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ユーロドル下落、再び1.21台半ばに。 

都合で1週間日本を離れていました。
海外でも為替レートはチェックしていましたが、
円高、ドル高が加速しています。
欧州発の信用不安がどこまで高まるのか?
また、それに伴いユーロがどこまで下落するのか?
焦点はそこに集約されているようです。
今週もあと2日、がんばりましょう。



ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はややドルが反発し90円半ばまで上昇したものの、
    ユーロの急落に、NY株式市場が反応し下落。円も再び90円割れまで状上昇。
  • 英FTが中国政府がユーロ諸国の国債購入の見直しを
    検討していると伝えたことから、ユーロドルが下落し、
    1.23台前半から1.21台半ばまでユーロ売りが進む。
  • 好調な米経済指標を背景に、NYダウは一時前日比130ドルを
    超える上昇を見せたが、ユーロの急落をきっかけに下落に転じ、
    大引けは前日比69ドル安。引け値での1万ドル割れは3ヵ月半ぶり。
  • 金は大幅反発し原油も急伸。引け値で71ドル台を回復。
  • 債券相場は小幅反落し、金利はやや上昇。入札を控え様子見。
  • 訪英中のガイトナー財務長官は会見で、EUのユーロ安に
    対する行動を期待する旨の発言を表明。
  • 4月耐久財受注 → 2.9%(予想を大きく上回る)
  • 4月新築住宅販売件数 → 50.4万件(市場予想は42.5万件)



    本日の注目点

    • 欧   OECD理事会
    • 米   1-3月期GDP(改定値)
    • 米   7年物国債入札



    再びユーロ安から「ドル高、円高」および、「株安」が進んでいます。
    市場は欧州からの情報に非常に敏感になっています。
    中国は外貨準備の一部として約6300億相当のユーロ圏の債券を保有
    しており、このところのユーロ安から投資枠の無直しを検討すると、英
    フィナンシャル・タイムズ紙が伝えました。
    これをきっかけに、市場はすかさずユー売りに走り、ドル買い、円買いに
    弾みをつけました。
    また、米ウォールストリート・ジャーナル紙は、スペイン第2の大手行であるbr>
    ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリヤ(BBVA)が約10億ドルの短期資金の再調達が
    できなくなったと報じ、これもユーロ安を加速させました。
    このように欧州からの情報には聞き耳を立てて、ネガティブな内容にはすぐにユーロ売りで
    反応するスタンスが定着したようにも思えます。

    ドイツでは空売り規制を全ての上場株式やデリバティブにも適用するよう
    EUと調整する模様です。
    議会での審議を経ての成立となるため、早くても9月になる見込みですが
    この法案の行方も今後のユーロ相場に大きな影響を持ってくるものと思われます。
    ユーロドルは1.23台から1.21台半ばまで下落しましたが、先週記録した
    1.2143の最安値を今のところ割り込んではいないの、がせめてもの救いです。

    先週もこの欄でも書きましたが、この水準は2000年10月の安値0.8228から、
    2008年7月の高値1.6040のちょうど半値に当たり、テクニカル的には非常に重要な
    値位置になっています。
    この水準を抜けてくると大台の1.20割れも見えてきます。
    そして仮に1.20を割り込むと下値のメドが見えなくなることから、ECBによる
    「市場介入」の可能性も高まってきます。
    ガイトナー米財務長官も「市場は何らかの行動を求めている」とのコメントを残しており
    ユーロ買いドル売り介入が全く考えられない状況ではなくなりつつあります。

    円については、積極的に買う材料はないものの、リスク回避の動きが継続されていることから
    断続的に買われているのが現状です。
    今週は90円を挟んだ展開が続いていますが、テクニカルでは「週足」の雲の下限を
    出たり入ったりの動きで、現状では雲の上限である93円13銭を抜ける可能性は
    少ないものと思われます。
    ポイントは「遅行スパン」がローソク足を完全に抜けきる水準となる88円台割れが
    実現するかどうかだと思います。
    この水準まで円が買われるようだと、現在でも「円高、円安」で混在している相場観が
    一気に「円高」に傾く可能性があるからです。
    ユーロドルが1.2の節目を割り込み、それに伴いNYダウが9500ドルに
    近付く状況になると、その可能性も高まり、昨年11月に記録した85円割れが
    意識されるかも知れません。

    ユーロを買う理由が見つからない以上、ドル円でのリスクは下落の方が高まりつつ
    あります。
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