FC2ブログ

円、投機的な動きに一時76円台に。 

xひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は一時、1995年4月の79円75銭を割り込み、
    史上最高値を更新。福島原発が制御不能とのEU委員の発言が伝わり
    円が主要通貨に対してほぼ全面高。
  • 上記発言が伝わるとNY株式市場も急落、リスク回避の動きが加速し
    円、スイスフランなどが買われた。
  • NYダウは日本の原発事故に対する懸念から大幅に下落。ダウは242ドル
    下落し、1万1600ドル台に。
  • 株安から債券相場は急伸し、長期金利は昨年12月以来となる3.2%
    まで下落。
  • 金、原油価格は小幅に続伸。
  • 2月住宅着工件数 → 47.9万件
  • 2月建設許可件数 → 51.7万件
  • 2月生産者物価指数 → +1.6%



本日の注目イベント


  • 米   2月消費者物価指数
  • 米   週間失業保険申請件数
  • 米   2月鉱工業生産
  • 米   2月設備稼働率
  • 米   3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数





円が急騰し、一気に史上最高値を大きく更新しました。

NY市場では80円を割り込み、

これまでの史上最高値であった79円75銭を睨む展開でしたが、

今朝6時前にその水準を割り込むと、

ストップロスのドル売りや投機的なドル売りの仕掛けなどで78円台に突っ込み、

その後一時、76円台半ばを割り込む水準まで円高が進んでいます。



これはかなり投機的な動きだと思われます。

NY市場が引け、東京市場が入る前の間隙をぬった投機的な仕掛で

一段の円高を狙ったものです。

オセアニア市場があるとは言え、市場参加者が少ない時間帯であることから、

まとまった金額のドル売りを持ち込めば相場は一気に下落します。

実際に、インターバンク市場でも30-50銭ほどの値幅でレートがとんでいます。



1995年4月の円の史上最高値を大幅に更新したことで、

下値のメドがつきにくくなりました。

ひとつのメドとして、75円という数字が挙げられますが、

これも単なる節目ということであって、特に根拠もありません。

焦点は、今日の政府日銀の対応です。

この水準でも徹底した介入を行う姿勢を見せなかった場合には、

上記75円テストの可能性もあります。

しかし、さすがにこの水準を放置することはできないと思います。



地震による大規模な被害に加え、

福島での原発事故で日本は非常事態に陥っていると言えます。

ここに、さらに「超円高」という事態が発生すれば、

今後の復興に大きな影響を与えるばかりでなく、

輸出企業を中心企業収益の急激な悪化が見込まれます。

その結果、株価が下落し、株価の下落はドル売り円買いへと波及し、

「負の連鎖」が懸念されます。



本日も日経平均株価の大幅安が予想されます。

これまでの反応と同じようにドル売り円買いに動くものと思われますが、

その場合の、政府日銀の対応が非常に注目されます。

介入で、円高を防ぐことができれば、株価の下落も限定的になる可能性もあり、

その意味からも大規模介入が必要かと思われます。



今回の円高ドル安は「円のみが狙い撃ち」された格好です。

決してドルの信認がなくなったことによる円高ではありません。

ユーロや、ポンド、豪ドルなどの主要通貨が対ドルで

大きく上昇していないことを見ても明らかです。

「リスク回避」による、円買い、スイスフラン買いが起こっていますが、

円についてはそれ以上に投機的な円買いが加わっているものと観られます。



政府日銀の介入によってドルがどこまで買い戻されるのか。

また、昨年9月の介入時に行った、ロンドン、NYも含めた

グルーバルな介入を行うのかが注目されます。












スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/765-cdb48b5f

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。