FC2ブログ

【お金の話】Vol:3 


お金の話

第三話:中央銀行の誕生


前回、世界で最も古い中央銀行はスウェーデンのリクスバンクであると書きました。

1668年の設立です。しかし、イングランド銀行も古さでは負けていません。1694年には

設立されています。ただイングランド銀行の場合は当初、中央銀行として設立されたの

ではなく国家財政と関わって行きながら中央銀行に進化して行ったようです。

王国政府の銀行であったイングランド銀行は国の債権債務の管理や、発達していく商工業

の貨幣、信用供与、などを行っていく中で中央銀行になります。



1844年にイングランド銀行のみ銀行券発行の独占権が与えられ、唯一の発券銀行になり

1946年に国有化されました。国の通貨はその国の中央銀行が発行することは、われわれ

日本人にとって当たり前のことです。

しかし、国によっては複数の銀行が発行するところもあります。いい例が香港です。

皆さん行かれたことがあるのでお分かりかもしれませんが、香港には発券銀行が三行あり

ます。Bank of China(中国銀行)、HSBC(香港上海銀行)、Standard Chartered Bank

(スタンダード・チャータード銀行)の3行です。

もちろん同じ価値を持つ香港ドルですが、紙幣を観ると印刷されている背景が異なります。



金融に詳しい方には失礼な話になってしまいますが、一見、中央銀行っぽい名前の

民間銀行がいくつかありますので観てみましょう。


代表的(?)なのが 中国銀行です。この銀行は外国為替専門銀行で、中央銀行ではありま

せん。中国の中央銀行は「中国人民銀行」です。もっとも、「中国銀行」を日本の岡山に

本店のある「中国銀行」と間違える方もいるようですが・・・・・。

ドイツの中央銀行はDeutsche Bundes bank(ドイツ連邦銀行)であって、Deutsche Bankと

間違えやすいです。



では、米国の中央銀行はどうでしょう?

Bank of America(アメリカ銀行)ではありません。実は、中央銀行という制度はなく、

FRB(連邦制度準備理事会)が金融政策を司っていて、中央銀行の役割を果たしています。

米国では州の権限が強く、州単位の制度も発達しています。全ての州を統括する中央銀行が

存在しないのもそのあたりに理由があるのかも知れません。

FRBを構成するメンバーに、各地区の連銀総裁がいます。

12の地区連銀がありますが、その代表格はニューヨーク連銀で(Federal Reserve Bank

of New York)で、やはりFRBということになります。


ユーロ圏には、各国の中央銀行の他にユーロ圏全体の中央銀行であるECB

(European Central Bank)がフランクフルトに置かれているのはご存知の通りです。


次回は、9/2(火)の予定です。







※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/70-d4583117

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。