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ドル円、81円を挟み膠着。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 福島原発に関する悪材料は後退したかに見えるものの、81円台半ば
    が抜けず上値が重い展開。一方下値でも、介入警戒感から円買いには慎重な
    見方から81円を挟みやや膠着状態に。
  • ユーロは朝方根強い利上げ観測から上昇したが、アイルランドとポルトガル
    の国債利回りが上昇したことを嫌気して売られ、対ドルでは1.41台に。
  • 米株式市場はギリシャなどの欧州債が下落したことを受け4日ぶりに
    下落。ダウは18ドル安ながら1万2千ドルの大台はキープ。
  • 債券相場は続落。福島原発の好転から売りものが優勢となり価格は
    小幅に下落。
  • 金、原油は大幅続伸。リビアでの多国籍軍との戦闘が長引くとの
    懸念が相場を押し上げた。
  • 1月FHFA住宅価格指数 → -0.3%
  • 3月リッチモンド連銀製造業指数 → 20



本日の注目イベント


  • 欧   3月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)
  • 英   BOE議事録
  • 米   2月新築住宅販売件数
  • 米   バーナンキ・FRB議長講演





福島原発の外部電源の復旧作業が行われ、

モーターによる冷却の可能性が高まりやや好転して来ましたが、

その一方、原発による影響は海水にも及んでおり、

元乳やほうれん草に続き海産物への影響が心配され始めました。

テレビに出演している専門家の話では、

現状の値では人体への影響はほとんどないと説明していますが、

原発事故が収拾し1日でも早く国民全体が安心できる状況が望まれます。



ドル円は81円を挟んでのもみ合いというより、膠着(こうちゃく)が続いています。

昨日の東京市場でも81円29銭までドルが買われたものの、

この水準は前日のNY市場の高値近辺でもあったことから、

頭を抑えられ81円割れの水準まで押し戻されています。

今朝の経済紙ではECBのシュタルク専務理事とのインタビューが掲載されており、

同氏は円が急騰した場合には日銀が再び市場介入を実施することを

容認すると述べています。

また、協調介入についても含みを持たせており、

今回の市場介入が単発ではないことを伺わせています。



4月にも利上げを実施するとの観測が高まっているユーロ圏では、

日本発の金融危機が、商品相場の高騰に繋がり

ユーロ圏の消費者物価を押し上げる可能性を排除できないことから、

これ以上の円の上昇は好ましくないとの一定の理解を示しているものとみられます。

ユーロはこのところ、利上げ期待から強含みに推移しています。

対ドルでは約5ヵ月ぶりに1.42台半ばを記録し、足元でも上昇傾向を見せています。

長いトレンドが続くと観られる「週足」では遅行スパンが既に「好転」しており、

上昇モメンタムが強まっていることを示しています。

さらに2008年7月14日の1.6039を頂点とする

トレンドラインが1.43近辺まで降りていることから、

一旦はこの水準でキャップされるとは思いますが、

仮に上抜けすると、約3年ぶりに「週足」でトレンドの転換が起こることになり、

今後の相場展開に重要な意味を持ってきます。

目先は、この水準が抜けるかどうかに注目したいと思います




先週対ドルで0.97台まで下落した豪ドルも、昨日は1.01台まで買い戻されたことで、

上記ユーロとともに市場全体が「ドル安傾向」に傾いているように見えます。

ドル安傾向はドル円では「円高」に繋がるため、

今後のユーロドルの動きもドル円に影響を与えそうです。

ドル円ボリンジャーバンドを観ると「一時間足」でバンドが急速に縮小しています。

これは相場がもみ合いに入ると観られる現象で、

現在エネルギーを溜めているものと解釈できます。

今後。このバンドが急拡大したときには、

相場が大きく抜けた方向に動き出すことが考えらえます。

現状ではどちらに動き出すのか分かりませんが、

ボリンジャーバンドの波形にも注意したいところです。



本日はバーナンキ・FRB議長の講演が予定されています。

6月で期限の来るQE2に関して、

継続か予定通り中止かについて何か手掛かりになる発言があるかも知れません。

さらに、緩やかな景気回復が続いている米景気ですが、

依然として足を引っ張っている「住宅」に関しても言及があるかも知れません。



クリーブランド連銀のピアナルト総裁は昨日の講演で、

米景気は緩やかなペースで拡大しているとの認識を示すと共に

「リスクはエネルギー価格の上昇だ」と語っています。

原油価格は昨日のNYでは再び大幅に上昇し、104ドル台に乗せて引けています。

福島原発の事故をきっかけに「原発不要論」が高まれば、

電力の供給を火力発電に求めることにもなり、発電には原油を大量に必要とするため、

原油価格を押し上げることにも繋がります。

その意味でも世界の眼は

[FUKUSHIMA NUCLEAR POWER PLANT]に注がれています。













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