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日銀追加緩和策実施報道で、円85円台に。 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 4-6月期のGDP改定値が市場予想ほど悪化していなかったことや

    日系メディアが週明けにも日銀が決定会合を開催し、追加緩和策に踏み切る

    との報道で大幅なドル高円安に。

  • 円は一時85円46銭まで下落。NYダウが大幅反発したこともあり、

    クロス円でも円安傾向に。

  • バーナンキFRB議長は講演で、米景気がさらに悪化するようなら

    追加緩和策の容易があるとの認識を示す。

  • NYダウはバーナンキ議長の発言で石油など資源株が大幅高。

    債券相場が急落したことも追い風に。ダウは164ドル高の1万100ドル台を

    回復。

  • 債券相が大幅下落。10年債利回りは2009年6月以来で最大の

    上げを記録。

  • 金価格は小幅高。株高から原油価格は大幅続伸し75ドル台乗せ。

  • 4-6月期GDP改定値 → 2.0%(市場予想は+1.6%)

  • 8月ミシガン大学諸費者信頼感指数 → +1.0(ほぼ予想通り)



本日の注目イベント


  • 欧   8月ユーロ圏消費者信頼感(確報)

  • 米   7月個人消費

  • 米   7月個人支出    


「日銀、きょうにも臨時政策決定会合」

今朝の新聞の見出しにも、日銀が今日にも決定会合を開催し、追加の金融緩和策を

決める模様と報じています。

白川日銀総裁も米国からの帰国を早め、今日の会合に臨むようです。

また、早ければ今日にも菅総理と白川総裁の会談も行われる予定にもなっています。

政府としてもついに重い腰を上げたようです。

欧米では自国通貨安を武器に景気の回復を図るという思惑がみられ、政府日銀としても

これ以上の政策の遅延は、国内の景気悪化に影響するとの考えが働いたものと思われます。


追加緩和策の内容は、固定金利オペの供給額を現行の20兆円から30兆円程度に増額し、

期間も3ヵ月から6ヵ月に延ばすのではないかと見られています。

政府日銀が一体となって「円高阻止」に向けて強い意志を見せることで、市場の円先高観

を払拭するのが狙いです。


ドル円は先週25日に一時83円58銭まで下落し、昨年11月に記録した円の最高値を更

新しました。

市場では秋口にも80円割れとの観測も高まり、政府日銀に対し「催促」する形で相場が展

開していました。

今朝早い時間には一時85円75銭までドルが買い戻され、NYの引けより50銭程度ドル

高円安の水準を記録し、政府日銀の動きを先取りした形となっています。

どこまでドル買い戻しが進むかは不透明ですが、今後の焦点は、政府日銀の市場介入に対

する姿勢を探ることかと思います。

仮に追加緩和策が実施されてもドルの戻りが限定的だった場合、市場は再びドル売りで

攻めてくる可能性があります。

その際、実弾による介入が行われるどうかが注目されます。

金融政策の実施とともに、介入によって「円高阻止」への強い姿勢が試されるからです。


先週も書きましたが、これまでのドル円の流れは円の最高値を更新し反落に転じても、その

値幅は通常2円、最大でも3円程度で再び円高へ振れる展開でした。

先週の円の高値が83円58銭でしたので、2円プラスの、85円58銭程度がまず最初の戻

りの壁になり、NYでの円の安値と今朝の値動きで、この水準はクリアしています。

今後は3円円安の86円58銭前後の水準を抜けるかどうかが重要です。

その水準を大きく抜けてくれば「円高ドル安」の流れが変わってくる可能性もありますが

当然その水準では相場観も錯綜し、もみ合いが予想されます。

まずは追加金融緩和策の内容と、その効果を見極めたいと思います。

また、先週1万ドルの大台を大きく回復したNYダウの行方も重要です。

ダウが大幅な上昇を見せるようなら「リスク選好」の動きも再燃し、金利の低い円が

売られることも考えられます。

先週末のバーナンキ議長の講演で、議長は追加金融緩和には前向きな姿勢を見せていました。

米株式市場はその講演内容を好感し大幅高を演じています。


夏もそろそろ終わりに近づいています。

夏の終わりが円高の終わりになるのかどうか、9月は極めて重要な月になりそうです。

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