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ユーロ下落でドル高、円高に。 

改めて城山三郎著「どうせ、あちらへは手ぶらで行く」を

読み返しています。氏が2007年に亡くなった際に

むさぼるように読んだ本の中から、ふと、また読みたくなりました。

日記調の内容なのですからすらすら読めてしまいます。

氏は2000年に奥様をがんで亡くし約7年間子供たちに助けられながらも

一人で頑張ってきました。

恐らく、有名人の中でも最も愛妻家で、仲のよかった夫婦です。

「夫婦とは会話であり、思いやりであり、相手の身になって考えることである」

と、語っています。耳の痛い話です。

80歳で亡くなりますが、75歳ころから物忘れがひどくなり、

家のカギをなくし2時間探して見つけた、その15分後に再びカギ探しに

奮闘したエピソードも語られています。

作家の三好徹に「古希のお祝いに何がほしい」と聞かれ、

「女房を返せ」と答え、シーンとなった箇所では思わず苦笑。

因みに氏の長男は、某都市銀行の為替ディーラーで、何度か相場の話を

したことがあります。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • 為替市場は全般的に小幅な値動き。円は90円台半ばを中心に

    上下20銭程度と方向感なし。

  • ユーロドルもこの日は大きな動きはなく、1.22台半ばから

    1.23台前半での取引。1.24台を記録後3日続落。

  • 仏大手銀行クレディアグリコは子会社であるギリシャのエンボリキ銀行の

    株式評価損4億ユーロを計上すると発表。ユーロ売りに繋がる。

  • 米住宅指標の悪化からNY株式市場は軟調。ダウは150ドルに迫る

    下げを見せ、米景気回復に慎重な見方も。

  • 債券相場は株安から上昇。長期金利は2週間ぶりに3.1%台まで下落。

  • 金価格は前日とほぼ変わらず、原油は小反落。

  • 5月中古住宅販売件数 → -2.2%(566万件)

  • 6月リッチモンド連銀製造業指数 → 23.0

  • 4月住宅価格指数 → +0.8%



    本日の注目点


    • 独   7月独GFK消費者信頼感調査

    • 英   BOE 議事録               

    • 米   5月新築住宅販売件数    

    • 米   FOMC      




    懸念していた米住宅市場が再び下落傾向を見せ始めたようです。

    昨日発表された6月中古住宅販売件数は前月比2.2%減少でした。

    新築住宅販売が伸び悩み、中古住宅にもその影響が出は始めたとも受け
    取れます。

    減少幅は市場予想を大きく超え、米景気の回復の足取りが鈍化しているとの指摘も
    あります。

    本日のFOMC声明文にも景気に対する慎重な見方が盛り込まれるようだと、市場は
    ドル売りで反応する可能性もあります。



    ユーロドルは3日続落し、1.22台半ばまで売られています。

    1.25台まで買い戻されなかったことと、昨日のBNPパリバに引き続き、大手仏銀

    クレディ・アグリコルがギリシャにある銀行子会社の株式評価損が4億ユーロ(約44
    0億円)にのぼると発表し、ユーロ安に繋がりました。

    仏銀大手はギリシャ国債も大量に抱えていることから、今後は銀行のバランスシー
    トの中身が問われることになりそうです。

    昨日のユーロドルは1.22台前半まで下落し、8時間足の100日移動平均線に絡
    む水準まで下落しています。

    再び下げ基調に入ったようにも見受けられますが、1.22台をキープできるのか、

    そして、半値戻しにあたる1.2182を割り込むのかどうか重要なレベルにいると
    言えます。

    戻りの上値は1.24台で確認されたことと、欧州からの悪材料が見込まれる状況を
    考えると1.23台半ばから上は売りゾーンと見ざるを得ません。



    ドル円は月曜日のNY市場で91円台半ばまでドル高が進んだ後、徐々に上値を切
    り下げています。人民元相場の弾力性を高めるとの報道後、一旦90円を割り込み
    ました。

    チャートではこの時点で日足の「三角保ち合い」を下抜けしており、下落リスクが
    高まったと見られます。

    ただ、週足でのチャートが崩れていないことから、このまま下落するかどうかは微
    妙なところです。
    もうしばらく値動きを見極めたいというのが正直なところです。



    一時80円台を回復し、81円に迫ろうかという水準にまで上昇した豪ドル円も再
    び下げ足を速めています。

    基本的にはユーロ円と同じ動きをすることから、今後のユーロ円をどう見るかと
    いうことに通じますが、人民元切り上げ問題を消化し、中国経済の急ブレイキが避
    けられそうな現状を考慮すると、下値はそれほど深くないと見られます。

    77円を中心に上下1円程度を買いゾーンと見ていますが、円が90円を割り込む
    と話が違って違ってくることから、この部分も併せて注視したいと思います。


    本日の日経平均はNYダウの大幅安を受けて大きく下げそうです。
    政府が今年度の経済成長の見通しを上方修正し、製造業中心に2011年度も増収
    が期待できることから下値も限られそうですが、なかなか個人投資家にとっては収
    益機会が見いだせない状況が続いています。

    下げ幅は100-150円程度と予想しています。

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