fc2ブログ

円、欧州市場で80円41銭を記録。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 円は欧州市場で80円41銭を記録。80円台半ばを割り込んだ
    ことから史上最高値が現実的に。
  • NY市場では米住宅関連の指標が改善していたことからドル買い戻しの
    動きが優勢となり円は80円台後半で引け。
  • ユーロ、豪ドルも欧州市場にかけて続伸したものの、NY市場では
    利食いの売りに反落。
  • 株式市場は追加緩和観測から買い優勢の展開となりダウは31ドル高
    と、引け値で直近高値を更新。
  • 債券相場は小動き。上昇する場面もあったが続かず、株高から長期債は
    小幅下落し、長期金利は先週末とほぼ変わらず。
  • ドル安から金相場は大幅上昇。原油も小幅に続伸。
  • バーナンキFRB議長は講演で、住宅保有政策のリスクについて言及。
    注目された追加緩和に関しては言及なし。
  • 9月中古住宅販売件数 → 453万件(+10.0%)



本日の注目イベント


  • 独   11月GFK消費者信頼感調査
  • 英   第3四半期GDP(速報値)
  • 米   8月ケース・シラー住宅価格指数
  • 米   10月消費者信頼感指数
  • 米   8月住宅価格指数
  • 米   10月リッチモンド連銀製造業指数





先週末のG20共同声明を受けて、為替市場がどのように反応するか注目されていましたが

市場はこれまで通り「ドル安」の流れは変わらないと判断した様です。

円は昨日のアジア市場では81円台前半で推移していましたが、

ドルが売られ、ユーロ、豪ドルなど主要通貨が上昇すると、円もじり高の展開になりました。

欧州市場に入ると80円台後半から勢いも増し、一時80円41銭まで円高が進みました。

80円の半ばを割り込んだことで、NY市場では80円割れも意識されましたが、

9月中古住宅販売件数が市場予想を大きく上回ったことから

ドル買い戻しが優勢となり80円台後半で引けています。



G20では「通貨安競争」を回避するとの文言も盛り込まれましたが、

米国の追加緩和観測が根強いことと、

ドル反発の「唯一の手段」である政府・日銀による市場介入も難しいとの見方が、

改めてドル売り円買いを誘発したものと考えられます。

円は先週の高値80円84銭を抜き、80円台半ばまで続伸しました。

NYでは欧州市場を上回る円高は避けられましたが、

それでも引け値で80円台後半で取引を終えており、

先週までの動きと異なり81円台には戻していません。

先週にも述べましたが、どうやら市場は、

一度は史上最高値である79円75銭を観ないと収まらない様です。



円が80円半ばを割り込んだことで、市場関係者の相場観は「円高一色」です。

「円は今週中にも80円を割り込む」といったコメントが圧倒的です。

象徴的なのが、これまで約1年間「ドルは反発する。

円がそれほど強い理由はない」との立場を一貫して取り続けてきた知人のエコノミストが、

昨日の相場を見て「円高」を予想する立場に変わってしまったことです。

相場は、全員が下を見だしたら下落もそろそろクライマックスに近いかも知れません。

「誰が最後のババを引くのか」という段階にきているのかもしれません。

足元ではドル安の流れは変わらないとしても、

上記「アノマリー」も頭の片隅に入れておきたいところです。



とは言え、上記意見は少数意見で、

市場の関心は80円割れでは介入が観られるのかどうかという点に絞られます。

史上最高値という点もありますが、

やはり80円という「大台」は重要な意味があると思われます。

輸出企業の中には2010年9月からの下半期の為替レートを

80円に設定したとの報もありました。

80円を大きく割り込むと下値のメドもつきにくくなり、「未踏の世界」に入ります。

個人的には、この水準では政府・日銀は動かざるを得ないと予想していますが、

これまで通り「断固とした措置を取る」を繰り返すだけでは、

市場に足元を見られることになります。



本日もケース・シラーなど米住宅関連の指標が発表になります。

同指標は5月をピークに住宅価格の上昇率は鈍化しており、

8月の数字は前年同月比3.18%のプラスでした。

9月の予想は概ね2%前後の様ですが、これを下回ると再び追加緩和期待が高まり、

市場はドル売りに傾くと言ったシナリオですが、どうでしょうか・・・。










スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/661-f4eafb76

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。