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リスク選考戻りユーロ高、株高に 

本日は外為オンラインシニアアナリストの佐藤がお休みのため

外為オンラインの高谷が書かせていただきますので

宜しくお願い致します。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場







  • NYダウは大幅反発。ユーロ圏の株高の流れを汲んだことやキャタピラー、スリーエムやUPSなどの

    好決算が市場予想を大きく上回り、経済回復に対する不信感が一部後退したことから買い優勢に。

  • 中古住宅販売件数が予想を上回り、住宅市場低迷の懸念がやや後退したことや

    ユーロ圏の経済指標の好結果を背景に株高が加速。

  • ユーロは対ドルで3日ぶりに大幅反発。ユーロ圏経済指標、米企業決算が好調だったことから

    一時1.2933ドルまで上昇したがストレステストを控えていることから1.29台は維持できず。

  • ドルは対円で上昇。東京市場で86円30銭台まで下落したが株高などから、

    リスク回避が後退し87円20銭台まで値を戻す場面も見られた。

  • 債券は株高などから下落。長期金利は小幅に反発。

  • 金は小幅ながら続伸。原油は大幅反発。

  • 週間失業保険申請件数 → 46.4万件(市場予想は44.5万件)

  • 6月中古住宅販売件数 → 537万件(市場予想は510万件)

  • 6月景気先行指数 → -0.2%(市場予想は-0.3%)




    本日の注目点





    • 独   7月IFO景況指数

    • 英   第2四半期GDP

    • 米   バーナンキFRB議長下院で議会証言

    • 米   第四半期決算発表 → マイクロソフト、アメックス

    • 欧   欧州金融機関ストレステスト




    米中古住宅販売件数から住宅市場に対する懸念がやや後退したようです。

    しかし、低水準は変わりなく、昨日のバーナンキ議長の発言でもあったように

    先行き不透明感は払拭されていません。

    大手企業決算の好結果が続いていますが

    雇用と住宅市場は改善の見通しがたっていません。

    本日もバーナンキ議長の議会証言がありますが具体的な景気対策など

    ポジティブな発言があればいいのですが難しいところです。



    本日は何よりも欧州ストレステストの発表が1番の注目点です。

    日本時間では明日の午前1時頃に発表予定となっています。

    欧州側の要人はストレステストの結果から

    欧州経済の底堅さに対する自信や期待が発せられています。

    その反面、予想外の不良債権が出てくる可能性もあるとの声も上がっていま

    す。楽観論が先行している中で、リスク選考が覆された時の

    ユーロ安、株安も残されているので油断はできません。

    さらに、材料出尽くし感からユーロ売りが再燃するという警戒感もあります。



    重要イベントが控えているので

    東京市場では様子見ムードが広がり、小動きといった展開が予想されます。

    ドル円では今朝からややドル買い円売りの動きとなっています。

    本日は実質的にゴトー日になりますので仲値不足からの実需の動きが

    ある程度、相場を動かすと思われますが限定的でしょう。

    テクニカル面ではダブルボトムが形成されたとの

    市場関係者の発言もありますが

    まだまだ判断するには時期早々と思われます。

    87円台をキープできるか、そして直近の上値の87円台半ばを越えられるか

    本日の焦点になりそうです。



    豪ドルが底堅い値動きを見せています。

    資源国通貨という点で商品相場、中国経済の影響を受けていることから

    ドル、ユーロの対円の下落に引っ張れるのも限定的な反応しか見せず

    戻りが早い点も堅調に値を上げている要因のようです。

    上値は78円半ばで推移しており、それを抜けることができれば

    80円台も視野に入ってきそうです。

    それでは良い週末を…

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