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ユーロ円2カ月ぶりに112円台半ばに。 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 重要な米経済指標がなかったこともあり、ドル円は82円台半ばから
      後半で小動き。ユーロが対ドルで上昇したことや米長期金利が低下した
      ことから、ややドル安円高が進み82円55銭近辺で引け。

  • 1月ドイツの景況感指数が高水準だったことからユーロが上昇。
      対ドルでは2ヵ月ぶりとなる1.36台に乗せ。対円でも昨年11月下旬以来
      となる112円台半ばまでユーロ高が進む。

  • 株式市場はGEの決算を好感し反発。ダウは49ドルだったものの
      ナスダックは小幅安。

  • 株高から債券相場は上昇。FRBの国債購入額が通常よりも多かった
      ことから買い安心感が広がる。長期金利は小幅に低下。

  • 金は続落。原油は小反発。

  • オバマ大統領は一般教書演説を前に、ネットを通じて国民向け
      メッセージを配信。雇用の創出と競争力の確保を訴えた。



    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合(1/25まで)

  • 欧   1月ユーロ圏総合景気指数(速報値)

  • 欧   1月ユーロ圏製造業景気指数(速報値)

  • 欧   1月ユーロ圏鉱工業新規受注



    ドル円は83円台が重く、ユーロが対ドルで強含み「ドル安ユーロ高」が進んことで、

    円もやや上昇し、82円台半ばまで買われました。

    円は先週、米中首脳会議が行われ「中国人民元に上昇圧力がかかる」との見方から

    買われ、一時82円を割り込み81円85銭まで円高が進みました。

    しかしその後、米中古住宅販売件数などが予想外に改善していたことでドルが買い戻され

    83円まで上昇しています。

    結局、円は81円50銭ー83円50銭のレンジを抜け切れず、やや膠着感が強まってい

    ます。

    先週は82円台を割り込んだこと、ドル円が動きだすのではとの期待感もありましたが

    「空振り」に終わっています。依然として、方向感は無くユーロに左右される展開が続いて

    いるようです。

    この先、ユーロに高値警戒感が出て来、再び1.33方向に向かうようだと、ドル円も83円

    台に乗せ、83円半ばをテストする可能性はありますが、このままじりじりとユーロの上昇が

    続くようだと逆に82円割れも考えられます。

    いつどのような材料で上記レンジを抜けてくるのか判断に迷うところですが、先週同様、

    それほど遠いタイミングではないと考えています。

    いずれにしても、抜けた方向への「順張り」が有効だと言えるでしょう。

    ユーロは先週末、11月22日以来となる1.36台半ばまで上昇しています。

    この日発表された1月のドイツifo景況感指数が110.3と、市場予想を超えただけで

    はなく、1991年の調査開始以来の高水準となりました。

    ユーロは1.36台に乗せたことで、日足の「雲」は上抜けしたようにも見えます。

    この上には週足の「100日移動平均線」が1.36台半ばにあることから目先、この

    水準が意識されます。

    ユーロドルは今年に入ってからすでに、最安値1.28台後半から約750ポイントも

    上昇しています。

    南欧諸国の国債入札が順調に消化されるなど「ユーロ買い材料」が続きましたが、ストップ

    ロスの買い戻しもユーロ急反発の一役を担っていると観られます。

    ユーロが「底入れを完了」し、本格的に上昇に向かうには週足の「200日移動平均線」が

    抵抗する1.40を抜ける必要があります。

    さすがにこの水準を抜けると、テクニカルでも長期的な上昇を示唆することになります。

    今週の注目は26日(水)のFOMCです。

    今年初めての会合ということもあり、投票権を持つメンバーも一部代わっています。

    行き過ぎた緩和政策には反対の立場を取ってるメンバーが投票権を得たことで、FOMCの

    決定にどのような影響を及ぼすのか注目されますが、それでも多数決になった場合の

    「大勢」は変わらないとの見方が一般的です。

    さらに中国の「旧正月」も近付いています。

    一部にはこのタイミングで、中国人民銀行が再利上げに踏み切る可能性も取りざたされ

    ています。

    もし実施されたら、足元では調整を続け上値の重い豪ドルへの影響は避けられないものと

    観られます。

    今年に入っての為替相場は全般的に読みにくくなっています。

    特にドルストレートの読みが難しくなっています。

    ユーロ円の買い、あるいは豪ドル、ポンドなどを対円で買っていればうまく機能しそうですが、

    これもドル円が81円50銭を割り込むようだと下落リスクは大きいと思われます。

    ある程度こまめに利益確定をしていく方法をお薦めします。
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