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ドル全面安で円も81円台半ばに。 


ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドルが全面安の展開となり、円は再び81円台半ばまで

    上昇。重要な経済指標の発表は無かったものの、米長期金利の

    下落がドル売りを誘った。

  • ユーロも反発。1.31台前半から1.32台半ばまで

    ドル売りユーロ買いが進む。欧州財政危機に対する懸念があるものの

    ドル安に反応。1.30台後半が重要なサポートとして意識される。

  • 豪ドルも大幅に上昇。対ドルで一時1.0184を記録し、

    11月5日に記録した史上最高値を更新。

  • 株式市場も続伸。来年に向けて先高観が優勢となりダウは

    9ドル高で、1万1585ドルで引け。引け値ベースでは2008年

    8月以来の高値を記録。

  • 債券相場は上昇。7年債入札が好調だったことから買い物を

    集め価格は上昇し、長期金利は大幅下落。

  • 金価格は3日続伸し高値を更新。一方原油価格は反落。




本日の注目イベント


  • 米   週間失業保険申請件数

  • 米   12月シカゴ購買部協会景況指数

  • 米   11月仮契約住宅販売指数



ドルが主要通貨に対して全面安の中、円も再び81円台まで買われています。

昨日の東京時間では82円台前半で推移していたものの、欧州市場に入ると

ユーロが反発しドルが下落すると、円も82円を割り込み81円台に入りました。

NY市場では米長期金利の大幅下落を背景にさらにドルが下落。円も前日の

高値である81円81銭を抜け、81円61銭まで上昇しています。



欧州勢も市場に戻り通常の取引環境になった途端の円高ドル安で、どうやら

先週まで続いていたドル先高観も修正を迫られる展開になってきました。

米景気の緩やかな回復基調と、長期金利の上昇を手掛かりにドルが徐々に

反発してきましたが、結局85円には届かず、84円半ばで折り返してきたと

観られます。



昨日も述べましたが、81円台半ばまでドルが下落したことで、これまでドルサ

ポートとして機能してきた一目均衡表の「雲」を完全に下抜けし、さらに「遅

行スパン」も下抜けを完了しています。「日足」ベースで下抜けが完了したこ

とでドル円は80円台を目指す可能性が高まってきたと思われます。

市場は再び「80円割れは時間の問題」と言われた11月初めのころの雰囲

気になってきました。

野田財務大臣は「過度な変動がある場合には、断固たる措置を取るという姿

勢に変わりはない」とのコメントを28日には残しており、再び11月のあのころ

の状況に似てきています。



昨日はユーロも対ドルで反発しドル安に推移しています。

「日足」の200日移動平均線が1.3085辺りにあり、これが強力に機能して

います。8営業日連続でこの水準突破を試みていますが全て押し戻されてお

り、これがユーロの買い戻しにも繋がっていると思われます。

反発のメドは1.3290-1.3300が重要な水準となります。

この水準を抜けるようだと1.35程度まで上昇する可能性も出て来ますが、個

人的には欧州財政問題が根強く残っていることから、ユーロの上昇には限界

があると観ています。しかし、「ドル安傾向」がさらに進む様だとその可能性も

否定できません



円も81円台、ユーロも1.32台。さらに豪ドルも1.01台と、ドルサイドからの

視点で観れば非常に重要な水準にいると言えます。

足元ではドル安がもう少し進むと予想しますが、日本勢が年末年始で市場

から離れる中、再び80円台突入があるのかどうか注目されます。

本日も注目度の高い経済指標の発表がありますが、メインはやはり1月7日

に発表される「12月の米雇用統計」です。

11月分の様なサプライズがあると、市場は再びドル売り一色となり、野田財

務大臣も「断固たる・・・」とのコメントを繰り返す事態になりそうです。

下値のメドは11月1日の80円21銭から84円51銭までの上昇分の76.4%

にあたる81円22銭近辺です。

この水準を抜けると、再び「80円割れ」を意識する展開になりそうです。



今年1年のご愛読ありがとうございました。



来年は1月4日(火)からスタートする予定です。



良いお年を・・・。

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