラーで、すぐに修正されましたが
ポール氏はアイデアマンで、修正される前に同行担当者に尋ねました。
「このお金を利息の付く口座に移し、その利息をチャリティー
に寄付したいんですが」と。
利息額は730万ドル(約6億8千万円)以上になるそうです。
銀行はもちろん「NO!]。
かつて米国人の考え方は「大きいとはいいことだ」
と言われました。
さすがにエラーの金額も桁違いです。
何しろ日本の国家予算規模ですから。
1千万から2千万に預け入れ限度額の引き上げなんぞ
小さい、小さい・・・。




ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が16.2万人プラス
    失業率は前月と同じ9.7%と発表。
  • 事前予想では18万人のプラスと読んでいたことから発表直後
    ドル円は下落、93円60銭まで売られたもののその後はドルじり高。
  • 国勢調査のための臨時調査員は4.8万人だったことで、実質大幅な
    増加だったことと、2月の同部門雇用者数も3.6万人減から1.4万人減に
    上方修正されたことがドル買いに繋がった。
  • 円は昨年8月以来の94円70銭まで下落し、クロス円でも円安が進み
    円の独歩安となった。
  • 為替市場以外のマーケットは休場。


     

    本日の注目点


         
    • 欧  ロンドンなど欧州主要市場休場(イースター)  
    • 米   3月ISM非製造業景況指数   
    • 米   2月仮契約住宅販売件数  
          




    注目の3月雇用統計では数字そのものは事前予想を下回り、一時ドル売りに
    傾いたもののすぐに反転しドル円は94円70を記録しました。
    先週、先々週と円はほぼ一貫して下落しており、私も含めて市場の多くの人
    達が予想したように円安がさらに加速しています。

    雇用がプラスに転じたことで、「2010年は雇用対策が最重要」と宣言し
    たオバマ大統領の政策も効果をあげ始めているものと思われます。
    米大統領経済諮問委員会のローマ委員長は今回の雇用統計の結果を踏まえ
    「2010年1-3月期でみれば月平均5万4千人の増加だった」と指摘、
    オバマ政権の成果を強調しました。昨年の3月ではマイナス65万人と、最
    悪の労働市場でしたが、その後米回復に伴い減少幅は縮小し今回は大幅増加
    に転じました。

    今後この増加傾向が安定してくれば、現在高止まりしている失業率もいずれ
    低下してくるものと考えられます。
    そして、その先には「利上げ」が待っており、2008年9月の「100年
    に一度」の金融危機を克服し、景気は本格的に回復、というストーリーが描
    けそうです。

    さて、ドル円は当面のターゲットであった95円が視野に入ってきたように
    思えます。これまで円は大きな調整もなく、ほぼ一本調子で売られてきまし
    た。
    先週初めには「週足」での長期下落を示すトレンドラインを上抜けし、ドル
    上昇に弾みがつき、93円、94円の抵抗ラインを次々に抜き、年初来高値
    を更新してきました。足元では、これまで指摘してきたように95円前後に
    位置する「週足」での「雲」の中を上昇し、現在ほぼ上限にいます。

    米長期金利の上昇や、堅調な株式市場などドルサポート材料が多いことから
    「雲」を抜け95円台乗せは近いと観られますが、注意も必要です。

    上述のように、これまで「調整」もなく円は売られ続けています。一旦調整
    があってもおかしくありません。
    むしろ、「健全な調整」を経てドルが上昇した方が、息の長いドル高に繋が
    るな可能性が高いとも言えます。
    その意味で、今週のどこかで1円~1円50銭程度の調整も頭にに入れてお
    きたいところです。下値のメドは「1時間足」でみる93円70銭の「雲」
    です。現在のレンジを90-95円と観るのか、95円を挟む展開と観るの
    か判断が難しいところですが、ひとまず前者と観るのが妥当かと思います。
    ドルの長期下落トレンドが転換した可能性が高いと観ていますが、相場は棒
    上げするわけではありません。
    特に、上昇相場は時間をかけゆっくりと進むものです。
    クロス円も含めた円売りのポジションはそろそろ、手放すタイミングを探す
    段階かと思います。
    95円台の「滞空時間」はそれほど長くはないと観ています。

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