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中東情勢懸念からユーロ下落。 

ひと目で分かる昨晩の動き
欧州市場


  • NY市場が休場だったため、取引は限定的。
    中東情勢の悪化に伴い、地域的にも近いユーロは下落。
    1.37台から1.36台半ばまで売られる。
  • ロンドンFTSE、ドイツDAXなど欧州主要国の株式
    が下落したこともユーロ売りに。
  • ドル円は83円台前半で小幅な値動き。ユーロが下落したことで
    クロス円は全般的に下落。安全資産としての円に買いが入ったとの指摘も。
  • リビアでのデモの拡大から北海ブレントが急騰。約2年5ヵ月
    ぶりに105ドル台まで上昇。
  • ECBのシュタルク理事は、フランクフルトでのイベントで
    必要とあればECBは利上げすると述べた。
  • 2月独ifo景況指数 → 111.2
  • 2月独製造業PMI(速報値) → 62.6
  • 2月独非製造業PMI(速報値) → 59.5



本日の注目イベント


  • 独   3月独GFK消費者信頼感調査
  • 米   2月消費者信頼感指数
  • 米   12月S&Pケース・シラー住宅価格指数
  • 米   2月リッチモンド連銀製造業指数
  • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
  • 加   12月カナダ小売売上高





中東情勢の悪化が拡大しています。

リビアでは治安部隊が反政府デモ隊を攻撃し多数の死者が出た模様です。

安全資産への資金の流れから、欧州株式市場は下落し、

ユーロが売られ、ドルと円が買い戻された展開でした。

また、リビアは産油国のため原油供給がストップする可能性があることから、

北海ブレントは105ドル台まで急騰し、さらに金価格なども上昇しています。



NY市場が休場だったことで、商品価格の上昇は限定的だったものの、

今夜のNY市場ではその影響は避けられないものと思われます。

WTIの原油価格上昇と、金価格がもう一段上昇すると観られ、

ドル売りに繋がる可能性もあります。

本来は「有事のドル買い」ですが、上記商品は対ドルで取引されるため、

商品相場の上昇はドルの下落を意味します。

そしてドルが売られれば、ドル安から円が買われる可能性もあります。



注目すべきは本日の日経平均株価と、NY株式市場です。

昨日は欧州株式市場が軒並み下落したことから、今日の東京株式市場も下落が予想され、

大幅な下落となれば、海外市場へも伝播することになります。

そしてNY市場がどのような反応を見せるかが最も注目されるところです。

このところのNY株式市場は上昇が続いており、

これが世界の株式市場を押し上げているとも言えます。

今月に入ってもその流れは変わらず、

2月だけでもNYダウは約500ドルも上昇しています。

利益確定の売りが大量に出るようだと、

一日で100-200ドル下落の可能性もあると思われます。

その結果、安全資産の債券が買われ、長期金利の下落に繋がり、

結局ドル売り円買いへと連鎖していきます。

このように、株式市場の行方が為替にも大きく関わってくることから、

今夜のNY株式市場には注目です。



もう一つ気になるのが、ユーロ圏の利上げの可能性です。

昨日もECBのシュタルク理事はフランクフルトのイベントで、

「必要な場合には直ちに断固たる行動を起こす用意がある」

「ECBは必要なら金融政策のスタンスを変更しなければならない」と語っています。

さらに先週も利上げに前向きな発言を行ったビニスマギ理事も昨日は香港で、

「景気は明らかに改善されている。現在の判断を見直すべきかもしれない」と述べています。

1月のECB理事会後、記者会見の席でトリシェ総裁が

ユーロ圏のインフレ圧力に関して発言して以来、利上げを示唆するコメントが続いています。

今のところ為替への影響は限定的ですが、利上げに踏み切れば、

現在でもドルや円との金利差がある中、

さらに金利差拡大からユーロ高が進む可能性もあります。

2ヵ月連続で2%を超える消費者物価指数を記録したユーロ圏です。

足元では原油価格の上昇や穀物価格の上昇が続いており、

さらなる消費者物価への影響も懸念されます。

来月3日に予定されているECB理事会で利上げに踏み切るのかどうか、

非常に注目されます。










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