FC2ブログ

82円台に乗せるも上値は重く、一進一退。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は欧州タイムに81円台後半で推移していたが
    新規失業保険申請件数の発表をきっかけに82円台に乗せたものの、
    中古住宅販売件数などの悪化が上昇分を帳消しにする形となった。
  • ユーロドルは欧州タイムから荒い値動きで上げ下げを繰り返していたが、
    商品相場の下落幅縮小、グゲレルECB理事の発言などを背景に1.43台を示現。
  • NYダウは続伸。経済指標の結果に値が上下するものの、
    上場されたSNS大手のリンクトインが公開価格の2倍以上の値を付け、
    相場を全体押し上げた。
  • 債券相場は新規失業保険申請件数の好結果から売られたが、
    その後に発表された経済指標が市場予想を下回ったことから買い戻された。
  • 金は小幅に反落、原油は急反落。米経済指標の悪化を受け
    原油需要後退観測が広がり売り優勢に。原油安につられて金も
    売られやすい地合いとなった。
  • 4月中古住宅販売件数 → 505万件(市場予想は520万件)
  • 週間失業保険申請件数 → 40.9万件(市場予想は42.0万件)
  • 4月コンファレンス・ボード景気先行指数 → -0.3%(市場予想は+0.1%)
  • 5月フィラデルフィア連銀製造業指数 → +3.9(市場予想は+20.0)



本日の注目イベント


  • 日   白川・日銀総裁記者会見
  • 欧   5月ユーロ圏消費者信頼感
  • 独   4月独生産者物価指数
  • 加   4月カナダ消費者物価指数
  • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演





NYでは経済指標に左右された相場となりました。

ドル円は欧州タイムから82円台手前でもみ合いが続いていましたが、

昨晩の21時30分に発表された好結果の新規失業保険申請件数で、

米景気回復期待からドル買いを誘い一気に82円台を示現しました。

しかし、23時発表の経済指標は市場予想を下回り

一日かけた上昇分を相殺した展開となりました。

特にフィラデルフィア連銀製造業指数の結果が予想から大きく下回ったことが

米景気回復鈍化を表しているように思えます。

少なからず東日本大震災の影響が米経済にも出ているのではないでしょうか。

昨晩の値動きにより、米経済次第でドル円相場の行方が概ね見えてきてしまうということを

実感できた思われます。



米景気の回復期待をしていますが、

現状の米金融政策に対して昨日にフィッシャー・ダラス連銀総裁が

「現在の金融政策に満足していない」「金融当局は『少しやり過ぎた感がある』」などと

発言をしており、一方、ほぼ同じ時間帯にエバンス・シカゴ連銀総裁は

「景気の緩やかな進展、金融緩和策を正当化」「米金融当局は政策変更する段階にはない」

との発言をしていることからFOMCにおいて足並みが揃っていないと思われますので、

FOMCの政策では早い段階でのドル高はまだ難しいと読みとることができそうです。



ドル円は82円台に乗せましたが、やはり上値は重いようです。

上記の経済指標や要人発言も理由の一つですが、

テクニカルから見ましても上値の重さが分かります。

「4時間足」の200日移動平均線または、

「8時間足」の100、200日移動平均線が82円前半に確認できます。

さらに、「日足」では100日移動平均線でピッタリで止められています。

本日は米経済指標の発表がありませんので材料難の中、テクニカルを意識した動きや

ユーロの動きに左右されたり、株式相場、債券相場、商品相場の影響受けながら

上値を探る展開と予想します。



ユーロはギリシャの問題を解決できるかという点と、

金利を上げるかという点が注目されております。

昨日にグゲレルECB理事が講演での

「物価安定は金融の安定性のために必要」と発言おり、

物価を安定させる為に、利上げを示唆していると考えられます。

もちろん、利上げする、利上げ観測を強まる場合はユーロ高につながります。

ギリシャを始めとするユーロ圏の財政問題が解決されなくとも、

利上げ観測の方が注目されてしまえば一時的とはいえ、

ユーロ買いが優勢となってしまいます。

まさに先々週までのユーロ高は利上げに注目されていたと考えられます。

そして、昨日にはトリシェECB総裁が

ギリシャの債務再編懸念を払拭させるような発言を一部報道されており、

こちらもユーロ高を誘う内容と受け止められます。

財政問題はそう簡単に解決できないことは日本を見れば分かると思いますが、

何らかの問題抱えていたとしても、別の材料があれば相場は動いてしまうものです。



テクニカルでは1.44台まで買い戻しの余地がありそうですが、

ドル同様、上値は重たく、先週のように下落する可能性を十分あります。

下値としては1.42台半ばから前半にかけてと見ています。

1.41台に入ると下落が加速すると思われますので油断大敵です。

どの通貨に関しても難しい相場が続いてますので、

ポジション管理には改めて注意が必要です。



良い週末を・・・。





スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/814-05da9fca

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。