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NYダウ400ドル高でユーロ安一服。 



日本の大型連休真っ只中5月1日、米ネブラスカ州オマハの
スタジアムには世界中から4万人以上の人々が集まり、
一人の老人のメッセージに聞き入っていました。
投資会社バークシャーハザウェイの株主総会で、
著名投資家、ウオーレン・バフェット氏が株主からの質問に
直接答えていたからです。
メディアによれば、氏は5時間にも及ぶ株主からの質問に
答えていたそうです。
その中には今後の日本の企業に対してM&Aを行うことも
含まれたいました。
中国には巨額の投資は行っても、日本には見向きもしなかった
氏が投資を考えてるのであれば、将来有望との声も。
日本の株式市場は相変わらず他力本願です。


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • EUがユーロ防衛のための基金を最大で700億ユーロに
    決めたことや、ECBを中心に欧州中銀が国債買い入れを
    行ったことなどを受け、ユーロドルは欧州時間帯に1.31台目前まで
    急反発。
  • これまでリスク回避の巻き戻しから円も売られ93円半が
    を超える円安に、クロス円も軒並み上昇。
  • ユーロはその後、対応策は発表されたものの、ギリシャが財政削減を
    実行できるかどうかが依然不透明なことから下落し、再び1.27台に。
  • ギリシャ危機に対する欧州の取り組みが評価され、NYダウは急反発。
    前日比400ドルを超える上昇で、これまでの下げの7割弱を回復。
  • ギリシャ国債は上記対策を好感し、利回りが急低下、ドイツ国債との
    スプレッドも低下し4%割れ。利回りは依然高水準。
  • ドルが買い戻されたことで、金は下落、原油価格は5日振りに
    反発。
  • NY株式市場が全面高となり、債券相場は反落。


    本日の注目点

    • 中   4月消費者物価指数・卸売物価指数  
    • 欧   4月独消費者物価指数        
    • 米   3月卸売売上高           






    EUが9日の日曜日にかけて緊急に取りまとめたユーロ防衛策を、昨日
    のアジア時間早朝に発表したことから、ユーロは対ドル、対円で急反
    発しました。
    欧州時間には対ドルで1.31台手前まで。対円では122円台前半まで
    ユーロが買い戻されましたが、NY市場では再び下落しています。

    ユーロ防衛のための基金を7500億ユーロ(約89兆円)の規模に設定し
    たことに今回のEUの決意が表れていると市場は受け止めたようです。
    この規模は、昨日の経済紙の報道に比べ10倍の規模となっており、
    少なくとも「ギリシャの次」を見据えた金額の積み上げを行ったものと思わ
    れます。
    同時に、国債の買い入れや、リーマンショック後の金融不安解消のため、
    日米欧で取りきめたスワップ協定も一時的に復活させました。
    このような緊急対策を発表したことで市場は、EU諸国はユーロの信用
    回復に本気で取り組んできた、との評価を下したようです。

    株式市場でもさらに大きく反応しました。
    欧州各国の株価は軒並み反発し、NY株式市場ではダウ平均株価は
    先週末比404ドル高と先週3日間での下げの7割ほどを一気に回復し
    ています。
    今日の東京株式市場でも300円程度の上昇を見込めると思われますが、
    今後の焦点はギリシャが実際に財政削減をどの程度できるのかという点と、
    スペイン、ポルトガルなどへの波及の可能性の2点です。
    ひとまず、EU、ECBを中心に大規模な支援策を打ち出しましたが、これ
    で事態が収まらないと、最悪のケースではギリシャのユーロ圏離脱や、ユ
    ーロ圏再編問題にまで発展する可能性もあります。

    先週末の米雇用統計で米労働市場の回復は軌道に乗ってきたように見
    えます。米景気の回復は、基本的には「ドル高」であることから、ユーロ安、
    あるいは円安が進み易い地合いと言えるでしょう。
    ユーロの戻りは限定的との見方が依然支配的な中、緩やかなユーロ安で
    あればEU、ECBにとってそれほど大きな問題にはならにのではないかと
    思います。
    ユーロ圏貿易はその約7割が域内で行われているとの統計もあり、信用不
    安さえ避けられれば為替に関してはユーロ安を「容認」する可能性さえあ
    るのでないかと考えています。

    ユーロに引っ張られ値幅も拡大している円ですが、やはり先週に記録した
    87円95銭は目先の底値と見られます。
    戻りも93円台がせいぜいとの見方もありますが、今回の危機が金融市場全
    体の危機ではなく、ユーロ圏の危機だとすれば、円が昨年後半のように買わ
    れる理由は見つけにくいのではないでしょうか。

    いずれにしても、円自体の材料はなく、ユーロに翻弄される展開は変わりま
    せん。明日発表のユーロ圏第1四半期GDPを前に神経質な展開はまだまだ
    続きそうです。
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