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米経済指標はまちまち。中東情勢緊迫化続く。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は83円台前半まで下落。米経済指標は概ね好結果がでたものの
    中東情勢が嫌気されドルは売り優勢の展開に。
  • 緊迫化する中東情勢を受け、地政学リスク面から
    スイスフランが主要通貨に対して全面高に。
  • 豪ドルが続伸。中東情勢による資源高が背景に。
    対ドルでは約100ポイント値を上げる。
  • 株式市場は続伸。朝方は売られるものの、経済指標の好結果を受けプラスに転じ、
    2008年6月以来、約2年8カ月ぶりの高値を更新。
  • 債券市場は反発。週間失業保険申請件数の悪化や
    中東情勢から安全資産としての買いが進む。
  • 金は大幅続伸。原油も大幅続伸。不安定な中東情勢から買いが膨らむ。
  • 週間失業保険申請件数 → 41万件(市場予想は40万件)
  • 1月消費者物価指数 → +0.4%(市場予想は+0.3%)
  • 1月景気先行指数 → +0.1%(市場予想は+0.2%)
  • 2月フィラデルフィア連銀景況指数 → 35.9(市場予想は21.0)



本日の注目イベント


  • 日   日銀金融政策決定会合議事録(1/24、25日分)
  • 欧   G20(パリ)
  • 加   1月カナダ消費者物価指数





ドルは経済指標の結果から売り買い交錯しましたが、中東情勢の影響も受けて、

上値の重い展開になりました。

消費者物価指数が予想を上回った一方、

市場は週間失業保険申請件数が予想を下回ったことに反応したようです。

その後、「イラン海軍がスエズ運河に艦艇2隻を派遣した」という報道が流れたことで

ドル売りを加速させました。

バーレーンやリビアなどの中東情勢悪化の連鎖が続き、

米国債が買われたことで米長期金利が下がったこともドル売りの要因でした。

2004年1月以来の高水準だったフィラデルフィア連銀景況指数の好結果が発表されると、

一時、値を戻す場面もありましたが大きく流れを変えるまでに至らず、

引けにかけて方向感の無い狭い値幅でもみ合いとなりました。



チュニジア、エジプトと始まった中東情勢の問題ですが、

今やイエメン、ヨルダン、アルジェリア、バーレーン、リビアなどに

デモ運動が広がっているほどです。

さらにはイスラエルに対してイランが挑発的な行動等に出ております。

これらの問題は独裁政治や宗教問題などあげられますが、

最近の食糧高騰が後押ししているとも言われており

為替や世界経済への影響は多大なものとなってきているようです。

このような混乱がおきますと為替ではドル買いや円買い、

またはスイスフラン買いの動きになりやすく

どの国の問題なのか、関係のある国なのか、

条件によって地政学的に買われる度合いも変わってきます。

ちなみに昨日はスイスフラン買いが目立ち、

その反面ではドル売りの流れで、円に関しては売り買い交錯したようです。



本日は米経済指標も無く、G20も控えておりますので中東情勢に進展などなければ、

特に東京タイムでは大きな値動きは期待できませんし、

その後も市場は様子見ムードが広がると予想します。

ドル円に関して言えば、やはり83円台をキープできるか、

84円を試せるかという部分が注目です。



テクニカル面ではユーロドルと豪ドル円が気になっています。

ユーロドルの日足を見ますと、一目均衡表の「雲」を抜けたのが確認できます。

さらに2月2日を拠点としたトレンドラインを抜けそうな状態です。

買いのサインという訳ではありませんが、来週にサインとなるかもしれません。

次に、豪ドル円の見ますと日足まで一目均衡表の「遅行スパン」が好転しております。

そして週足でも力強さはありませんが好転しており、今後に注目です。

しかしながら、「200日移動平均線」が84円62銭にあります。

この「200日移動平均線」は昨年の3月の終わりから6週連続で上値を抑えていたもので

強固な移動平均線だという事が読みとれ、

市場は一旦はこの水準で売られるという予想をしております。



今週末行われるG20で食糧高騰や資源価格上昇が議題として予定されております。

その他に通貨問題がありますが、依然、先進国と新興国とで意見が平行線のままです。

市場では今回のG20で解決策などが出るとは思っていないという厳しい声が多く感じます。

しかし、広範囲に渡る中東情勢の緊迫化も重なっていることが

週明けの相場に影響を及ぼすことも考えられるのではないでしょうか。

金曜の終値と月曜の始値が大きく乖離する可能性がありますので、

ポジションの調整など注意が必要です。



良い週末を・・・。








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