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欧米の経済指標や株高からドル全面安。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • NYダウは3日ぶりに大幅反発。欧州株高の流れも受け、
    米欧経済指標が好感され買い優勢に。
  • 耐久材受注は予想を下回るもコア資本財が増加したため
    企業の設備投資活動は底堅さから買い安心感が広がった。
  • ドルは対円で5日続落。東京タイムでドル買い介入観測が
    あったものの欧州タイムで値を戻してしまい、
    NYタイムでは下値を試すも介入警戒感からもみ合う展開に。
    他通貨に対してもドルは全面安。
  • ユーロは対ドル、対円で大幅反発。対ドルでは欧州株高、指標好結果を背景に
    リスク選好が優勢になり1.35台目前まで買われ高水準で引け。
  • 原油先物の堅調さから資源国通貨である豪ドル対米ドルは一時0.96台をつける。
  • 債券は大幅な株高から6営業日ぶりに反落。長期金利は反発。
  • 金は続伸、一時史上最高値1300ドル台をつける。原油も大幅続伸。
  • 独9月ifo景況感指数 → 106.8(市場予想106.4)
  • 米8月耐久材受注 → -1.2%(市場予想-1.0%)
  • 米8月新築住宅販売件数 → 28.8万件(市場予想29.5万件)


本日の注目イベント

  • 日   8月通関ベース貿易収支
  • 欧   トリシェECB総裁講演


ドルが全面安です。

11月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での追加緩和観測や

米国の中国人民元切り上げ圧力から中国の元高・ドル安誘導、

アイルランド等が国債入札をこなしたことなどで

若干の財政懸念後退からユーロ買い、それらが要因でドル売りが進んでいます。



そのような状況下で先週の金曜に

当局による為替介入観測があがりました。

政府日銀は声を揃えてノーコメントです。

菅首相にいたっては「再度の介入があったとは聞いていない」と発言しています。

市場では介入ではないとの声も上がっていますが、

個人的には介入と読んでいます。

ちょうど日米中3ヶ国で様々な問題があるので、公表出来なかったのではないでしょうか。

もちろん介入失敗という理由もあり得るでしょう。



本日もドル安の流れが続くと予測されます。

先週の欧米株高で運用リスクが取りやすい動きから

株高、高金利通貨買い(ドル売り)となり

ドル円でも下値を試すと思われますが

やはり介入警戒感から底が堅そうです。

ですが、ユーロ対ドルでのユーロ買いに勢いがあるので、

金曜のドル円の安値84円12銭を更新する可能性は十分考えられます。

反対に、ユーロは対円でも高値を更新していますので

案外ドル円は狭い値幅でのもみ合いになることも想定できます。

本日は重要経済指標がありませんが、トリシェECB総裁講演が気になるところです。



テクニカル面から見ますと

ユーロ対円の「日足」を既に100日移動平均線を抜いており

4月15日から引いたトレンドラインも完全に抜けています。

また、一目均衡表においても雲及び遅行スパンも抜け、

転換線も基準線を大きく上抜けております。

目先は心理的節目の114円台で定着出来るかでしょう。

さらに豪ドル対円でもシグナルが出ています。

「日足」の200日移動平均線を抜けており、5月4日から引いたトレンドラインも

抜いています。

ドル安を基に高金利通貨の上昇は期待できる地合いが読みとれます。



上記のユーロ、豪ドルの対円よりも

テクニカルで買いシグナルが強いのがユーロ、豪ドルの対米ドルです。

特に豪ドル対米ドルは「週足」までもシグナルが出ています。

しかし、米経済指標が若干改善されつつある点がリスクでもあり

そろそろ大幅な調整が入るのではないのかと気にしています。





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