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お金の話 


お金の話



第一話:貨幣の誕生



7月29日の日本経済新聞朝刊「春秋」欄にこんなコラムがありました。

『最初は貝殻や毛皮。次に金や銀。お金の歴史である。希少な材料だからこそ価値がある。
現代の通貨は紙でできている。なのに、どうして皆が大切にするのだろう?
小学生に聞くと、愉快な答えが返っていきた。「たぶん思い込みでしょう」』

そしてさらに続く、

『では、世界中の人が大事だと思っているは、どこの国のお金でしょう?』
答えは、世界の基軸通貨ドルです。


最近、そのドルの価値が心配されていますが、今回は「お金」の話です。

古代の人々は、洋の東西を問わず、交換を円滑にするために、物品貨幣(塩、貝)を
用いていました。では、なぜそれらの物が貨幣として使用されるようになったのでしょうか?
人類が自給自足経済から、自らの欲するものを他の人から物々交換によって手に入れる
ようになるのは自然なことでした。

海や川のそばに住み、魚を取ることに長けていた人は魚を取ります。一方、狩猟の
うまい人はシカなどを狩り、肉をとります。毎日同じものばかり食べているわけにもいかず、
魚と肉を交換することによって普段口にしないものを食べ、欲求をみたすようになるわけです。

しかし、ここで問題が起こります。魚を持って肉と交換したいと思ったら、肉を持っている人を
見つけるだけでは十分ではありません。なぜなら、肉を持っている人が全員、魚が欲しいとは
限らないからです。中には果物を欲しい人もいますし、塩が欲しいひともいるはずです。肉を
持っていて魚を欲しい人を見つけなければ物々交換は成立しません。
つまり、取引を成立させるためには、肉を持っている人を見つける「偶然」と、魚を欲しがって
いる人を見つけるという「偶然」の二つをクリアしないといけないことになります。

ここに貨幣誕生のヒントがあるわけです。

物々交換が進んできた状態を見てみましょう。

例えば、Aは魚を持っていて、それをBという人が持っている肉と交換しようとして、
成功すればAもBも魚と肉を食べることができます。そこにCという塩を持っている
人が現れたとしましょう。

Aはまず自分の魚とCの塩とを交換し、自分が使う以上の塩を手に入れます。
そして、その後、その塩を交換に用いてBから肉を手に入れることができます。

しかも、塩は日持ちがするので、手元に置いておけばいつでも、必要な時に
交換に使用できます。すると、Bもいざという時の交換のために、塩をいつも
手元に持つようになります。このように塩は貨幣として使われるようになりました。

このようにして貨幣が誕生する訳ですが、貨幣として使われたものに、ギリシャでは
牛がありました。ただ、牛は保管や移動がそれほど簡単ではありません。
中国やアフリカ、日本では貝が使われました「タカラガイ」という種類の貝で、子安貝
(コヤスガイ)とも呼ばれ、安産のお守りにもなったそうです。

その他にタバコ、毛皮、干鱈などが貨幣として利用されたという記録がのこっているそうです。

To be continued・・・

次回は、8/19(火)の予定です。


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