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景気回復観測でドル高、82円台戻す。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • NYでは米経済指標の好結果等による米景気回復期待でドル高の流れになるも、
    ドル円にいたってはクロス円の下落に連れられ、一時81円台半ばまで下落。
    その後、クロス円の下落が落ち着き82円台に戻す。
  • アイルランドの野党がIMF/EU支援パッケージについて
    再交渉の予定との報道が流れたことに加え、ギリシャ格付け引き下げの噂により
    欧州財政問題が再び台頭したことでユーロ売りが加速。
  • 商品相場の大幅な下落から豪ドルをはじめとする資源国通貨は売り優勢に。
  • 株式市場は一時下げる場面もあったものの米景気回復観測が広まり買い優勢に。
  • FOMC議事録が発表され、短期的な見通しがやや強気に傾いていたことや
    量的緩和策(QE2)の変更の可能性など無いことから
    株式相場の買い安心感に繋がった。
  • 債券はFOMC議事録の内容も変化なく、方向感のない展開で横ばい。
    長期金利も横ばい。
  • 金、原油ともに景気回復期待からの株高、
    ドル買いの流れを受け利益確定の売りにより大幅反落。



本日の注目イベント


  • 欧   12月ユーロ圏サービス業PMI
  • 欧   10月ユーロ圏鉱工業新規受注
  • 欧   11月ユーロ圏生産者物価指数(PPI)
  • 米   12月ADP雇用者数
  • 米   12月ISM非製造業景況指数
  • 米   ホーニング・カンザスシティー連銀総裁講演(カンザスシティー)





ドル円はクロス円に振り回されたものの、

ドル高の流れにより82円台に戻しています。

最近の米経済指標の中で製造業を中心に好結果となっており、

これが景気回復観測に繋がっております。

この流れが続くようであれば、

「雇用と住宅」の改善に期待出来るという市場の思惑があるようです。



本日はISM非製造業景況指数とADP雇用者数の発表があります。

ISM非製造業景況指数は3ヶ月連続で改善しており、

また、好調だった年末商戦やブッシュ減税延長などから、

今回も好結果が期待されておりますが、寒波の影響や「雇用と住宅」問題、

商品価格高騰が懸念材料とされております。

ADP雇用者数においては11月の+9万3000人を超える

+10万人の市場予想が出ており、

米雇用統計の民間部門雇用者数の前哨戦として

7日に控えています米雇用統計とともに注目が集まっているようです。



一方、まだまだ財政問題の糸口が見えていない欧州では、

ユーロの動きに注意が必要です。

どちらかというと、

経済指標よりも、PIIGS各国の国債利回りや入札などの方が相場への影響力が

強いものと考えます。

年末年始のユーロの買い戻しが落ち着いてきましたが

商品相場の大幅下落を機に、新たなユーロ売りは発生し、

ユーロ安ドル高の流れに拍車がかかる可能性もあります。



商品相場に左右されている豪ドルは昨日だけで対米ドルで約150ポイント

下落しております。

さらに景気回復観測が広まれば、余剰資金は商品から株へ流れていきますので

豪ドル安米ドル高が加速し、

またパリティー(等価)を下回ることも大いに考えられます。

日本の個人投資家は金利が高いという面から豪ドルを買う傾向が強いようですが

豪ドルの下落スピードの速さというリスクも念頭に置かなければ

いけないことを忘れてはいけません。















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