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ユーロ円一気に105円台へ。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ユーロドルが約6ヵ月ぶりの安値を記録。ギリシャのデフォルトの

    可能性が高まり、ドイツが国内の銀行を支援する準備をしているとの

    噂もあり、ユーロドルは2月以来の1.36台まで下落。

  • ドル高が進んだことでドル円も77円台まで円安が進んだが下落幅は

    限定的。そのためユーロ円は2001年1月以来の水準まで下落。

  • その他主要通貨も対ドルでは下落し、豪ドルは1.04台と2週間ぶりの

    安値を付ける。

  • シュタルクECB(ドイツ出身)専務理事が任期半ばで辞任をしたことも

    ユーロ下落に拍車をかける。

  • 株式市場は大幅に下落。欧州の債務問題が依然として収束を見せないこと

    などから「リスク回避」の流れが一段と加速。ダウは303ドル安と、再び

    1万1千ドルの大台を割り込む。

  • 債券相場は続伸。10年債利回りは低下し1.92%に。

  • 金相場は小幅に続伸。原油は大幅に続落。





本日の注目イベント


  • 豪   豪7月貿易収支

  • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨(8/4日分)

  • 米   フィッシャー・ダラス連銀総裁講演

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演


    通貨ユーロが急落しています。

    この通貨の特徴はいったん下げ始めるとかなりの値幅をともなって下落する

    傾向があります。

    ユーロ圏の景気の先行きに悲観的な見方が高まってきたことに加え、ギリシ

    ャのデフォルトリスクも高まってきたとの観測が株式市場に不安を抱かせ、ユ

    ーロ下落に拍車をかけています。

    ブルームバーグニュースによれば、ドイツのメルケル政権は、ギリシャがデフ

    ォルトに陥った場合に備え、ドイツの銀行を支援する計画を準備中だと、伝

    えております。

    連立政権の当局者3人が明らかにしたということが報道の根拠になっていま

    すが、これに対してギリシャのベニゼロス財務相は「ギリシャに関するこうした

    憶測がもちあがったのは今回が初めてではなく、これは悪趣味なゲームだ」

    と一蹴しています。



    ECBのシュタルク専務理事が辞任したこともユーロ売りに繋がっています。

    ECB内での政策の対立が原因だという見方もあり、ドイツ連邦銀行のウェー

    バー総裁が辞任したのと同じ理由からだとの説もある様です。

    シュタルク専務理事は政策金利引き上げの立場を貫き「タカ派」の一人と言

    われています。同氏が辞任したことで、ECBは緩和政策に傾くのではないか

    ということで、市場はユ-ロ売りで反応しています。



    このようにギリシャのデフォルトの可能性が高まったことで、同国の国債を大

    量に保有するフランスやドイツの金融機関の株価が下げ止まりません。

    ロンドン市場を中心に余剰のドル資金貸し借りしているユ-ロドルの金利が

    急騰しており、一部の銀行ではドル資金の調達に困難をきたしているとの情

    報もあるようです。

    このままではいずれ信用不安に繋がる可能性があるかもしれません、



    ユーロは対ドルは今年2月依頼の安値を記録していますが、それ以上に下

    落しているのが対円です。

    ユーロ円は2001年7月以来の安値で、「月足」を含む全てのチャートで下

    落を示しています。

    ユーロ創設以来の安値は88円台ですが、今後ギリシャのデフォルトが現実

    的になり、それがポルトガルやスペインへの信用不安に繋がるようだと100円

    に向かって突き進むように思えます。

    週明けのオセアニア市場では一時105円台を割り込む場面もありました。


    ユーロドルを中心に市場ではドル高が進んでいることで、ドル円もやや売られ

    易い地合いが続いきそうです。

    注目の「G7」では、安住新財務相が日本の立場を説明し、円高について「投

    機的な動きに対しては断固たる措置を取りたい」との立場を表明した様です。

    同財務相は「私どもの為替の認識というのは理解を得られたのではないかと思

    っている」との見方を示しています。

    しかし、欧米ともに景気の減速感が強まっている中「自国通貨安」が景気にとっ

    てプラスに働くことから、「市場に任すべきだ」という基本的なスタンスを変える

    可能性は少なく、仮に介入に踏み切った場合には不快感を表すことになりそ

    うです。

    ドル円は先週後半からは収支77円台で推移しており、76円台が若干底堅く

    なりつつあります。

    この水準での市場介入はないと思いますが、気になるのは株価の行方です。

    日経平均が8000円あたりまで下げるようだと、景気に影響を与えそうで、その

    時点で76円台前半まで円高が進むようなら介入の可能性も一気に高まって

    きそうです。
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