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依然、続くドル安、ビンラディン報道も影響は限定的。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 東京タイム昼頃にビンラディンの死亡が報道され、
    ドル高円安に動いたものの、NYタイムには報道前の水準まで値を戻す。
  • その後、ISM製造業景況指数が予想を超えた結果が出たが、
    ドル買いは限定的に。前月より悪化したことがドル売りを後押しした。
  • 上記の流れの直後、ユンケル・ユーログループ議長の発言により、
    ユーロ買いを誘い、ユーロドルは2009年12月以来の1.49台に
    乗せるも上値は重く押し戻される。
  • ユーロドルが上昇した反面、ドル円では81円04銭まで下落したものの、
    下落基調の米長期金利の反発を手掛かりにドル売りは一服し、小幅に反発。
  • NYダウは寄り付き60ドル前後の買い先行だったが、
    イスラム圏の反米感情や報復テロに対する懸念から徐々に売り圧力が増した。
  • 豪ドルは対ドルで東京タイムに1.1ドル台の大台を示現。
    NYタイムでは1.1012ドルまで史上最高値更新。
  • 債券相場は売り買い交錯から小幅に続伸。長期金利は小幅に続落。
  • 金は小幅続伸。一時1577ドル台まで上昇して過去最高値を更新。
    原油は反落。一時114.83ドルまで上昇し、2008年9月以来の高値更新。
  • 4月ISM製造業景況指数 → 60.4(市場予想は59.5)



本日の注目イベント


  • 日   東京市場休場(憲法記念日)
  • 豪   RBAキャッシュターゲット
  • 欧   3月ユーロ圏生産者物価指数
  • 米   ホーニング・カンザスシティー連銀総裁講演





ビンラディン死亡の報道直後、ドル高を誘いましたが、

結果的にドル安の流れは変えられませんでした。

やはり、アルカイダのナンバー2であるザワヒリが健在の為、

各国要人が今後の報復テロに備えだしています。

もし、9.11のようなテロ行為が起こされた場合は更なるドル安が想定されます。

米国だけではなく米国の同盟国などが攻撃を受けた場合も同様です。

さらにユーロ圏への懸念も忘れてはいけません。

今後もアルカイダとの戦いが続くのはもちろんのこと、

報復テロのリスクが強まったと言えそうです。



上記のテロ問題が加わったことでドルはより弱含みになってきています。

依然米国では、金融緩和政策は続くうえ、

最近の米経済指標を見ますと緩やかな回復が続いていると読みとれます。

この状況ではユーロ圏のように利上げが出来ずに低金利のままであり、

インフレ懸念から利上げなど金融引き締めの政策を取っている国々と、

さらに金利差が拡大していきます。

金利差拡大により、ドル安が継続するといったシナリオが長引きそうです。

まさに現在、金利相場が中心と言っても過言ではないでしょうか。



昨日のNYタイムでも、ドル円が81円割る寸前で米長期金利の反発により

81円割れを免れた格好となっていました。

金利を中心に考えますと、低金利の米国と日本だけが取り残されている状況であるため、

今年の相場を振り返って見ても、ドルは主要通貨に対して売られ続け、

円も記録的な円高を除けば、ドル同様に売られています。

「ドル安、円安」が続くのは金利が大きく関わっているからでしょう。



しかし、ドル円相場においては大きく値の変動がありましたが、

「日足」の100日移動平均線や「8時間足」の100、200日移動平均線が

82円半ばで横一直線のように見えます。

これは100、200日のレートの平均であるため、

ドルと円が均衡していると捉えております。

有る程度の期間はこの水準が相場の中心になっているようです。

背景には、ドル安円高のトレンドであり、

80円、79円付近からは協調介入が懸念されていることから

このようなテクニカルチャートが形成されているのではないでしょうか。

以上のことから、当面の間、ドル円相場は

80円~85円の値幅での展開と予想しております。



ユーロや豪ドルなどの利上げ観測が台頭しています通貨は、

今後、調整を挟みながらも上値を更新していくのではないでしょうか。

忘れてはいけないのが、ユーロは財政危機のリスク、

豪ドルは商品相場、中国のリスクを抱えていることです。

調整に気を付けながら、ドルが立ち直るまでは

主要通貨買いドル売りのスタンスが良いと思われます。





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