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NY市場ドル買い戻し優勢。 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場





  • 東京市場で83円35銭の高値更新を記録したドル円は

    、海外市場では終始ドル買い戻しが優勢に。

  • NY市場では当局の介入姿勢が強まったとの観測から

    ドル円は上昇、一時84円台に乗せる場面も。ただ、引けにかけては

    根強い円先高感からやや値を戻し83円80-90で取引を終える。

  • 下落基調にあったユーロは、ポルトガルとポーランドの国債入札が

    好調だったことから信用不安が後退し買い戻しが入り、対ドル対円でも

    上昇。

  • BOC(カナダ中銀)は政策金利0.25%引け上げを決定。

    カナダドルは対米ドルで上昇したものの、織り込み済みだったことから

    上げ幅は限定的。

  • 地区連銀報告では12地区連銀のうち5地区連銀で、景気はまちまち、

    もしくは減速と報告されたが、市場への影響は見られなかった。

  • 米株式市場は前日下落した金融株が上昇。NYダウは46ドル高。

  • ドル高から金は小幅反落し、原油は小幅上昇。 

  • 債券相場は10年国債の入札は好調だったが、株式市場が続伸したため

    価格は下落し、長期金利は上昇。  

  • 7月消費者信用残高 → -36億ドル 

     

    本日の注目イベント

           

    • 豪   8月雇用統計 

    • 欧   ECB月例報告 

    • 英   BOE政策金利発表

    • 米   週間失業保険申請件数

    • 米   7月貿易収支        

        


    ドル円は昨日の午後、日経平均が9000円の大台を割り込むタイミングに

    歩調を合わせるようにドル売りが進み、83円35銭を記録。前日記録した直

    近の円の最高値を更新しました。

    もっとも、株式のトレーダーは「円高が進んだから株価が下落した」と言い、

    為替と株式がリンクしながら為替では「日本買い」が進み、株では「日本売り」

    が同時進行で進む奇妙な状況が続いています。



    しかし、海外市場に入ると、値動きは小幅ながらドル買い戻しが優勢でした。

    これまで同じ文言を繰り返してきた野田財務相が、一歩踏み込んだ「介入」と

    いう言葉に言及したことや、民主党代表選候補の小沢氏が、介入による効果

    は限定的であるとしながらも「単独でも市場介入を行うべきだ」と発言したことが

    材料視されています。小沢氏はさらに、景気対策のためには国債発行も考え

    なければならないとの認識も示しました。

    市場では円高対策に関しては、菅総理よりも小沢氏の方がより積極的だと受け

    止めている様です。

    NY市場では、株高の追い風もありドル円は一時84円台に乗せています。

    しかしこれまで同様、84円台で落ち着くことはありませんでした。

    円の先高観は依然として強く、上述のように介入に対する警戒感はあるものの、

    現在のレベルでは実際に介入に踏み切る可能性は少ないと観る向きも多く、

    「市場介入を見るまでは円買い」との意見も根強いようです。



    83円台の前半まで円高が進んだことから、市場関係者からは80円割れの声も

    出て来ました。しかし、今回の円高の特徴でもある「緩やかな円高」を前提に考え

    れば、80円割れもそれほど近い距離ではありません。

    今回の円高局面で初めて85円を割り込んだのが8月24日(火)でした。

    それから2週間強の時間を経て、1円65銭の値幅で進んだ円高は決して早くは

    ありません。

    2008年9月のリーマンショック後の為替市場では、連日この程度の値幅で円高

    が加速していました。

    もちろん水準が違い、絶対値の割合も異なることから単純に比較はできませんが、

    仮に今後も円高が進むとしても、そのスピードはさらに緩やかなものになると予想

    します。

    この辺りにも当局が市場介入に踏み切れない理由の一部があるように思えます。

    言えることは、ドル売りで攻めるにしても、この水準からショートを積み上げるには

    相当なリスクを取っているということです。

    今日はやや動きにくい展開を予想します。

    上値は84円台に乗せられるか、そして、乗せた後84円台をキープできるかどうか

    です。

    下値では、短期的にはサポートラインが83円55-60辺りに位置しています。また、

    先週末の雇用統計時に記録した85円23銭からの抵抗線は一旦上方へブレイクし

    たため、サポートラインに変わっています。そのため今度は83円30近辺が下のメド

    となります。

    東京時間での下値テストは考えにくいことから、ドルの上値がどこまであるかが焦点

    になりそうです。

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